2011年5月5日木曜日

ビンラディン

晴れ

酒は楽しいんだけど翌日つらい。

ビンラディンが2日に米軍に殺されたそうだ。オバマ大統領は、正義はなされた、と言っている。それはアメリカの都合としてはそうだろう。日本のメディアはビンラディン容疑者と呼びアメリカと近い目線で彼を捉えている。馬鹿な。
ビンラディンは国が違えばヒーローだろう。
2001年9月11日僕はドイツにいてそう思っていた。
アメリカはあの手この手を使って世界の利権を手にしている。強い国と世界中が分かっているのに更に強くなりたいらしい。かなり武力も使っている。人を殺して利権を得ているということだ。恨まれて当たり前だ。
アメリカを恨んでいる国の中で彼のような行動を取れる人間が育った。それに比べて日本はどうだ。原爆を落とされて国をメチャクチャにされているにもかかわらずアメリカと仲がいい。主従関係に近い仲の良さだ。
現在の物質社会の中心に立つアメリカは、欲を刺激し、満たし、大きくなった。多くのアメリカ国民は質の悪い借金を抱えサブプライムローンが破綻しリーマンショックが起こり世界恐慌が始まった。アメリカ人のマネーゲームが生み出したデリバティブという理解不能な金融商品に世界経済が破壊される。
ビンラディンはそんなアメリカが許せなかった。

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