塩ビパイプ特別なものが欲しくて岡山の問屋に行った。まずいことにここはお世話になる資材屋の仕入先だ。ここで直接買うことは商売のタブーを犯すことになる。悪いのは俺の方だ。
しかしだ。資材屋の若旦那に電話でそこに来ていることを話したら、あんたはウチから買う気はないのか、という。もっともな言い分だが、それを言ったら商売にはならない。そもそもこちらからここに来ている事を言ってるんだから隠し立てしようとはしていない。ただ急いでいたのだ。その辺の事情を説明するとここで現金で買うより資材屋経由の方が安くなるという。そのあたりの話し方も、まさかの高慢極まりない話し方だ。
言うんならこうだ。
わざわざそんなところまで行ってもらって済みませんでした。その商品ならほとんどが弊社の倉庫にもありますし、なければ数日で取り寄せます。またそちらで現金でお買いになると割高になります。弊社から買っていただいた方がお安くなります。つきましては必要分をお持ち帰りくださって伝票は弊社につけていただきましたらそのように処理させていただきます。
だ。
収まるところが同じなんだからこう話した方が人は喜ぶ。これが商売というもんではなかろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