2010年7月31日土曜日

ディスクグラインダー

曇り。
一人で先生の畑の留守番をした。一日農場主は気持ちいい。自分で栽培した体で収穫できるのがいい。先生みたいなうまい野菜ができればいい。

作った発芽床で発芽してるんだけど、今回もやばい。徒長気味。温度は40度くらいあるので換気を良くする。どうすればいいかな。

僕の畑の小豆は鳥にやややられてる。嫌な感じ。
訳ありで失敬したハウスの鉄柱を使って畑へのアプローチを広げる事に着手する。
先生のディスクグラインダーを焼きつかせてしまったので作業終了。交換品を買いに行く。

2010年7月30日金曜日

自宅発芽床

曇り。
先生が週末広島に帰るのでお留守番をする。

自分の畑では、干しねぎを植えて、大根の種をまいた。
種って水をやらなくても発芽するような気がしてきて、今日の大根には水をやらない事にした。小豆は雨だけで発芽した。
昼休みに自宅に発芽床を作った。ブロッコリ、芽キャベツ、バジルの種を仕込んだポットを入れた。これで徒長しない健康な苗ができたらいいな。

2010年7月29日木曜日

ポストロック?

雨のち曇り。
久しぶりに雨が降った。それに理由をつけて今日は農業はしない。
8時半にガラマンから電話があり、今日バンドの練習をしよう、という。即OK。起きて、朝ごはん食べて11時。だらだらしてる。いい感じ。
福知山にあるというタキイに干しねぎを買いに行く。しっかりした干しねぎがあったよ。120本買った。2500円也。
一度家に戻ってギターを持って練習に出かける。
春日に手作りライブハウスがあってそこが今日の練習場。アンプの音は割れ気味だ。ジャンベ、ドラム、ギターで集まるが、ベースが足りない。僕はロックなファンクがしたい。
ガラマンがライブハウスのオーナーに話をつけてくれてベーシストが来るという。
来た。ポストロックが好きらしい。何だそれ。
無理やりファンクをしてもらって気分よく4時間の練習が終わる。

ポストロックを調べると、たけちゃんから聞いていたモグワイがそのジャンルらしい。恐るべしたけちゃん。これ進化してノイズになるのね。

2010年7月28日水曜日

発芽床

曇り→ちょっとだけ雨

昨日の小豆の発芽に気分を良くしたまま畑に行く。何もしないでぼんやりする。

先生の発芽用のハウスを用意した。強い日差しを避けるために黒色の細かい網で蚊帳のような空間を作る。床は籾殻が敷かれている。そうしないと徒長した苗ができてしまうそうだ。実際僕の苗はそうなった。
肥料用ぼかしの作り方を習った。

2010年7月27日火曜日

小豆発芽

晴れ。
雨が降らないので、ミックスエンドウと丸ズッキーニの苗が8割ほど枯れた。もともともやしっぽい徒長した苗だったので弱かったんだろう。
でもどうすれば徒長しないかな?

種屋に聞いてみる。
すると、水は必要最低限やる、温度は上げすぎないように、だそうだ。
早速、バジル、芽キャベツ、ブロッコリーの苗作りをやり直してみる。温度が上がり過ぎないようにできるだけ大きなポットを使う。植えつけた後は新聞を掛けて乾燥しないようにする。
畑に戻ると、小豆の芽が出ていて、うれしかった。
気をよくして、もう2畝小豆をふやした。他、ニンジンとねぎの種を撒いた。

農業と音楽は相性がいい。久しぶりにEnyaを聞いた。バイオダイナミックスがしたくなった。

2010年7月26日月曜日

畝完成

晴れ。
自分の畑の畝を完成させた。全部レーキでするのは嫌だったけど、出来上がるといいもんだ。
先生のところではいつもの感じ。
九条ねぎの苗を植えた。苗といっても十分食べることができる細ねぎくらいはある。去年の秋から種から育てた苗を鍋に入れる十分太いとろみのあるねぎにこれから育てるという。考えるだけでうまそうだ。

