2012年2月16日木曜日

有機農家のカテゴリー

僕はなぜそうするのかわからないが分類が大好きだ。
研修前、研修中といろいろな農家と会って来た。県外で思い出せるだけでも茨城から岡山までの間で30件くらいの農家に行った。有機農家もあれば慣行農家もある。みんな個性が強かったが、有機農家においては、目標、価値観が大きく違いまとまることは難しいものだと思う。彼らを4つのカテゴリーに分けることができる。

1.活動家であり仲間を増やしたいタイプ
世直しを大切にしていて、慣行農法を含む体制的なものに反対する。哲学が高くいわゆる革命家。この人たちのおかげで有機農業は今日まで生き延びてきた。
2.活動家であり個人でやっていくタイプ
自然と向き合い世間のことには関与しない。現金収入をあまり求めず自給自足を目指す。
3.経済性優先であり仲間を増やしたいタイプ
技術があり、しっかり稼いで、人を雇い、後身を育てる。
4.経済性優先であり個人でやっていくタイプ
仕事として淡々とこなしていく。個人でやっていくといっても農家との付き合いはしっかりしていく。最近もっとも多いタイプで、なぜ有機農業をしているのかの理由は多種多様。

有機農業の性格から活動とは切り離せないと思うし、かく言う自分も活動家だと思っている。そして経済性が最優先だとも思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