2014年1月31日金曜日

展着剤

植物の表面は疎水性にできている。ワックスがついているというので多分脂肪分でそうなっているんだろう。農薬をまくときには植物に農薬がべったりとまんべんなく貼り付く様に散布したい。その時使われるのが展着剤と言われる界面活性剤だ。親水性を上げる。
スカッシュという展着剤を使っていたのだが、ラベルのとおりの割合で使うとトマトの未熟果が落ちる。これには困った。しかし農薬の効果を上げるには使いたい。そこでラベルに書かれている3割の濃度で使ってみた。
しっかり親水性も確保できているし落果もない。ラベル通りに使わなくても効果が得られるということだ。メーカーのすることは恐ろしい。考えてみれば歯磨きチューブもCMほどこってり使わずに、歯ブラシにちょっと乗るだけでも十分歯は磨ける。騙されてはいかんなぁ。

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