2012年11月30日金曜日

宮崎行き予約

重夫の結婚式が宮崎であるので行きかたを考えている。
車では740キロ。嫌や。バスは岡山宮崎間は走ってない。フェリーは大阪港から出ていて楽だけど夜出て朝つく12時間コースなんで時間がもったいない。電車は新幹線は宮崎には入ってなくて高い割には6時間もかかる。そういう訳で飛行機に決めた。
ところが岡山宮崎間は飛行機が飛んでいない。それで大阪からの発着をとることにした。とにかく何か理由をつけて大阪に行こうとしている。
せっかく宮崎に行くんだから式の前の日に入って観光をしようと思う。俺がサーファーなら宮崎は心躍るんだろうけど。久しぶりにボンダイブラザーズに会えるのが楽しみだ。

2012年11月29日木曜日

燃料代

加温器の燃料には重油が使われている。タンクは2000L入る。今は単価が80円だから、タンク一杯で16万円になる。これをできるだけセーブしたいのだ。ところがだ、11月15日に満タンにしてもらったタンクが今日でほぼ半分になっている。これはイカン。1反のハウスだと、一冬の燃料代を50万に押さえたい。つまりタンク3杯ちょっとということになる。11月中旬から3月中旬まで加温するとして4ヶ月間あるんだから、平均するとひと月タンク1杯に押さえないと苦しい。まだ冬の入り口なのにこれはイカン。
これも非常に知りたかった事実なんだなぁ。

2012年11月28日水曜日

保温対策

初霜が降りた。
加温器は9時間も燃えっぱなしだった。これは良くない。燃えすぎだ。設定通りに動いているのだが、ハウスの保温対策ができていない。プチプチを張ることが大きな保温対策なんだが、厄介でマヌケなのが、ハウスのフィルムの足元付近がところどころ切れて隙間風が入ってくるところだ。この隙間は刈り払い器で草を刈っているときに間違ってフィルムをきってしまったようだが、至ってマヌケだと思う。こんなところに刈り払い器を使うなんてどうかしてる。間違って切るのが目に見えている。どんな達人でも使ってはいけないと思う。

2012年11月27日火曜日

山陽薬品

山陽薬品から農薬を買っている。ここの営業マンがいい奴で、もちろん営業なんだから当たり前なんだが、色々親切にしてくれる。農薬は、特に微生物農薬は高いので僕は上客だと思う。ちなみに、500ml一瓶とか、500g一袋で、5000円位するものがザラだ。1反のハウスで必要な農薬代は年間で10万円くらいじゃないかな。
今日はボトキラーを持ってきてくれた。ボトキラーをダクト散布させるときに使うボトルはタダでくれた。それから散布の仕方を説明する自作の冊子も持ってきてくれた。こういうところがいい営業マンだと思う。

2012年11月26日月曜日

ボトキラー

ウチは高設栽培なので有機にはなれないし、仮に土耕だとしても有機にこだわろうとは思っていない。作物が安全で旨ければいいのだ。それで、いわゆる化学農薬は使わないで、天敵や微生物や天然物質を使って病害虫を防ぎ、いわゆる付加価値を付けていこうとしている。
こういう工夫がクリエイティブな喜びだと思っている。
そこでだ。
ハカビ、灰カビを防ぐために、ボトキラーをダクト散布することにした。ボトキラーというのはバチルス菌の一種のいわゆる納豆菌で130℃の熱にも耐える菌の商品名だ。ダクト散布というのは、加温器の温風に乗せてそのバチルス菌をハウス内に撒き散らすことだ。
散布されたバチルス菌はトマトの全体に付着し、ハカビ、灰カビなどの菌が取り付く場所を無くしてしまうのだ。

2012年11月25日日曜日

猫は嫌い

こないだ定植した玉ねぎがどうやら猫に荒らされ始めている。今のところ実害は、苗1本と、マルチが少し破れただけだが、こういうことは早めに対処しておく必要がある。
トラバサミを使って捕獲して懲らしめてやりたいところなのだが、近所の目もあるのでそうもいかず、トンネルの弓を使ってネットを張ることにした。

2012年11月24日土曜日

無印の家

奥歯のパラジウムの詰めものが水曜日に取れてしまったので、今日は歯医者に行く。それに絡めて、マーチのタイヤ交換、無印のカフェに行く。
歯の詰め物がとれたのは、金属と歯の間の接着剤が長い間に流れ出てしまってそこに隙間ができ、そこから虫歯菌が入ってさらに隙間が大きくなった、だから詰め物が取れたという。
タイヤが安い店を検索した。オートバックスやタイヤ館などは安いイメージだけでまったく安くなく、総社タイヤという地元の会社に交換してもらった。
無印のカフェの前に、その隣にある無印の家を見学する。無印らしく無駄のない家で、断熱がしっかりされているいい感じの家だった。12月8日に土地探しとかもっと詳しい話を聞くことにした。

