2012年7月31日火曜日

相対性理論の本

仕事は休みにして三宮に行く。主な用事がすぐに片付いたので、本を探しに行く。三宮のジュンク堂は思いの他大きく、梅田の紀伊国屋暗位だった。専門書は上階にあってひっそりしていたのでゆっくり探すことができた。今日は相対性理論の本を探しに来た。たくさんあるのだが数式がたくさん書かれていて読むのがつらそうな本が多い中、いい本があった。その題もいい。”相対性理論の式を導いてみよう。そして人に話そう”。この本にした。

2012年7月30日月曜日

収穫のリズム

収穫のリズムを2日に1回、月水金の午前中とする。そうなると仕事厚みにメリハリができて毎日の目標を立てやすい。今日は月曜日なので大玉、アイコともに収穫をする。

2012年7月29日日曜日

TV見てます

実は俺、最近テレビを見ています。見るものは絞っていて、朝のワールドニュース、質のいいドキュメンタリー、シャーロックホームズのドラマ、吉本新喜劇、ナイトスクープ、今ならオリンピック。それ以外は楽しいはずのテレビからストレスを感じてしまうので見ることができない。

2012年7月28日土曜日

俺は夜型

早起き自慢はキライなんだよ、俺は。用事があれば何時でも起きるじゃない、誰でも。
土曜日は午前中しか仕事をしないようにしているので、ホルモン処理をしないといけない今日は、朝の涼しいうちにホルモン処理を終える。7時になると涼しいとは言えないな、この季節。
基本的に、農家になっても、俺は夜型です。

2012年7月27日金曜日

知識欲

このままトマト農家を続けていけばきっとトマトの知識は積み重ねられていく。ところがそれ以外の知識の吸収どころがない。今の生活は単調なのだ。仕事には直接関係ないけど知っておくと、話に広がりがあるだけでなく、巡り巡っていろんな所で役に立つような、そんな知識を吸収したい。
本を読まねば。今興味があるのはずっと避けてきた相対性理論についてだ。そろそろやってみようと思う。

2012年7月26日木曜日

仕事の基本

敵を知り、己を知らば、百戦危うからず。
孫子の兵法だが、僕はこれを上司から教えてもらった。
敵を知り、とは、例えば、売り込みに行くにあたって、相手の会社の会社情報を熟読し、資本金、売上げ、商品、取引先、購入先、取引銀行から分析し、プレゼンの流れを考え、話が前に進むような質問を用意し、様々な状況に備えておく。
我を知らば、とは、商品知識の蓄積、上司との情報共有、協力会社の裏取り、社内での裏取り、などが上げられるだろう。
これらを本番に明確に寄り道せず論理立てて全て出し切ることだと思っている。
情報収集。
生理整頓。
一筆書き。

2012年7月25日水曜日

ホルモン処理の間隔

着果を促すためホルモン処理をするのだが、間が開きすぎてしまうとその間に花が落ちてしまい実をつけないことになる。そうならないための理想の間隔は、今の時期で3日以上5日以下だそうだ。そうなると結構忙しい。
又、成長点を目線の高さくらいに来るように誘引しておくと、ホルモン処理がやりやすい。

2012年7月24日火曜日

蜂の巣駆除

駆除してもらったキイロスズメバチの巣は、直径30cm、5階建てのものだった。詳しくは知らないがこのサイズの巣には女王蜂が500匹程住んでいて、それらが一日100個ずつ卵を産むらしい。巣で手が孵化するわけではないらしいが、考えただけで恐ろしい。蜂があのサイズどまりでよかった。
作業員は、屋根裏にもぐりこみ、殺虫剤を巣に突っ込んだノズルから吹きかけ、殺し、巣をはがすそうだ。

2012年7月23日月曜日

田舎暮らしは忙しい

田舎に住むのは忙しい。集落の草刈に出たり、クリーン作戦があったり、蜂の巣について悩んだり何かと手間が掛かる。今日はトイレに溜まったものを持っていってもらう依頼をした。依頼したらすぐに来てくれるそうで、これからは頼まなくても定期的にきてくれるらしい。料金は8円/L。高いのか安いのか分からない。
ところで、蜂の巣は明日駆除してもらうことにした。大家さんが費用を持ってくれると言う。

2012年7月22日日曜日

屋根裏に巣

朝に集落のクリーン作戦を終え、蜂退治について考える。ありがたいことに集落の車屋さんが2段梯子を貸してくれたので、近づいてみる。常に入り口付近には5,6匹、上空にも5,6匹いる。家の中に入って出入り口付近の壁に耳を付けてみると、羽音が聞こえ、屋根裏に巣があり相当の数の蜂がいることが分かる。防護服を調えたものの、この装備と蜂ジェットでは到底太刀打ちできないと思って自分で退治するのはあきらめ、蜂の専門業者に頼むことにした。
蜂は、4月頃から巣を作り出し、9月にピークに達し、今の10倍の数になるそうだ。退治してもらう他ない。

