2010年5月28日金曜日

10年先輩のIさん

新規就農者の10年先輩のIさんに会いました。
Iさんは30代前半なのに10年も前に市島に就農され、先生の一番弟子、ファンも多くネットでも露出度も高い方です。最近ご結婚され新居を隣町の氷上町に持たれたので今までされていた市島町の畑の後継者を探されています。JAS認証を取られている筋のいい畑です。
最初に案内されたのは3反まとまった畑。今も色々栽培されてます。露地栽培をするなら良さそう。でもね、僕はトマトとイチゴをしたいのでハウス建てたいんだな。この畑は風が強くてハウスに向かないんだって。
次の畑は7畝の小さな畑。今は使われてない。こじんまりしたかわいい畑になるだろうな。
最後の畑は少し山を上って1つの集落の上にある1反ほどの畑。ここはIさんが購入されたものだそうです。山に囲まれているためハウスが風で壊れる事は無いそうです。
うーむ。
希望はね、家の前に畑が3反まとまってあって、そのうち2反をハウス、1反を露地に使いたいんだな。
もう少しじっくり探そう。
その後Iさんの畑を手伝わせてもらいながら色々アドバイスをもらいました。
僕は大手高級スーパーに卸したいと思っているので、その部分についての意見を聞くと、”共同経営的な動きはせず、誰か一人が前に立って、市場開拓、納入の管理を行うのがよい”んだって。農業で中途半端に共同経営すると、誰のトラクターを使うか、誰が取ってきた市場か、誰が育ててきた地元ブランドか、誰の労働時間が長いか、誰の野菜がおいしいか、などなどモメゴトの種になることいっぱいあるそうだ。

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