晴れ
ここに引っ越してからギターを弾く時間が増えた。何時に弾いても近所に迷惑がかからないからだ。
僕とギターの付き合いは長い。ギターを弾き始めたのは高校1年の時だ。そのときは家にあった母親のクラシックギターを弾いていた。当時、平凡とか明星とか言う雑誌があってその付録に歌本というのがついていた。そこには流行の歌の歌詞が書いてありそこに、EとかBmとか書いてあった。それがギターコードと知ってギターが身近な物になった。バイトを始めてヤマハのフォークギターとFernandesのエレキギターを買った。そこからその頃好きだった長渕剛の曲を全曲弾けるようになるまでそんなに時間はかからなかった。バンドを始めたのが高校2年だった。すぐに自分で曲も書くようになった。大学1年の頃には自分で書いた曲でライブもするようになった。が、忙しくなったところでバンドは解散した。
そこから25歳くらいまではほとんど部屋でしかギターを弾かなかった。
25歳から30歳くらいまでは金が無くてギターの弦さえ買えなかった。気がつけば何本かあったギターも最初に買ったエレキギター1本だけになっていた。もうギターへの執着も無くなっていた。
37歳の頃、やはりもう一度やろうと思って、Fender USAの74'モデル・ストラトキャスター・サンバーストラッカー塗装を買った。これは大好きなJohn Fruscianteと同じモデルでずっと欲しかったギターだ。良いものの分かる男タケちゃんに付き合ってもらって心斎橋の三木楽器で買った。タケちゃんが言うには、その日家から店までの信号は全部青だったそうだ。
その後タケちゃんはドラムを初め、ギャンと出会い、3人でやり始めた。タケちゃんはイメージを表現するのがうまい。だから初めからドラムもうまい。ギャンは一人でバンドができるほど器用な奴でセッションの音ネタ提供役だ。この最高の2人とスタジオに入るのが幸せだった。
そのメンツと出会ったのが僕が30代の週末のほとんどを過ごしたMogamogaだ。このバーについては又話すが、とにかく自由なバーだった。そのマスターとも仲良くなった。
その3人がもうすぐ遊びに来てくれる。
うれしい。
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