2012年11月23日金曜日

美学は作業性

防草シートを敷き終えた。前の敷き方から大幅に機能を上げた。
同じ材料を使っても、敷き方で作業性が大きく変わってしまう。地面を掃除するときは、トンボで欠いた葉とか実を押してかき集める。そのときできるだけ地面の防草シートに継ぎ目が無い方がいい。そして、トンボの進行方法にして順目に防草シートが継がれている方がいい。継ぎ目は経年変化に強いように、狭い間隔で釘が打たれている方がいい。また縦横の道が交差するところはシートが2重になっている方が強度があって良い。
それから見た目。これも非常に大事だ。シートの柄が連続しているようについていくのが美しいと思う。
こういうことを考え、作業に入る前に、敷く順番、継ぎ方などを考えていた。
これも、わからない人には一生かかってもわからない。

2012年11月22日木曜日

天敵殺虫剤はやめようかな

黄化葉巻が怖いので、コナジラミを天敵殺虫剤で退治するのはやめようと思う。天敵が生きていくためにはいくらかコナジラミが必要となる。それでは黄化葉巻はなくならない。
ではどうするか。
微生物殺虫剤や天然物質殺虫剤を使うことにする。ただしスピノエースだけはマルハナバチへの残効が7日もあるので使わないとこにする。
加温期にはボトキラーなどの納豆菌殺菌剤をダクト散布することで、葉カビ、灰色カビ、疫病を抑えようと思う。
こうして、予防の時に混合する薬を、2~3種に減らすことにする。

2012年11月21日水曜日

Mさんのハウス

昨日に続いて地元のトマト農家さんのハウスを見学させてもらう。部会の中でも稼ぎが良いといわれているMさんを訪ねる。
奥さんと二人で15aのハウスをされている。アイコが主で他数種類のミニトマトを栽培。人の経営状況なので詳しくは書けないがうまくされている。興味深かったのはJAの存在についてだ。
JAは13%の手数料を取る。JAは市場に出荷する。13%の手数料には、JA倉庫から中央市場への運賃、JAの手数料、市場の手数料、が含まれる。ミニトマト15パックで1ケースになる。1ケースの送料は自腹だとおそらく500円くらいだ。その場合、1パック250円で売れるトマトを作ったなら勝ち、それ以下なら負け、となる。勝ち負けの対象は、JA、市場を通さず、生産者から仲卸業者に届けた場合との比較だ。1パック250円とは、1250円/㎏、のミニトマトということになる。相当いいものを作らないとJA経由で出荷して徳は取れない、ということが分かった。

2012年11月20日火曜日

Nさんのハウス

普及所のSさんに付き添ってもらって、Nさんのハウスを見に行く。Nさんは唯一土耕で中玉トマトを作っている人だ。
見せてもらったハウスは1反。15年ほど前に新規就農者が建てて2年ほど栽培して捨てて出て行った所を使っているそうだ。3棟連棟で1棟は間口9M、そこに4畝づつ、合計12畝。2条植えで、条間60cm、株間80cm、2本仕立て。接ぎ木。誘引は横に張った紐ごと下にずらしていくやり方。畝下には、萱、葦を乾燥させたもの。夏は太陽熱消毒をし、その後堆肥を入れ畝を建てて9月上旬に定植する。水は畑冠。点滴でなく冠水チューブを使う。液肥も使う。受粉は蜂。予防は定植後2か月半の間に2回だけ。予防の内容は粘着くん液。他、粘着シート、ラノーテープを使う。入り口、肩喚起口には細かいネット。日当たりが良いので11月20日以前に暖房を焚いたことがない。2月の寒い日は夜中に100Lの重油がなくなる。樹勢は強めのため節間が短い。樹勢が強いといハカビが出にくいそうだ。1房には10個くらい。出荷はJA。反収は9トン。
トマトの味。うちより少し甘く、他のうまみが多い。

