2012年11月20日火曜日

Nさんのハウス

普及所のSさんに付き添ってもらって、Nさんのハウスを見に行く。Nさんは唯一土耕で中玉トマトを作っている人だ。
見せてもらったハウスは1反。15年ほど前に新規就農者が建てて2年ほど栽培して捨てて出て行った所を使っているそうだ。3棟連棟で1棟は間口9M、そこに4畝づつ、合計12畝。2条植えで、条間60cm、株間80cm、2本仕立て。接ぎ木。誘引は横に張った紐ごと下にずらしていくやり方。畝下には、萱、葦を乾燥させたもの。夏は太陽熱消毒をし、その後堆肥を入れ畝を建てて9月上旬に定植する。水は畑冠。点滴でなく冠水チューブを使う。液肥も使う。受粉は蜂。予防は定植後2か月半の間に2回だけ。予防の内容は粘着くん液。他、粘着シート、ラノーテープを使う。入り口、肩喚起口には細かいネット。日当たりが良いので11月20日以前に暖房を焚いたことがない。2月の寒い日は夜中に100Lの重油がなくなる。樹勢は強めのため節間が短い。樹勢が強いといハカビが出にくいそうだ。1房には10個くらい。出荷はJA。反収は9トン。
トマトの味。うちより少し甘く、他のうまみが多い。

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