朝はしっかり起きて、備前長船の日本刀博物館に行く。
もともと俺は日本刀フリークで持ってるし、研いでたし、それを商売してたし、大好きなんだけど、その時代があまりにも暗黒すぎて、ここは備前だから近所に刀剣博物館があるのは分かってるんやけど、刀を見に行こうなんて気になれなかった。が、親友が来てるんやから、その機会に乗っていってみた。
刀はいい。握りたくなる。内側からこみ上げてくるものがある。靖国博物館で見た刀達に心を躍らされたあの頃を少しだけ思い出した。
そんな封印していた引き出しを開けてくれた後、俺の親友のオトコマエは、大阪に帰っていった。そして数日後彼はカンボジアに旅立つ。この年になって初めてとも言える一人旅をするのだ。宇宙の中心に向かって。
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