2010年7月25日日曜日

防鳥ネット

晴れ。
妻は早朝からブルーベリーの収穫を手伝いに行っている。

僕は普段どおりの時間に畑に行って昨日中途半端になっていた豆のネットを仕上げる。小豆が発芽したときのための防鳥ネットも張った。
で、気になっていた畝立てをやり直す。
やっぱりダメだ。馬力がなく、石だらけなので機材がうまく土に入らないので畝にならない。
今日もレーキで畝たてをする。
こんなこと現代農業でしている人いないと思う。今日は5畝できた。そろそろねぎを行こう。

2010年7月24日土曜日

苗植え

晴れ。
昨日の夕方ひどい雨だったそうで、2日間水をやらなかったので助かった。
畑に向かうと、芋は根が張ったようで生き生きしている。小豆の芽はまだ出ていない。
丸ズッキーニと3色三度豆の苗を植える。
昼に太田さんの畑に行く。
トマトを6種類栽培していて収穫してあったのを食べさせてもらった。そこそこうまい。でも売らないらしい。袋詰めがめんどくさいからだと。ではこのトマトどうするかというと、人にあげるそうだ。この人変わってる。
冬に小麦、夏に大豆をするのがこの人のスタイルらしい。
畑に帰って、三度豆の蔓が巻きつくネットを張った。どんどん畑らしくなる。近所のおっちゃんが来て話す。
おっちゃん曰く、種の時に水をやると育っても水をよく欲しがるそうだ。
18時に”はっぱや”の社長のK古さんと待ち合わせをして、先生の農場を先生の代わりに案内する。彼はこの地域から神戸市北区にある”はっぱや”まで定期便を出す打ち合わせに来た。うまくいけばいいな。

2010年7月23日金曜日

レンタル農業

晴れ。
二日酔いのせいで目覚めは悪いが、泊まったホテルヒラリーズの居心地は良かった。日本橋の真ん中で立地がいい。

今日は兵有研の販売研修で八百屋カフェに行く。また不毛なバイトをするのかと思うと気が重い。
八百屋カフェにマネージャーとして入ったM岡さんは、前にも書いたけど、ナイスガイで仕事もできる。この八百屋カフェを立ち直らせることが彼のミッションのようだ。人当たりがよく、彼と話しているだけで従業員にとっては接客のお手本になると思う。そのときに僕らみたいな研修生を抱えて大変だと思う。
M岡さんは僕がこの販売研修には色々意見があると聞いているようで、色々気を使ってくれた。何をしたかというと、店の存在を知ってもらうためのチラシを近所にポスティングし、喫茶店で話を聞いてもらい、店に帰って野菜のポップを書いて、珍しく接客をして(できるんだけどしたくない)、まかないを食べて、終了。
でもなんだか今日はスタッフがにこやかだった。晴れのせいか、指導が入ったからか。できるんだったら初めからして欲しいな。

その後、西宮市農業委員会に行く。
ここの担当は農業関係の公の期間には非常に珍しく、親切だ。いや一般企業ではあのレベルは普通だ。でも感動した。
西宮市で農業をしている地域は、鷲林寺、船坂、塩瀬だという。耕作放棄地も2.5haもあるというので紹介してもらう。
まずは鷲林寺に向かう。最近流行の貸し農園のMファームを訪ね、そこの管理人のH方さんと、オーナーのT田さんに色々情報をもらう。T田さんは底力がありそうな頑丈なおっちゃんでいい顔つきをしている。鷲林寺の農地は借りるのが高く、60,000円/月・反だそうだ。そういうわけで船坂を訪ねる。が、船坂はなんだか暗い。落ち武者の村って感じがする。ここはないな。
宝塚経由で帰る。
疲れた。