2012年7月21日土曜日

蜂の巣

冗談じゃない!
なんだか蜂が家の中にやたら入ってくるなぁと思っていたら、巣が3つもある。これはまずい。アシナガバチの巣が2個、小さなスズメバチの巣が1個、これが大所帯で困ったもんだ。ふざけるな。残念だが殺すことにする。
処分は市役所にお願いするとして、非常用に蜂退治のケミカルスプレーを買った。灯油とLPガスが成分に含まれている。

2012年7月20日金曜日

ギター弾いてない

働き出してたった2週間だが、その間あまりにも忙しすぎて、というかヘトヘトになりすぎて、ギターを弾いていなかった。久しぶりに握ったのだが、あかんね毎日弾いてんと。ちょっと感覚鈍ってるわ。
左手はおさまり悪いし、右手は違う弦弾いてるし、両手がシンクロしてないのよねぇ。ええ時は目ぇつぶってても勝手に音が出てくるのに。ギターと仕事のリズムを掴まねばね。

2012年7月19日木曜日

中央市場

中央市場に出荷に行った。
邑久町から40分程走った岡山市内に市場はある。こういうところにくると農業を始めたんだなぁという気になる。

2012年7月18日水曜日

誘引

ジャングルのように茂りきったトマトの樹を誘引しなおすのは至難の業だ。まず綺麗に下葉を切り取り、大きな脇芽は概ね取っておく。トマトの葉はカギ状になっているので一度絡んでしまうと解くのが大変だ。そうなると、二人で協力しながら茎を折らないように解いていく。一人では樹を傷めてしまう場面がとても多い。
いくら気をつけていても折れることはある。でもトマトは生命力が強い植物なので茎の皮一枚でもつながっていたらその先に栄養を送ることができるようで、折れているのにすごい勢いで生きている樹をよく見る。だが、折れない方がいいし、折れたとしても傷口が広がらないほうがいいはずだ。
そこで折ってしまった箇所に、弾力のあるプラスチックを添木にして、サージカルテープをグルグル巻きにして、応急処置をすることにした。

2012年7月17日火曜日

葉かき

トマトの手入れ作業に、葉かき、というのがある。
これは不要になった葉を切り取る作業で、栄養の無駄遣いを防ぐのと、風通し・陽射しをよくするためだ。
ミニトマトの場合、赤らみ始めた実がある房より下の葉を、大玉トマトの場合は、サイズは十分成長してこれから赤らみ始めるだろう実がある房より下の葉を、全部取る。

2012年7月16日月曜日

ホルモン処理

とうとう今日、ホルモン処理をした。
どういうことかというと、商品名トマトトーンというホルモン剤をトマトの花に吹きかけ着果を促すのだ。このホルモン剤というのはジベレリンという植物の成長ホルモンだ。散布する場所は、花の裏のガク。自然界では受粉し、受精すると、花から信号が送られる。この成分がジベレリンだ。これを人工的にガクからしみこませて送る。すると樹は果実が育つために必要な栄養分を花に送り始めるというわけだ。

2012年7月15日日曜日

独立思考のすすめ

今の日本人に必要なのは独立心だと思うなぁ。
自分だけの考えを磨き続けるってあまりしないよねぇ、日本人は。周りの目が気になってるんだろうけど。そういうのを僕は、集団思考、といって、20世紀型思考だと考えている。いわゆる、誰かがこうだから自分もそれにならうという考え方ね。そうでなければ仲間はずれにされてしまうから、というやつ。馬鹿だなぁ。
独立思考ってのは、自分に明確な目標があって、それを遂げるために最短の道筋を選ぶことだと思っている。目標の修正は何度もするのだが、自分の世界観があるということが大事なんだなぁ。言い換えれば、ロスの無い論理に従った思考だ。明確な利益の追究と言ってもいい。感情により筋の通らない事をする奴らとは大きく違う。独立思考は感情により他人に呼びかけない。どこまでも個人的なものなんだ。
そして、個人、家族、友達、地域、国、世界に論理的な独立思考の範囲を広げていくんだ。

2012年7月14日土曜日

大阪人とは

大阪は他府県と比べると外国だ。大阪を出るとそれが良く分かる。神戸、京都、和歌山も言葉は良く似ているが大きく違う。笑いへのこだわりが違うのだ。大阪人は笑いが好きだ。
どちらが先の性格かは分からないが、初対面数分後でも本題に入って話ができる。もちろん共通の笑いを探しながら話は進む。展開が速い。そして、ええかっこしいで、目立ちたがりで、こえが大きい。
大阪人に飢えています。

