2012年2月18日土曜日

出荷作業

ここんとこ神戸の某直売所に出荷している。春菊、ほうれん草、サニーレタス、ルッコラ、水菜、など葉物を出している。お店の人の努力のおかげでどれだけ出しても、1日100束くらいなら、売れ残ることはない。どちらかというとしっかり値段は付けさせてもらっている。
収穫、出荷作業も早くなった。
一番扱いやすいのは春菊だ。収穫は葉先15cmくらいを折っていく。繊維が強いので少々乱暴に扱っても大丈夫なので袋詰めも楽だ。ほうれん草はちょっと気を使う3~5cm間隔に植えているので収穫のとき葉っぱどうしが絡んで破れやすい。それを防ぐために収穫の直前軽く水を撒くと摩擦が減って傷つけずに収穫できる。食べるものといっても見た目も大事なので、茎を折りたくない。
はさみを土に差し込んで、根っこを切り、双葉と二枚目の本葉まで取って、土を洗い、水を拭いて、収穫カゴに丁寧に積んで行く。袋つめするときも、一株づつ丁寧に取り上げ、厚紙の上にお尻をそろえて並べ、袋に滑り込ませる。そうするとぴったり一列に並んできれいに見える。きれいに見えると丁寧な人に育てられたと思ってもらえる、と信じている。
こういうこだわりは何というか個人的な美意識から生まれてくる訳で何が正解というのはない。

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