2010年7月22日木曜日

神戸→大阪→モヒカン

晴れ。
今日明日は神戸・大阪で過ごす。忙しい。
まず病院巡り。9時30分に三宮のクリニックに行って、13時30分に妻を大阪赤十字病院に送る。その後、髪を切ってもらう。モヒカン完成。髪を切ってくれるM場さんはウデがいい。2年前くらいからお願いしているがいつも仕上がりに文句が無い。千葉にいた時も、丹波にいる今もお願いしている。穏やかなサーファーで話が面白い。四万十市に住んでいる後輩の農家さんの話を聞いた。カレーの具、スパイス全部を有機で栽培しているそうだ。有機農業の中でも何かに賭けている人は必ず生きていけると思う。
その後17時15分からバンド練習。たけちゃんと二人の予定だったが、ギャンが来れるという。良かった。ギャンは来月広島に帰る。気の合うベーシストにやっと会えたのに残念。ギャンはギターも旨い。
その後、ノブさんと合流して、すしを食って、飲んで、泥酔する。
ノブさんはスーダンに中古重機の輸出を始めたそうだ。うまく軌道に乗ることを期待する。
大阪楽しかった。

2010年7月21日水曜日

ことり農園スタート

晴れ。
明日から2日間丹波を離れるので、今日中に今ある苗を植え、種を撒いておきたいので妻と早起きして畑に向かう。
昨日、セルカ40kgとエコマグ15kgは入れてある。

妻の体育会系というか生真面目というか、貴重ながんばりのおかげでAMに手作業で10畝が完成する。
PMにはマルチを張り苗を植え、種をまく。
・ サツマイモ 30株
・ ツルムラサキ 2株
・ キュウリ 4株
・ ピーマン 4株
・ なす 4株
・ 小豆 20m 2畝
これだけでも8時半までかかった。
農家らしくなった。

2010年7月20日火曜日

手作り高畝

晴れ。
待ちに待った畝たてができる。そうこうしている内に果菜類の機会を失いサツマイモも大豆までで間に合わなくなった。誰もそんなこと教えてくれない。種屋に行くとそれらがなくなっててようやく気づく。

有機農業を志すにもかかわらず農協に今日種まくなら何が良いかを聞きに行く。
結構親切に教えてくれて小豆とそれに必要な肥料を買った。
・ 小豆の種 600g(/3畝)
・ セルカ(有機石灰) 20kg 3袋
・ エコマグ(マグネシウム) 15kg 1袋

先生に借りたトラクターを午前中に畑に運んで、平鋤きを2回する。それから畝立てのアタッチメントをつけてやってみるのだけど、うまくいかない。理由は、畑に石が多いから、トラクターの馬力が小さいからで、深くツメが入らない。
ツメの回転速度、高さ、進む速さなど色々やってみたけど、この条件じゃ無理みたいなので、できるところまでトラクターでやって、後はやりたくないけど手ですることにする。

そこに妻が駆けつけてくれて、かなりいい仕事をしてくれた。
彼女は何でもやり遂げるまでやめない根気がある。

日没後まで8時半ごろまでやってやっと2畝完成。明日に続く。

2010年7月19日月曜日

暑い

晴れ、完全に夏日。暑い。

昨日からKカズさんが遊びに来ている。おしゃれなのでシャレカズさんと呼ぶことにする。
シャレカズさんは、妻の友達で、見た目も中身もナチュラル系でかわいい、流行のロハス系とはちょっと違う。呉服屋に勤めていて和服が良く似合う。茶道もしている面白い世界観の人。話も面白い。特に茶道やってるってとこに人間味を感じる。

