2010年6月10日木曜日

獣害

AMは鶏舎の世話、鶏舎裏でレタス51個収穫。最近鶏がかわいくてねぇ。襟の辺りの模様がみんな違うんだ。そんな柄のタトゥー欲しくなるよ。 PMは山の麓の畑でトマトの脇芽かきをする。この畑最近鹿に荒らされてるんだ。”鹿が出てきて微笑ましい農村の風景”なんて誤解もはなはだしいことです、ここでは鹿は敵。とにかく先生と網を一重増やしたよ。その後玉ねぎの収穫。 この辺りの獣害は鹿と猪によるものが多いみたい。特に鹿の進入は毎日どこかの畑で見られるみたい。獣害から畑を守る方法はいくつかあります。1.臭いで守る・畑の周りや里山に家畜を飼うと動物を警戒してそれ以上進入してこない。・動物は自分の餌場と決め込んだら縄張りを主張するため糞尿を残すのでその上に人間の臭いをつけるとか、市販の狼のおしっこを撒くとかで追い出す方法があります。2.電気柵・触れると電気が流れる柵があります。毛皮で覆われている部分には効かないね。効くのは鼻だけということも。3.ネット角がある動物にとってはネットは心理的に嫌みたい。 でも、飢えた場合こんなディフェンスは何の役にもたたないみたい。鹿はジャンプするし、猪はぶち破るもん。奴らは進入した最初は、少しだけ食べて、例えば10株食べるとかね。その翌日には20、その翌日には40って具合に徐々に慣れてあつかましくなってついには自分の餌場として記憶して翌年も容赦なく現れるから、そうなったら防ぐ方法は殺すしかないんだって。殺すのは厄介なんで町、集落でお金を出し合って山の裾野に金属のフェンスを張り巡らしてます。それもないところがあるから完全な対策じゃないけど。トラバサミってよばれる罠を扱うには資格が必要です。もちろん猟銃会もあります。入会しようと思っています。 夜は先生のお宅に大手産業廃棄物処理会社の社長さん一行9名が来るのでそこに混ぜてもらいます。訪問目的はバイオゴミからバイオガスを製造するときの副産物が有機液肥として使えるかどうかの実験と、結果が良いなら先生のお墨付きで有機資材としての資格を取りたいんだって。

0 件のコメント:

コメントを投稿