2012年7月13日金曜日

農薬

初めて農薬をまく。
そのために前日から防具を考えていたのだが、道具箱や倉庫を探してもマスクが見つからないので、買うことにした。有機ガスの吸収缶を吸気口に取り付ける本格的なマスクにした。それからゴーグル。やりすぎなのだが、これから動力噴霧器を使って農薬を巻く、つまり農薬の霧の中に3時間ほどいることになるんだから、自己責任で自分を守らないといけない。ここまで防護レベルを上げる農家は多分いないと思うが、僕は普段から薬をほとんど服用しないので、過敏に反応するだろうし、念には念を入れた。

2012年7月12日木曜日

くきたっち

茂りきったトマトの木の誘引をし直すのは一人では至難の業だが二人だと、ここ持って、が言えるので格段に作業がしやすくなる。それに、こういう作業は丹波で経験済みだ。
それにしてもここで誘引に使われている、くきたっち、という洗濯ばさみ型誘引道具はいい。洗濯ばさみの根元で誘引の縦紐をしっかり掴み、先端のわっか部分で茎と葉の付け根を引っ掛けるようにはさむ、上手くいえないが、これは便利だ。こういう優れた資材を使わせてもらえるのはが、とてもありがたい。

2012年7月11日水曜日

そんなに暑くない

蜂の毒はまだ引かない。昨日より存在感がひどくなっている。
ところで・・・。日中でも遮光カーテンを閉じていればハウスの中はそんなに暑くない。天窓があり、高さがあるので、暑さがこもらない。とにかく今週中にミニトマトの、葉かき、誘引を終わらせたい。

2012年7月10日火曜日

蜂の毒

 
ハウスの中での作業で体温が上がり蜂の毒が回り始めた。痛くは無いが腫れている。カチカチに腫れている所は直径約10cm、その外に直径約30cmで赤く炎症を起し痒い。気のせいか集中力も落ちる。これ以上悪くなりたくないので、嫌だが、医者に行く。錠剤と塗り薬を貰った。

2012年7月9日月曜日

初日

今日から隣町のトマト農園で働く。
8時半に来るように言われているので8時に行く。農園で働く人たちに簡単に紹介され、僕達が任される1反のハウスに向かう。何度か入っているので様子は分かっている。あっさり作業が始まる。
このハウスは、2連棟の20mx50mの天井の高いハウスで、天窓、2種類の遮光カーテン、サイド換気は上下2段、これらの可動部は温度・時間により自動制御されている。
トマトは高設養液栽培で、32に畝に分かれている。16畝が大玉、8畝が中玉、8畝がミニ。それぞれ別系統で養液を供給し、量、濃度、頻度を制御できるようになっている。僕がすごいと思うのは、このシステムの詳細はこの農家が独自でプログラムしていることだ。
このハウスを担当させてもらえるとは幸せだ。

2012年7月8日日曜日

アシナガバチ→夏祓い

今日は集落の草刈の日で、朝集合場所に行くと、ウチの倒した木を処分してくれるという。ありがたい。昨日切り倒した木を道路沿いに引き出しているウチに、アシナガバチの巣が倒した木の中にあることが分かった。今度のは大きい。直径10cmくらいあって蜂が20匹くらいいる。この巣を撤去しようとするのだが、粗相をしてしまい、太ももを刺された。刺された後、鈍痛が徐々に広がる。
午後は公民館で、夏祓い、があって、懇親会に参加させてもらった。

2012年7月7日土曜日

Ushimado luck

It has been more than a month since I moved in Ushimado.
I need a visit a celebrity who helped us to look for a hose for lent and show my respect to him. We met at his office.
And he started to talk about a agriculture master who is famous for tasty and sweet tomato. I also have a book written by the master. According to his story, the master has a grandson in Ushimado, so that Ushimado is his second base.
Probably, I will see the master in the near future.

2012年7月6日金曜日

Orientation

I joined an orientation tour organized by Okayama pref. Parson who applies a project for new farmers are required to join and visit the farms in Okayama area.
About 30 people were there, I guess 5% out of these people will become the farmers. Anyway. Corporation among Okayama government and JA and local farmers are very good. They have quite friendly attitude against the new farmers.

