2010年9月26日日曜日

死にそうになった

晴れ。

死にそうになった。

今朝地域の草刈と防災訓練があった。人形を使った本格的な人口呼吸とAEDの使い方を習って、家の近くの消火栓にホースをつないで水を撒く体験をした。病院や消防署が遠い、田舎ならではの自衛手段を見せてもらった。みんな真剣だった。
それからムラの青年団に入れてもらった。青年団は神社で土俵を作っていた。

死にそうになったのは午後畑に行ってからだ。
数日前畑のノリ面の草を刈った。ノリ面というのは畑についている斜面のことだ。段々畑なら必ず斜面がついている。ノリ面の草を刈るのは、なんというか、義務だ。
刈ったノリ面の草を燃やせばいいと地主さんが言っていたので火を点けてみた。手元には空のジョロがある。

火は乾燥した草の上を放射線状に広がりノリ面だけでなく畑や反対側のノリ面まで進入している。
想像とは全然違う広がり方をするので消そうと思った。
ジョロを持って水場に走った。水場の水深は3cmほどに減っていてジョロでは汲めない。それでも水を掻き集め、火に戻った時には火の勢いが10倍になっていた。水を撒いても火の勢いは変わらない。そこで太目の雑草を引き抜いて茎を持ち土つきの根で火を叩いた。火は消える。何度かそういうことを繰り返し火は消えた。
怖かった。

0 件のコメント:

コメントを投稿