AMはY子さんの山に竹を切りに行く。竹は畑で支柱に使おうと思っている。
Y子さんも山について来てくれて僕が切ってきた竹の枝をナタで削ぎ落としてくれる。竹は細い川沿いの斜面に生えているので川を歩いて竹を探す。歩きにくい。刃物を持って一人で山に向かうとき気持ちが高揚する。
2時間ほどで、1cmφx2Mが50本、1cmφx5M が20本、3cmφx5Mが20本が手に入った。
畝を立てたいけど昨日も雨だったのでやめとく。先生もそう言う。
雨の日に畝を立てると土の中に空気が入らないので、乾いたときカチカチの土になり、根の張りが悪く、草を引きにくい嫌な畑になってしまう。
夕方に先生が液肥を共同開発しているM社の液肥500Lをサンプルとして受け取る。圃場に用意したタンクに液肥を入れてもらう。
M社は廃棄物をエネルギーに変換するなど循環型社会を創造している。
会長は賢く、優しく、素敵な人だ。他7名の人が先生の圃場を訪ね、有機農業について勉強に来た。
M社と先生の狙いは、循環型社会の基礎を作ること。その一つのステップとして、今日受け取った液肥が有機JAS認定資材になる事があげられる。
その液肥の試用を僕がする訳だ。
”種の森”から注文した種が届いた。種の森では在来種の種を通販で買える。
http://www.tanenomori.org/届いたのは、丸いズッキーニ、インゲン3色、ちょっと変わったブロッコリー、芽キャベツ、長いにんじん、バジル、これらは全部ヨーロッパの種類で見た目のかわいさで決めた。
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