2013年12月31日火曜日

大晦日

お正月は1月1日から実家に行くので、おせちは作らないと言っていたのに、気分が出ないからと言ってやはりおせちが出てきた。ただし大晦日の今日から食べる。お酒は山名さんの木札を用意した。
いい年末だ。
お世話になりありがとうございました。

2013年12月30日月曜日

最終収穫日

今日の収穫を今年の最後にする。いつもより深めに多めに収穫する。次の収穫は5日後の1月4日になるからだ。
オイルタンクを見てみると残量が少ないので給油してもらうことにした。

2013年12月29日日曜日

大阪2日目

めざめのうどんを食べた後、これと言ってしたいことがないことが分かった。eicoちゃんを訪ね、寿司を食べるとやることがなくなった。どうしようかと思いながらもウロウロしていると、黒門市場に来ていた。ここは年末の空気に満ちていた。

2013年12月28日土曜日

大阪行き

3ヶ月ぶりに大阪に泊まる。
まずは駐車場のおばさん。最近はこの一人暮らしの80過ぎのおばさんのいい話相手になってきたと思う。二人でうどんを食べに行った。
チェックインを済ませ、難波を経由して男前のウチに向かう。男前の飼う犬。こないだ誕生日を迎えて19歳になったビーグル。椎間板ヘルニアの手術で今年の春には後ろ足が動かなくて動けなかったビーグルのウタ。歩いている。奇跡でしょ。
時間が来たので男前と西成の立ち飲み屋のようなライブハウスに向かい、そこでノブさんと待ち合わせる。久しぶりの再会をしたり、合流したりして。新世界に向かう。串カツ屋で男前と喧嘩をしてしまい。ここから雰囲気が変わる。美園の二階で落ち着き。ナリトの店に移動して、最後はかすうどんでしめた。

2013年12月27日金曜日

楠の樹を切る

家の御神体とも言える楠の鬱陶しい邪魔な枝を切った。幹は直径80cmくらいはある大きな樹なので枝を切るといっても簡単ではない。まず高い。そして太い。
3Mの脚立を借りて手ノコではらえる細い枝は徹底的に切る。残った太い枝をチェーンソーと手ノコを使って切り落とす。かなりすっきりした。年内にこの仕事が出来て良かった。
また集落内で評判になるな。

2013年12月26日木曜日

新しい蜂来る

11月13日に入れた蜂の勢いが落ちてきたのでそろそろ新しい蜂を用意しないといけない。本当に欲しい時期は年始早々ということになりそうだがその時期に届けてくれるはずもなく、また、届いたとしても世話ができないので仕方なく今貰うことにした。
今回の蜂も飛び出しがよい。

2013年12月25日水曜日

クリスマスに鶏

近所の鶏屋の社長にお願いして鶏一匹を都合してもらった。それをこないだ買ったルクルーゼの鋳物の鍋で蒸し焼きにする。想像ではこんがり仕上げるはずだったがトマトの果汁が邪魔をして煮物のようになってしまった。
これをウチのクリスマスの定番にしたいと思っている。

2013年12月24日火曜日

鞆の浦

Tを訪ねて広島県福山市に行く。福山市は思いのほか大きくなんでも手に入りそうだ。
約束の時間より早く福山駅に着いたたのですぐ近くにある福山城をブラブラする。こじんまりした城だが個人の家として考えるとでかい。時間が来たので、Tと合流して鞆の浦に行く。横溝正史の映画のワンシーンに使われた常夜灯のある石造りの港。坂本龍馬がいろは丸を沈没させられた紀州潘と交渉するためにとどまった港。そういうことで有名で古い町並みが残っている。ここでTの知り合いのカフェ、浦のど真ん前のカフェでゆっくりしそうになる。
渡しに乗って5分くらいの、仙酔島、に行く。ここはもっと考えてから来ればよかった。日本で最初の国立公園、周囲6km。2ヶ所の温泉も面白いが、気になるのが、島に点在するパワースポット。非常に怪しい。
前日に調べたサイトの案内のとおりパワースポットを巡ってみた。まずは体に溜まった電磁波をアースして放出することのできる海岸から始まる。1時間ほど岩盤や原生林の中を歩いて船着場に戻った頃にはすっかりパワーを受け取っていた。
Tが遊園地にある温泉に案内してくれて温まった。思いのほか暖かいクリスマスイブだった。


2013年12月23日月曜日

ボトキラーダクト設置

午前中の作業中に社長が作業場に来て、ボトキラーのダクトはどう張れば良いかと聞いてくる。この人が知らないわけ無いので、会話をすっとばして、やってあげることにした。社長はホントの百姓だから何かと詳しく教えてもらっているのでたまには孝行をしておく。

