2010年6月28日月曜日

リアルな意見

先生宅に訃報が、先生の義理のお父さんが昨日の夜亡くなったそうだ。
先生は夜お通夜に行かないといけないので、農作業はAMだけして出かけられた。

そのあと、少しだけ夕方の出荷に備えて荷造りをする。先生が昨日の夜終わらせている分と合わせて夕方出荷場に届ける。

午後に時間ができたので、土壌分析器補助事業の申請書類を書く。30万円ほどの助成金が出る事業だ。こういう手の書類は一見ややこしくてやる気がうせるのだが、10分もにらめっこしてると大体見当がついてくる。そこで記入方法と応募要項についてを、農林水産省、近畿農政局、土壌分析器メーカーに一通り聞いてみる。するとさらに見えてくる。
応募資格は3名以上の農家の任意団体であること。提出添付書類の中に任意団体の約款を含むこと。この約款、通常ならあきらめてしまう響きだが何のことはない。というのも採択には面接、圃場見学は一切なく、書類だけが物を言う。ならば、お役所が気に入る内容で約款を作ればいい。
2時間ほどで書類作成完了。

夕方出荷場に行って出荷作業を手伝う。
先生は他4つの農家と共同で週三回消費者団体に専用トラックで出荷している。それぞれの農家が持ち寄った野菜を70ほどの専用箱に分けて詰める。

作業後、参加農家の内、地元の農家の人が、”市島では研修だけ受けて就農は他で減農薬農業をしろ”という。本意は、
”市島は冬作付けができなくその間売り上げがたたないし、暖かい時期でも都会から遠いので売りに行くには2時間かけてトラックで運ばないといけないので農家としてやっていくのは大変だ。暖かく都会に近い条件のいい場所を選ぶのが良い。さらに、有機農業では事業拡大が大変なので減農薬農業をして大規模農業をしなさい”と、かなりリアルな意見をもらった。
うーむ。

家に帰ってポケットからカメラを出すと何か様子がおかしい。電源を入れてみると砂が噛んでレンズが出ない。オダブツかな?

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