晴れ
師匠の畑から出荷が再会された。春先の野菜の無い時期がようやく終わった。
師匠はある消費者団体に買い支えられている。いわゆる”提携”というやつだ。出荷量を見ていると、1家族では到底食べきれない量の野菜を買い続けている。安全な食べ物を手に入れるため農家を経済的に支えている活動とも言える。この団体は35年以上も活動を続けている。志が高い。
こういう安全な野菜を手に入れるための提携団体は全国に点在している。福島県にもある。当然のことだが福島県内で作られた有機野菜を買っている。事故後も食べている。でも、ちょっと待ってくれ。その野菜は有機野菜だとしてももう安全じゃない。
福島の農家を支えるための物産展が有名百貨店などで行われているが、僕は大間違いだと思う。人道的には美しいかも知れないが福島の野菜は危険だと思う。
福島の原発から北北西に40kmの範囲には300万Bq/㎡を超える汚染地域が広がっている。チェルノブイリの事故の最高汚染数値が380万Bq/㎡だったことで比較すると恐ろしい数値だ。農産物どころか住んでもよくない。
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