AM、鶏舎の裏の草を刈る。最近刈り終わった草がバラバラにならないようにできるようになった。暑い。
バイパスの畑で、なすの収穫。

昼休みに帰ると、シャレカズさんと妻ががノホホンとしている。いいね。

”はっぱや”のK古さんから電話があって急ぎでキュウリが欲しいと言う。
先生に相談してキュウリ200本となすび20kg確保。

PM、電子前の畑でインゲン、ニンジンの収穫。道の畑でオクラ収穫。白テントの畑でオクラ、万願寺収穫。森の畑でミニトマト収穫。暑い。

その間、妻とシャレカズさんは、縁側でスパークリングワインを飲んでいたという。いいな。

2010年7月18日日曜日

リレーミッション

晴れ。

完璧な二日酔いでつらい。
全員で昼寝を繰り返す。

今日のミッションは
・ たけちゃんを大阪に送り届ける
・ 大阪狭山市に軽トラを届ける
・ 三宮にKカズさんを迎えに行く

3時に家を出て連休の為途中結構渋滞。へとへとで18時にたけちゃん宅到着。
大阪狭山市の睦の実家に軽トラを届ける。ご両親に挨拶して車を置いてくる。いつもすごく歓迎される。この時点で8時半。
K員さんとの約束に間に合わないため、8時半に大阪駅に到着してもらうのだけど、それにも遅れ、9時に大阪駅に到着。

おしゃれな差し入れを持って連休の最終日にKカズさんが一泊で遊びに来てくれる。

2010年7月17日土曜日

BBQ web.com

たけちゃんが来てくれたのでうれしすぎて、昨夜飲み過ぎた。頭痛いけどBBQする。
先生の家に野菜をもらいに行くと、次男のGちゃんが留守番をしていたのでBBQに誘う。
たけちゃんが見つけたこの↓You Tubeにしたがって進めていく。
http://www.youtube.com/watch?v=zgtdExeuMZQ&playnext_from=TL&videos=hUQ6QuX7lHQ

うまい!
先生が市島に帰ってきてGちゃんを迎えに来たので少し合流してもらう。

2010年7月16日金曜日

はっぱや

晴れ。梅雨明けしたみたい。

9時に先生のところにキュウリ100本を取りに行って、神戸市北区の”はっぱや”という直売所に届ける。
このお店は、実家が神戸市北区の農家兼農機具やさんの兄弟が始めた直売所で今のお店は同じく神戸市北区にある。100坪ほどの敷地に農産物や加工品が並んでいる。社長のK古さんは都会でも田舎でも親しまれるいい感じの青年だった。
13時に健康診断の為元町に行く。てきぱきと終了した。
そのあと高架下で中古のアコギを物色して結局買わなかった。ネックが細くてボディーが大きくて1万円以下で欲しいんだけど、なかなか無いね。
21時に懐かしのウツボ公演にたけちゃんを迎えに行く。12時に帰宅。たけちゃんは今日から2泊する。

2010年7月15日木曜日

中古農機具フェア

AM、鶏舎の世話。白テントの畑の電柵に山から木が落ちてきて柵が倒れているので修復する。
PM、西脇の中古農機具フェアに、O田さん、H君と行く。
20馬力、40万円くらいで探したいと思っている。
その範囲のものが見つかったけど、型が古すぎて交換パーツが手に入りにくいため修理が必要なときに困るからやめといたほうがいいと言われる。
クボタ、ヤンマーは修理してもらえる販売代理店が多いけど、ヰセキ、三菱はそうではないそうだ。
僕がいいなと思ったのはヰセキの40馬力の59万円のそこそこ新しい青いトラクター。安い買い物ではないのでじっくり考えよう。

2010年7月14日水曜日

ほしねぎ

朝から豪雨。
AM、鶏舎の世話。先生はとうもろこしの収穫。
道の畑でズッキーニ、キュウリ、オクラの収穫。雨の勢いがひどく、気持ちいい。バイパスの畑でなすの収穫。森の畑でオクラ、万願寺収穫。
昼休み市島自動車に軽トラを見に行くと少し古いが58000km、4WDで間違いなくいい車だったので即決、15万円。
昼に先生にもらった収穫したてのとうもろこしを茹でる。美味い。ペルーで食べたとうもろこしの味を思い出した。美味い。

