2012年2月24日金曜日

最後の授業

妻が教えている専門学校の授業の最終日だ。僕の出番は先々週に済んでいるんだが、時間もあるし、彼らに会いたいので、運転手として付いていく。
彼らはこないだ将来の自分の自営する農場やカフェについて語るレポートを仕上げた。中々良くできている。夢や希望はしっかり持てている。大事なことだ。
せっかくいいものを書いているのだから現実にして欲しいと思い、時間を作ってもらい、事業開始から7年目までの経済設計について話した。農場をする場合、どんな広さで、何をどれだけ収穫し、いくらで販売し、売上げはこれだけ。そして、種・肥料・袋・燃料にどれだけ使うなど、経費を引いて、どれだけ手元に残るか。それとは別に、トラック、トラクター、など設備を買うし、その分の減価償却つまり買い替えの分の積立金をどれだけしておく、など、教えてくれそうで教えてもらう機会が非常に少ないことを紹介させてもらった。
妻は最後に生徒達からお別れの言葉が書かれた色紙を貰っていた。付き合いやすいいい生徒達だった。卒業したら会いたい。

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