2012年11月19日月曜日

昨日一晩中犬が鳴いていた。そのおかげで熟睡できなかった。
この近所にそんな犬いなかったのに・・・。いろいろ寝ながら考えた。犬が呆けたのか。外で飼われている犬に誰かがちょっかいを出してるのか。それにしても、遠吠えみたいな寂しそうな声で鳴いていた。一晩中鳴いて睡眠の邪魔になったもんだから、犬をぶち殺すことも想像した。
朝になっても鳴いていて、7時になったら集落の放送で、”犬が杭にワイヤーでつながれています。飼い主を捜しています。”という。なんて酷いことをするもんだ。昨日の酷い想像を反省した。
一日中犬のことが頭から離れなかった。あいつどうなったんやろう。飼い主に会いたくて寂しくてしょうがなかったやろうなぁ。

2012年11月18日日曜日

玉ねぎ定植

こないだ見に行ったオリーブ団地の中のパンやに朝食を買いに行った。
民家の一部をパンやにしておばさん二人が店番をしていた。店に入るにはスリッパに履き替えないと行けなくて、このじてんで?、なんだけど。こっちから、おはよう、と声をかけてようやく、ぼそっとなにやら言っている。パンは食パンが4種類、菓子パン惣菜パンが5種類くらいでそれはそれでいいのだが、愛想なし。上から目線のパンやだった。パンの味は普通だったからそんなに偉そうにする根拠はないはずなんだが。都会暮らしがながい僕には、いらっしゃいませ、から始まってかまってくれる店じゃないと買い物に行った気がしない。
Anyway。
農園から電話があり、フルティカが割れているので収穫してくれないかという。
そんなはずはないと思って見に行くのだが結局26キロも収穫があり、割れは2キロくらいあった。明日収穫するつもりだったから、危ないところだった。袋詰めまで済ませて家に帰った。
その勢いで玉ねぎを定植した。

2012年11月17日土曜日

シルバーマルチ完了

最近は仕事が押しているので土曜日も半日位は仕事をするようにしている。といっても、起きたところ勝負で始めるので、今日は11時出勤になった。16時まで働いて、土を入れた通路にシルバーマルチを敷き終えた。この上に明日から防草シートを敷く。まぁ見ていてください。きれいに敷くから。

2012年11月16日金曜日

落果の原因

フルティカの緑の実が落ちる原因を方々に聞いた。
タキイ家庭園芸:低温と肥料不足。
タキイ開発部:ホルモン処理不良と低温。夜間は8度は欲しい。
農薬屋:6種混合では何が薬害かわかりにくいが、ボタニガードなどの乳剤の乳化剤が原因かも。
普及所:何らかの原因でコルク層と言われる離層ができた。6種は混ぜすぎ。
今後は、季節によって予防対象を変えていき、農薬は2種混合までにする。夜間の最低気温は8度を維持する。

2012年11月15日木曜日

天王寺のおばちゃん

僕が大阪で車屋をしていた時、駐車場を貸してくれていたおばさんとは、今でも付き合いがあって、時々大阪に行った時なんかは車を停めさせてもう。
そのおばさんから時々電話がある。今日もあった。男の声で、”明日2時に家に行く”、と行って電話が切られたそうで、それが僕じゃないかと、いう内容だ。おばさんは一人暮らしなので、そんな男を家に入れたらあきませんよ、と言って電話を切った。
明日の2時過ぎにもう一度電話を入れてみよう。

2012年11月14日水曜日

減農薬とは・・・

減農薬野菜、特別栽培野菜、エコファーマー。何の事だかわかりにく。
減農薬野菜。各農薬には作中に使っていい回数が法律で決められていて、既定の回数より少なく使っていれば減農薬野菜となる。減らしたといっても農薬は使われている。化成肥料の制約はまったくない。
特別栽培野菜。これはさらにわかりにくい。減農薬野菜から有機JAS取得の為の移行期間までを含む幅広い、農薬と化成肥料の使われよう。
エコファーマー:減農薬野菜、特別栽培野菜、有機JAS野菜すべて含むことのできる呼び名。特に昨年度に比べて、農薬、化成肥料など環境負担を軽減したという書類を提出すれば簡単になれる。はじめから農薬も化成肥料も使ってない人には何の事だかわからない。

2012年11月13日火曜日

内張り完了

内張りを張り終えた。蜂を入れる為の環境づくりという目標があるから手が進む。蜂の活動のためには13度くらい必要だそうだ。そのために保温性を上げた。
俺はこういう、小道具的な作業が得意だ。