PM、電子前でニンジン収穫。
先生宅に戻ってニンジン洗う。キャベツの発芽用土をポットに仕込む。

帰りに昨日植えたトマトを見る。
成長点だけの部分は生きてる、ひょろ長い根の無いのは無理そう、茎の中央部分も無理そう、根だけのヤツは分からん。

コメリに寄って干しねぎを買った。すき焼きに入れるねぎの苗なのだが、ねぎを根っこごと干している。死んでない。こいつらが九条ねぎになるらしい。

2010年7月13日火曜日

意見交換会?

朝から豪雨。
AMは借りてる畑の奥の方にマルチを張ったまま手付かずの畝があるのでそこに先生がくれる苗を植える。
先生のハウスに行くと、トマトの苗がたくさんあるにはあるが、伸びすぎてて、茎が2M以上にひょろりと長いので、ハウス外に持ち出し、車に乗せハウス外に運び出している間にだいぶ傷めてしまう。

トマトは生命力が強い。
茎には産毛が生えていて、水分を求めて産毛が根になる機能がある。
それがどんなものか試したいので、もらった苗の中で状態のいい、根だけ、茎だけ、先端だけに分けて、それを植えた。ちゃんと根が出るかなあ。

PMは兵有研の研修生意見交換会に三宮まで行く。
兵有研の経営する八百屋カフェで研修生の販売研修が行われている。その八百屋カフェでは新規就農者がカフェの新人バイトとして扱われていて、生産者研修を受けている自分達はかなり下に見られているようだ。
接客をして野菜を売るところから売れる野菜について学べと言う。分からんでもないが・・・。
こっちは学生時代から色々飲食店でバイトを経験しバイトチーフになり、社会人になって生活をかけて接客業、営業、エンジニア、経営者を経験している。そこを、もう一度バイトをやってみろと言われている。どの農家がどんな野菜を出荷して、どの野菜がお客さんに売れているかは店頭で触れることのできる貴重なデータだけれど、それさえ集計表を見せてもらえば自分のデータとすることができるのでわざわざ店に立って何時間もかけてすることでもない。

中には”顔の見える関係を作りたいので販売研修はいい勉強になります”と言う人もいる。では、圧倒的に多く存在する顔の見えない人たちはどうすれば安全でおいしい野菜を手に入れることができるか?
僕は流通に卸ができるような効率の良い農家になりたい。ハウスで栽培し、ロスなく収穫し、ハウス内で梱包し、出荷することのできる農家になりたい。
例えば有機のニンジンを作っているとして、一本一本手間隙かけてしゃべってしゃべって自分の顔を覚えてもらった上で食べてもらうよりも、1000本を不特定多数の人に食べてもらいたい。顔の見えない人達にも安全でおいしい野菜を食べてもらうことが自分の仕事だと思っている。
つまり、方向性の違う研修生みんなに同じプログラムを当てはめようとしていることを非効率だと思う。自分の伸ばしたいところを伸ばせるプログラムを個人個人が考え実行するべきだと思う。

2010年7月12日月曜日

畝拝借

朝から豪雨。
AM、鶏舎に行く前に自分の畑を見ると豪雨にも負けず、明渠、暗渠が完璧に機能していて水たまりはほとんどなかった。
鶏舎についたら豪雨が嘘のようにやんだ。
鶏たちも暑いようで水の減り、汚れが早い。
その後、電子前の畑でニンジン、三度豆収穫。
PM、バイパスの畑でなすの誘引、石灰追肥。電子前の畑のスナップエンドウを片付ける。
研修終わってから自分の畑で草取りをする。I上さんが使っている奥のほうに前からマルチを掛けっぱなしの50Mほどの畝が放置されている。聞いたら使っていいと。サンキュウ。

