2010年7月6日火曜日

水はけの悪い畑

昨日の夜の雨にがっかりしたけど、やっぱり今日は畑の排水溝をユンボで掘ることにする。
排水溝は明渠(メイキョ)や暗渠(アンキョ)と呼ばれます。前者がいわゆる溝、後者が地中に埋められた土管のことです。
作物を育てるために必要な土の条件は、水はけが良いこと、微生物がたくさんすんでいること、窒素・燐酸・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄など必要栄養素が多く含まれること、があげられます。特に市島町の畑はもともと田んぼだったところが多いので”水はけ”が良くないことが多いです。僕が借りる畑も水はけが悪く、作付けをする前にこのこの点を改善します。

ユンボを先生の倉庫から畑まで輸送する方法は”乗っていく”しかないのですが、1kmほどの距離を1時間かかりました。歩くよりぜんぜん遅い。

畑は川に面しているので、川に垂直に溝を掘ってそこに水を逃がすようにする。
水を導くために勾配をつけるのが難しい。
まずユンボで深さ・幅共70cmくらいの溝を掘る。まっすぐ掘るのが精一杯だった。後で鍬で勾配の修正をすればいいと思っていたら、その作業が大変だった。
この畑は少し掘るとすぐにこぶし大の石が出てくるので鍬がぜんぜん入らない。
ユンボの作業は2時間ほどだったが、手堀りの作業は4時間くらい掛かった。
途中大雨に打たれながら作業は日没後までかかり、畑に溜まった水の先頭が川に流れ出たときは感動した。やり遂げるっていいね。

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