2012年11月12日月曜日

マルハナバチを入れよう

数日前、天敵農薬を扱っているA社の営業の人に来てもらって話を聞いた。それが以外にタメになる話だった。
来たのは、30代半ばの名古屋出身のF君。その道13年。大阪からここまで車で来てくれた。
天敵農薬も、もちろん良いけど、虫の扱いを覚えるためには、まず蜂を入れてはどうかというのだ。彼が言うには蜂の良いところは、実が締まって、種の周りのゼリーが増え、旨くなるというのだ。その分、少し実は小さくなるし、完熟までに数日長くかかるらしいが。逆にホルモン処理の悪い点は、無理やり実を肥大させるために空洞になりやすい、味か乗らない、花が落ちないので残った花にカビが発生しやすいそうだ。
それが本当ならやりたい。
そのためにハウス環境改善して行こう。

2012年11月11日日曜日

蟻の野郎

キャベツにかじりついている蟻達に蟻の巣コロリをお見舞いしてやったのだが、奴らは生きている。それどころか蟻の巣コロリに土を盛ってその中に住んでいるようだ。住居をプレゼントしたわけだ。えらく気に入ってもらっている。
そのおかげでキャベツへの関心は逸らすことができたようだ。
これでいいのだ。

2012年11月10日土曜日

内張りカーテンに機能を

内張りフィルムを張り始めた。このハウスは長い間メンテナンスされていなかったので手をつけるところがたくさんある。僕が始めてきたのが7月なんだが、内張りカーテンは閉めっぱなし、暖房のダクトも転がりっぱなしだった。それはさておき、せっかく僕が仕事をするのだから、内張りカーテンにも今までに無かった機能を持たせることにした。簡単なことなんだが、出入り口付近はカーテンのようにスライドできるようにして、作業中の出入りがしやすいようにと、作業後の締め切りが良いようにする。こういう一手間の積み重ねで作業環境が良くなっていく。

2012年11月9日金曜日

フルティカ初収穫

昨日フルティカを初収穫した。フルティカの中間サイズは70~80gで、それに比べると大きい。100gくらいある。糖度は平均7くらい。半分が水に浮き、半分が水に沈む。食感は柔らかい。加熱して食べると、酸味が増して甘みを感じない。はっきり言うとうまいとは言えない。こないだ食べた高糖度トマトくらいの、食味、糖度が出せていること自体すごいのかもしれない。
でもなぁ、和歌山県紀ノ川市のトマト名人のトマトは11月の今頃でも、実が締まっていて、ゼリーがたっぷりあって、重く、甘く、程よく酸味があって、青臭さもあって、今まで食べたトマトの中で一番旨かった。

2012年11月8日木曜日

高級トマト

トマト農家を目指すんだから、市販されている高級トマトを食べてみることにした。普段では買わないような値段なんだけど。今のところ中玉トマトに絞っている。例えば、250g(5個)で290円、とか250g(3個)で450円、とかだ。食べてみると高糖度、と書かれている割には高いもので10くらいでそんなに驚くほどではない。

2012年11月7日水曜日

蟻の巣コロリ

トビイロシワアリがキャベツだけでなく、楽しみにしているブロッコリーまでかじりだしたので、手を打つことにする。農薬を使うなら、サンクリスタルという脂肪酸由来の気門封鎖液が有効なようだが、手近なところで、市販の蟻の巣コロリを使うことにする。成分はホウ素なので毒ではない。ホウ酸ダンゴなんかはネズミ退治にも使われるので、食べるのは良くないが、肥料成分にもホウ素は欠かせないので土に入っても一向に問題ない。
蟻の巣コロリをキャベツの根元に一個づつ置いてマルチ押さえで固定する。
農家でこんなもん使っている人はきっといない。笑えるなぁ、俺の農業。