2010年7月11日日曜日

暗渠完成

畝たてを予定していた今日、朝から雨。今日もお預けをくらう。
仕方ないね。
先生に相談すると、今日は暗渠を仕上げたらどうかと。そうしよう。

昼前から初めて日没前までかかって暗渠完成。
こないだ掘った明渠の土を畑の凹んでいるところに移動させて、その土の中にある石で塩ビパイプを埋めて。
完成=感動

ヤムサイのタロちゃんから連絡があって、はっぱやという神戸市北区の直売所をしているK古さんを紹介してもらう。
ヤムサイはこちら↓
http://www.yamsai.net/

2010年7月10日土曜日

光合成

今日も小祝さんの講演。今日の主催は丹波市有機農業研究会(丹有研)。
こういう何有研というのは規模は色々でもそこらじゅうにある。
Anyway.

新規就農者の圃場を回って小祝さんの講習を受ける。話が超論理的で面白い。基本が分かれば何も難しいことじゃない。
2H2O + CO2 + 太陽エネルギー → CH2O + H2O + O2
これが光合成って分かる人ならついてける話。

色々質問できて、明確に答えてもらって、植物について整理できた。
ほんと面白かった。

めんどくさいけど肥料の共同購入をとりまとめることになった。

2010年7月9日金曜日

ジャガイモ収穫

AM、奥さんと鶏舎の世話。水をやるのに手間がかかる。餌を調合する。
毎週金曜日はH上牛乳から賞味期限切れの乳製品が届く。それらは乳酸菌発酵槽に入れる。賞味期限が切れているといっても飲食しても全く問題ないものもあるので、毎週たくさんもらって帰る。かなり高級乳製品なので美味い。買えば500mlで580円する飲むヨーグルトまである。
これらの乳製品は鶏の餌に混ぜて発酵飼料になったり、畑に追肥としてまく。たんぱく質の補給と善玉菌の補給になるから追肥としてまくのはいいみたい。
それから鶏舎裏の畑のトマト収穫。
国道の畑のオランダ豆の畝マルチはがし、ジャガイモ収穫。
PM、ジャガイモ収穫。バイパスの畑、茄子脇芽かき。

2010年7月8日木曜日

Dr.Koiwai

今日は兵有研主催のジャパンバイオファームの小祝さんのトマトの講習会に出席する。会場は三田市のJA広野。

やっぱりこの人の話面白い。ジャパンバイオファーム(JBF)は有機肥料を販売している会社で、小祝さんは過去にオーストラリアで有機農業を研究していて今はJBFの代表取締役、施肥設計の専門家だ。
方法は、土壌分析の上、必要な施肥をしていく。単純なようだが、そこには、土の性質、温度、気温、換気など他の要素が影響してくる。

今日の話のミソは
・ 天候が悪く光合成できなくて糖度が上がらないときは酢を与える
・ 微少ミネラルを十分に施肥し、窒素をゆっくり効かせて、たっぷりの葉緑素でたっぷり炭水化物を作り、細胞壁を頑丈にすること
これに尽きると思う。

~ 徳谷トマト(塩トマト)がなぜうまいか ~
濃度の高いほうに水分は移動するので、土に塩気が多いと、根への水の吸収が遅い。つまり窒素もゆっくり吸い上げられる。
そこにミネラルがたっぷり施肥されていると炭水化物がたっぷり、つまり糖がたっぷりの実ができる。

小祝さん何でも答えてくれる。

2010年7月7日水曜日

コンパニオンプランツ

朝、畑に昨日の排水溝の成果を見に行って感動した。雨の後にもかかわらず水がちゃんとはけている。やった。

AM、鶏舎の世話。後に先生が合流。
電子前畑で三度豆の収穫。
昼休みに家賃補助の書類を提出する。
PM、電子前畑でにんじんの収穫、白テント畑で万願寺の剪定、バイパス畑でなすの剪定。雨が多いのでにんじんに割れが多い。

