2010年6月8日火曜日

Mめる会

今日は先生が出荷しているMめる会の配送トラックに乗ります。
市島町の生産者側は5つの農家が市島町有機農業研究会を組織しています。それぞれから出荷場に野菜を持ち寄り消費者の希望により野菜ボックス(大)もしくは(小)を作ります。
消費者は兵庫県尼崎市、宝塚市、西宮市、芦屋市、神戸市、明石市に分散しています。それを3つの配送コースに分け、週に1回ずつ野菜ボックスを届けています。50%が宅配希望者ですが、残りの50%はグループで野菜を受け取ります。多いところで15家庭が1つのグループになって近所の決まった場所に野菜を取りに集まります。

こういう生産者と消費者の関係を”提携”といい、有機農業の発展を支えてきた”活動”的要素を大きく持ちます。
”生産者・消費者がお互いリスペクトしあった関係”だから安全な野菜が消費者に届く訳です。

7時半に市島の出荷場を出発。今日は宝塚コースで約60箱、20箇所に配達をします。
グループ指定の受け取り場所にはトラックの到着時間に合わせて会員の方々が野菜が届くのを心待ちにされてました。みんな”キャッキャ”いいながら野菜を受け取り、たぶんその後もそこで喋りまくるんやろな。楽しそ。上品なインテリ風の人が多い。
この近所づきあいになじめたらこの活動も楽しいと思うけど、みんながみんな得意とは限らんからね。時間の無い人も多いしね。
野菜を通じて、生産地と消費地の人間関係、消費地のご近所の人間関係を取り戻そうというクラブ活動よ、これ。

Mめる会はこの活動を35年も続けています。

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