2012年11月6日火曜日

農薬

農薬とは何か。
農業に使う薬と考えていい。その分類は、虫を殺す殺虫剤、病気を防ぐ殺菌剤、草を枯らす除草剤、にざっくり分けられる。何かの生き物を殺す薬なのだ。戦争技術の平和利用と言う人もいるし、事実毒ガスの技術が生きている。そんなものを食べ物作りに使って良い訳ないので、人間は賢いからその対象物だけを殺すように改良を重ねてきた。戦後に比べれば農薬は随分進化した。だが全くもって不十分だ。まだまだ食べ物にかけて食べて完全に安全とは言えない。農薬メーカー、販売店、農家はそうは言わないが。彼らも自分の食べ物には農薬がかかっていないほうが言いと考えている。少なくとも愛する人に勧めることは無い。
一般の食べるだけの人たちも賢くなってきている。農薬がかかっていないものが食べたいというニーズが増えてきている。そこでだ。
殺虫剤の中には、天敵殺虫剤とか微生物殺虫剤とか天然物質由殺虫剤というのがある。
スワルスキーカブリダニはトマトの害虫のコナジラミ・アザミウマを捕食する。ハモグリコマユバチはトマトの害虫ハモグリバエの幼虫の体内に産卵し寄生しホストを殺す。BT剤の微生物は納豆菌類で蝶や蛾の幼虫がBT剤が散布された葉を食べるとお腹を壊して死ぬ。スピノエースの成分スピノサドは放線菌類から抽出された成分で蝶や蛾の幼虫の神経系を破壊して殺す。ボルドーは銅の殺菌力で葉カビの胞子を殺す。など、人が手をかけないでも存在する物を使って病害虫を防ごうというのだ。これらは有機JAS法で有機農家にも使用が許可されている。
これが僕が知りたかったことだ。僕が知りえた有機農業者が知りそうで誰も知らなかったこと、教えてくれなかったことだ。

2012年11月5日月曜日

天敵農薬

オランダの視察旅行から専務が帰ってきた。
旅行のグループの中に、天敵農薬を使った、いわゆる”無農薬野菜”でいいビジネスをしている愛知県のピーマン農家と仲良くなったらしい。それで天敵農薬の話になった。嬉しい限りだ。
有機農業へのこだわりはもうないが、人が喜ぶ安全な付加価値のある野菜を作りたいと思っている。その前から、有機JASが認める農薬の範囲で病害虫を防ぎたいと考えていたので、その農薬リストアップと暦作りを始めていた。だからこれは、渡りに船、なのだ。乗ろう。
オランダの天敵農薬の会社のリーフレットを貰ったので、それから、日本にあるもの、オランダにあるもの、両方にあるものを、自分の農薬表に書き込んだ。

2012年11月4日日曜日

牛窓鮮通信使行列

牛窓は400年前から朝鮮と貿易をしている港町だ。その史実を再現するためのイベントが今日ある。朝鮮通信使行列、とかいうイベントに参加する。400年間なんだから国の偉い人達や役人が色々従えて大行列でやってきたそうだ。それを当時の衣装を着けた集団が牛窓港周辺を練り歩く。先頭は楽隊、日本の藩主、朝鮮の偉い人の神輿、付き人の役人、朝鮮市民、のような並びになる。僕の役は、見越しに乗る人偉い人の付き人の部下、つまり平役人、だった。神輿に乗る偉い人は神戸から韓国総領事が来ていた。日本の藩主役は瀬戸内市長がしていた。先頭から最後尾までは100Mくらいの大人数になる。牛窓の町の大きさを考えると大きいお祭りだったと思う。
1時間半ほど歩いて、当時朝鮮通信使が国書を持ち込んだという寺に入って、牛窓町が姉妹都市になっている、韓国のナントカいう市の高校生、市会議員たちと当時の儀式の再現をした。
当時の外国行きは簡単じゃなかっただろうから、たどり着いたときの人恋しさは、格別だったと思う。

2012年11月3日土曜日

レコーディングは楽しい

今日は一日中、部屋でギターを弾いていた。そうするのが一番の贅沢だ。
曲を書いているのだが、ここにきてテクニックの無さを恨めしく思う。同じフレーズでも録音して聞き返してみると、あの部分の一音のサスティンが短い、とかで録り直したくなる。完ぺきにできたとしても、録り進んでいくと、さっき苦労したフレーズは没にするとかなんとかで、数分録るだけで一日があっという間に終わる。それでいいんだけど。

2012年11月2日金曜日

トマト部会研修会

トマト部会の研修会に参加させてもらう。滋賀県湖南市にあるタキイの農場視察に行くそうだ。タキイの農場にも今日にはあるが、まずは地元のトマト部会の人たちに顔を覚えてもらおうと思う。
生産者の参加は6名。そのほとんどが、ミニトマト養液栽培、をしているようだが、一人だけミディトマト土耕栽培をしている人がいた。いい感じのおっさんだった。それから長浜のミニトマト農家さんと知り合えた。

めったにしない、ディレカの話をしていると、宮沢社長から電話があった。これは偶然ではない。

2012年11月1日木曜日

サイドカーテン

11月にも入ると晴れの国でも寒い。夜間の温度は10度くらいになる。そうなるとハウスのサイドカーテンは朝30分くらい換気をしたら後はずっと締め切っておく。そうすると湿度が上がるんだがそれでいいのかな。俺がトマトならもっと換気をして欲しいけど。