先生にコンパニオンプランツの本を借りた。
コンパニオンプランツとは、複数の植物を組み合わせて植え、お互いの性質の違いによって病気や害虫の発生を防いだり生育を促したりすることです。例はにんじんと枝豆で害虫を防ぐなど。

2日前にポットに植え付けをした種が発芽してる。
写真はインゲン豆。

2010年7月6日火曜日

水はけの悪い畑

昨日の夜の雨にがっかりしたけど、やっぱり今日は畑の排水溝をユンボで掘ることにする。
排水溝は明渠(メイキョ)や暗渠(アンキョ)と呼ばれます。前者がいわゆる溝、後者が地中に埋められた土管のことです。
作物を育てるために必要な土の条件は、水はけが良いこと、微生物がたくさんすんでいること、窒素・燐酸・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄など必要栄養素が多く含まれること、があげられます。特に市島町の畑はもともと田んぼだったところが多いので”水はけ”が良くないことが多いです。僕が借りる畑も水はけが悪く、作付けをする前にこのこの点を改善します。

ユンボを先生の倉庫から畑まで輸送する方法は”乗っていく”しかないのですが、1kmほどの距離を1時間かかりました。歩くよりぜんぜん遅い。

畑は川に面しているので、川に垂直に溝を掘ってそこに水を逃がすようにする。
水を導くために勾配をつけるのが難しい。
まずユンボで深さ・幅共70cmくらいの溝を掘る。まっすぐ掘るのが精一杯だった。後で鍬で勾配の修正をすればいいと思っていたら、その作業が大変だった。
この畑は少し掘るとすぐにこぶし大の石が出てくるので鍬がぜんぜん入らない。
ユンボの作業は2時間ほどだったが、手堀りの作業は4時間くらい掛かった。
途中大雨に打たれながら作業は日没後までかかり、畑に溜まった水の先頭が川に流れ出たときは感動した。やり遂げるっていいね。

2010年7月5日月曜日

丹波の天気

AMは鶏舎の世話。
鶏舎裏のレタスの畝を片付ける。
道の畑でキュウリ、ズッキーニ収穫、畝間に牡蠣殻石灰をまく。
電子前の畑でインゲン、にんじん収穫。にんじんいい香り。
昼休みに、大豆、枝豆、インゲンをポットに植える。
PM、森の畑でピーマンの畝間に、牡蠣殻、粉炭、乳酸菌をまく。粉炭は微生物が住むところになる。

明日ユンボ(パワーショベル)で畑の土を動かして溝を切る予定。
その件では先生にとても親切にしてもらっている。まずユンボを借りる、ユンボの運転方法を教わる、畑の溝設計案をもらう。

今日久しぶりに晴れたので畑の土が乾いている。今晩雨が降らなければ明日ユンボ決行のつもりが、家に帰ったらすぐ雨が降ってきた。もう2時間ほど降り続いている。これでは土がぬかるんでキャタピラでもうまく進めないのでユンボはあきらめないと・・・。ことが前に進まない。

ここで雨でも少し南に下ると晴れと言うことが多い。
市島の天気は農業に適さない。

2010年7月4日日曜日

早く作付けしたい

AMコメリに行くと野菜の苗が30~100円に値下がりしていたので買い漁る。
金時芋、キュウリ、ほうずき、茄子、ピーマン、つるむらさき、を購入。

畑では妻が石拾い、僕が草刈をする。石拾いが思いのほか時間がかかる。
草刈はともかく、何か効率の上がる石拾いの方法がないかと思う。
たぶんない。大きさはどうであれフルイが必要だ。

Y子さんに古いフルイをもらう。

家に帰って、ブロッコリーロマネスコ、芽キャベツ、スクアッシュロンドデニースの種をポットに仕込む。

夜は畑の作物の配置を考える。

2010年7月3日土曜日

木六竹八

雨だけど竹を切りに行く。
雨の日の竹切りはよくないことが分かった。濡れている竹は切りにくい。

実は竹を切るには時期があり冬が良いとされている。理由は竹が水を吸わないのが冬だからでその時期の竹は虫がつきにくく長持ちするそうだ。
そんなことを調べていると、木を切るのにふさわしい日というのを見つけた。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312507353これ不思議。