2012年7月5日木曜日

汚染地域経由

放射性物質で汚染された地域を経由してくるものを流通させてホントに大丈夫なのかな。貨幣、紙幣、中古車、などどうしても巡って来るものってあるでしょ。どっかの市議がツイッターで、汚染地域の献血はいらない、といって叩かれたりしたが、言い方がまずかっただけで、最もじゃない。
汚染地域の人は可哀そうだと思うが、そこに今も住んで、流通の中に入ってくるのは、俺嫌だなぁ。これと復興支援とは別問題でしょ。ただ俺やその市議みたいな事言う奴は、優しくない、のでそういうのは、良くない、となって、その優しさが、事故自体を無かった事にしような、汚染地域なんて無いよな、と形を変えてきていよいよまずい日本人らしい状況になってきたなぁと思う。
汚染瓦礫なんて受け入れちゃダメよ。日本全国に汚れを広げて薄めて汚染の進行速度を緩めよう、って理屈のようだけど、相手は30年とか100年とかの物質なんだから緩まらないよねぇ。
汚染瓦礫は福島原発に戻せばいいじゃない。何で広げるの?

2012年7月4日水曜日

ロックをしよう!

自然体とかリラックスというのがはやっている。
音楽にもその傾向はあって、FMなんかではほとんどハードロックやパンクなんて攻撃的な電気の音楽は流れてこない。シャウトだのディストーションだのは過去の物になってしまったのです。
歌はどれだけ歌っても喉を傷めないような柔らかいのが流行ってるし。
ギターなら、音数少なく、シンプルなプレーで、印象的なフレーズを、アコースティックで、ってのが流行っている。それはそうなんだけど、そうなんだけど、やっぱりギターというものを弾いてるんだから、テクニックやエフェクターを駆使してこれどうやってんのってプレーしないと、ロックにならんだろうが!

2012年7月3日火曜日

LEDの色温度

LEDの性能が上がっているのに驚いた。IKEAで照明売り場はLEDの展示が増えている。電球型が主だ。色温度を2700Kまで絞って白熱球に近い光を再現している。それで400lm、8.5W、999円なんだから悪くない。日本のメーカーが新発売した3年ほど前は、おそらく、400lm、8.5Wだとしたら、5000K、5000円程だったんじゃないだろうか。企業努力はすごいねぇ。
それでも、電球型蛍光灯と比較すると経済的メリットが出ないんだなぁ。メーカーや売り場のカタログでは出ることになってるんだけど。そういう時の計算は常にLEDに有利なように計算されているんだなぁ。数字に嘘を盛り込んでは数字の意味がなくなるんだけどねぇ。こういうことを言うから僕は嫌われるんですが、感情では経済は動きませんからねぇ。
これは太陽光発電システムでも同じようなことが言える。悲しいかな。
だから、LEDや太陽光発電パネルは、志がある人が導入するのです。

2012年7月2日月曜日

Individual Revolution

革命家とか救世主が多い。時勢の影響だろうか。
微風。
既知の如く価値観は十人十色。目的地も又然り。
原子力発電所を憎むも、愛を拡散するも、自然に帰るも、己に籠もるも、神を信じるも、金を求めるも、全て捨てるも、旅を続けるも、何を選んでもいい。
煽動とか、ヒロイズム、欲どうしい。
それが生むのは革命グルーピー、流行が大好きだ。
革命とは政権自体が自主的にそれを欲するもの。
沈没という形で。
それまで革命は個人的なものであろうと思う。
俺はそう思って都会を出た。

2012年7月1日日曜日

大飯再稼動

オレも原子力発電所が無い世の中のほうがいいと思っているけど、デモとか人の鎖とかは労力の割には効果が無いし、逆効果な面も多い、と思っている。俺はヤナ奴だなぁ。
確かに話的には面白いし、感情を高揚させるんだが、ああいう(使いたくない言葉だが)ヒッピーとか柔らかいインド服に身を包んだ人たちに別世界感があって親しみが持てない。どういうわけだか時々俺はその人達に劣等感を感じている。ああいう風にしないと命を大切にしてるってことにはならないのか、って感じで。それで少しは真似てみるんだが、何やってんだ俺は、とすぐ取り直し普段の俺に戻る。
再稼動反対を訴えるために、愛だ愛だの言って、ドラムを叩いて、トランス状態に入っているかのようにブラブラ踊る、ってのは、スリルを求めて来た飽き足りない都会人の遊びに見える。悪いな。
みんな愛は持ってるさ。
警備している機動隊は仕事に忠実なだけで、道を明けるように口説かれても、原子力発電の怖さを諭されても、愛されても、踊られても、怒られても、泣かれても、どうしようもできないだろうし、道を明けてくれることもない。
仮に原子力発電所管理室に入れてとしても、愛では、原子力発電所は止まらない。
なぜなら、当然のことながら、機動隊も原子力発電所職員も国の命令で動いているからだ。国が威信をかけて再稼動に挑んでいるんだ。
つまり、解決の糸口はそこには無いのだ。
反対意見数を示すことができるので全くの無駄ではないが、残念ながらそう見るのが、俺のような普通の奴の目線ではないだろうか。すまん。

そうでない大真面目な人もいるってのは忘れてはいかん。