2011年4月21日木曜日

マグネシウム発電

晴れ

日本の電力の30%は原子力発電に頼っている。その部分を太陽光発電に切り替えるにはかなりの面積が必要になる。例えばこの津波で被害にあった地域一帯に太陽光モジュールを敷き詰めても足りない。
もちろん太陽光発電はクリーンエネルギーの中では経済効果という意味でも存在感があるので、つまり企業が利益を得ることのできる対象なので、主力の代替エネルギーであることに変わりは無い。

そこで有効なエネルギーとして候補に挙がるのがマグネシウムだ。
マグネシウムは酸化力が非常に強いので自然界では酸化マグネシウムとして多く存在する。その酸化マグネシウムを還元しマグネシウムとして取り出せば熱源になり、現状の火力発電所に化石燃料の変わりに投入することができる。
還元に使うエネルギーは太陽光だ。太陽光励起レーザーを使う。簡単に言えば巨大なレンズで太陽光を集光し還元エネルギーとして使う。つまり、太陽のエネルギーをマグネシウムの中に閉じ込めることができるということだ。
これなら廃棄物、二酸化炭素を一切出さない、完全なクリーンエネルギーと言える。

この話は前の仕事の元上司のYさんから聞いた。
もう少し勉強しようと思う。これを孫さんに提案しないと。

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