ポットで発芽させる種のために山から土をもらってくる。土はフルイでふるう。そこに炭を砕いたものと、ヨーグルトを混ぜてみる。濡れているので一晩乾かす。

昨日届いた種に加えて種を買った。細ねぎ、大根、にんじん、大豆、枝豆、ビタミン菜、ほうれん草、ルッコラ、水菜、小松菜。

2010年7月2日金曜日

竹切り

AMはY子さんの山に竹を切りに行く。竹は畑で支柱に使おうと思っている。
Y子さんも山について来てくれて僕が切ってきた竹の枝をナタで削ぎ落としてくれる。竹は細い川沿いの斜面に生えているので川を歩いて竹を探す。歩きにくい。刃物を持って一人で山に向かうとき気持ちが高揚する。
2時間ほどで、1cmφx2Mが50本、1cmφx5M が20本、3cmφx5Mが20本が手に入った。

畝を立てたいけど昨日も雨だったのでやめとく。先生もそう言う。
雨の日に畝を立てると土の中に空気が入らないので、乾いたときカチカチの土になり、根の張りが悪く、草を引きにくい嫌な畑になってしまう。

夕方に先生が液肥を共同開発しているM社の液肥500Lをサンプルとして受け取る。圃場に用意したタンクに液肥を入れてもらう。
M社は廃棄物をエネルギーに変換するなど循環型社会を創造している。
会長は賢く、優しく、素敵な人だ。他7名の人が先生の圃場を訪ね、有機農業について勉強に来た。
M社と先生の狙いは、循環型社会の基礎を作ること。その一つのステップとして、今日受け取った液肥が有機JAS認定資材になる事があげられる。
その液肥の試用を僕がする訳だ。

”種の森”から注文した種が届いた。種の森では在来種の種を通販で買える。
http://www.tanenomori.org/届いたのは、丸いズッキーニ、インゲン3色、ちょっと変わったブロッコリー、芽キャベツ、長いにんじん、バジル、これらは全部ヨーロッパの種類で見た目のかわいさで決めた。

2010年7月1日木曜日

牛乳の話

AM鶏舎の世話。
鶏に新しい水を入れるように先生に言われる。水が少ないとストレスで産卵率が落ちるらしい。
餌をミックスする。

きゅうり、ズッキーニの収穫、間引き。
きゅうりの間引きは難しい。基本は7節目までの脇芽は全部取り去る。それ以上の脇芽は2節ほど残してそれ以上は切る。元気な株にはそれほど手を入れず、そうでない株には早く背が高くなるように手伝う。希望の高さまで成長させたら成長点を切って今度は横に伸ばす。そうして寿命を延ばしながらできるだけ長期間収穫を続けるのが技術だそうだ。
バイパス畑の草刈。
オクラの草引き。

ずっと書けなかったことを書きます。牛乳の話。
生の牛乳に一番近いのが”低温殺菌乳”。これにも60度で120秒、80度で120秒などあって、殺菌温度が低いのが生乳に近くマイルドで甘くおいしい。130度で殺菌されたら有効な菌まで死んで焦げ臭い臭いがする。
これとよく似た響きの”低脂肪乳”というのはいかにも体のことを考えていますというネーミングだが、取り去られた脂肪はバターなどに加工され販売されており、考えられているのは企業の利益のほうです。その分脱脂粉乳などを加えて整えてあることが多いです。これらがいわゆる”加工乳”です。
そういう処理をされていない牛乳には”成分無調整””ノンホモ”と書かれていることもあります。

おいしいのは低温殺菌のノンホモ牛乳。安いのは低脂肪の加工乳。