2013年12月22日日曜日

音楽を言葉のように学ぶ

大阪時代にお世話になっていたスタジオのマスターのブログにものすごくいい動画が紹介されていた。アメリカの音楽学校の先生で、彼はバンドの中に生まれたと言う。生まれる前兄弟は既に音楽を始めていて次生まれる弟にはベーシストになってもらいたいという環境に生まれた。言葉を学ぶ場合、うまく話せない子供でも大人と話すことができる。音楽の場合、初心者がプロとプレーすることはない。そんな話から始まる。久しぶりに音楽哲学でいい話を聞いた。

2013年12月21日土曜日

ツギさんの手伝い

ツギさんと呼ばれている人が隣の集落にいる。何かと世話をしてくれるので今日はその少しでもの恩返しとして、トラクター格納用のハウスの移設を手伝う。
貰うところで解体して、もって帰って、組み立てる。午前中のウチに終わった。午後は冷蔵庫を運ぶ。
恩返しのつもりが、夜は寿司をご馳走になった。

2013年12月20日金曜日

神戸へ

服を買いに神戸に行く。
年末年始にくたびれた服を着ていたくないと感じるのは子供の時そうしてもらっていたからだと思う。1時間待ちでバーゲン会場に入った。
買えたのは、シャツ二枚。厚手のデニムシャツ、Fenderの刺繍が入っている。ギター弾きだけが着ていいはずだ。もう一枚は厚手の黄色のチェックのシャツ。
両方ともギター弾くときに着ているとかっこいいなぁと思って選んだ。

2013年12月19日木曜日

新じゃが

月末の週末には必ずカレーを作る。12月は1週繰り上げて今週末にする。今月の楽しみは、新じゃが。皮が薄くてうまそうだ。

2013年12月18日水曜日

LE CREUSET

クリスマスには七面鳥の代わりに鶏を一羽丸焼きにしたい。そのための鍋をようやく手に入れた。ルクルーゼの鋳物の鍋はキッチンツールの定番だと思う。

2013年12月17日火曜日

念願の牡蠣フライ

 ピザに次いで好きな食べ物は牡蠣フライだ。この季節瀬戸内海では牡蠣のサイズと味があがる。
今日ムキ牡蠣をどっさりもらったので念願のカキフライにしてもらった。

2013年12月16日月曜日

おじいちゃんのソファ

おじいちゃんの家が壊される前に家具をたくさんもらった。ソファ、本棚、机、ミシン、高椅子。その内ソファの置き場所に困っているのでネットオークションで売ってしまおうかと思ったのだが、思いとどまった。売ってしまったらもう戻ってこないからだ。

2013年12月15日日曜日

地主さんBの雲行き

地主さんBの雲行きが怪しい。路地なら貸してもいいというのだがハウスはダメだという。近所の人に貸せない事情があるのか聞き回ったがとくにそんな様子はない。
貸したら帰ってこないという思い込みが強くなっているようだ。
他所から来ている弱みであまり強く押せない。

2013年12月14日土曜日

キムチ良好

遊びで漬けたキムチが意外にもうまい。いつも買うのよりうまいと思う。ただし少し塩辛い。
これを期に本格的にキムチをつけてみようと思い、粉唐辛子を1kg買った。もうすぐウチの白菜も食べられるようになる。

2013年12月13日金曜日

年末は大阪へ

約3ヶ月大阪に行ってない。それで年末の週末を大阪で過ごすことにした。
定宿と友達の予定を抑えた。
こうしてたまに大阪に行かないといろんなところが錆び付いてくる。

2013年12月12日木曜日

ハウス見積もり3件目

宮崎のハウスメーカーさんがこっちに出張してきているといういので新築予定地を見てもらって見積もりを依頼した。これで3社目となる。ホントはもっと前にこの会社に頼んでいたのだが、その時の仲介者が僕の希望を全く理解しておらず、見当違いの仕様で見積が上がってきていた。
年明けに再度こっちに出てくるというのでその時にもらうことにした。

2013年12月11日水曜日

シシ鍋

近所に何かと世話をしてくれる人がいる。今日はそのお宅でしし鍋をご馳走になった。丹波にいる頃はよくもらっていたがこっちに来てからは初めてだ。
しし鍋というより、しし肉のすき焼きだった。締めのうどんまでものすごく美味しかった。

2013年12月10日火曜日

チェーンソーの手入れ

庭木を切り倒すにはチェーンソーを使う。使い始めてもう3年になるのでそこそこ心得てきた。こいつのチェーンは常にメンテを必要とする。その際に専用ヤスリを使う。ヤスリは消耗品だから買い足す。
3本700円のヤスリの送料が800円。バカバカしいので店に頼んで160円のメール便で送ってもらうことにした。

2013年12月9日月曜日

庭木を斬る

ウチの庭には樹が多い。裏に、梅2本、さくらんぼ、琵琶、プラム、百日紅、表に柿2本、楠。裏の樹を梅を残して全部斬る。実のなる樹なんだが北側に植えられていて日当たりが悪く全く実がならないし、草刈の邪魔になる。梅だけはそれらしく刈り込んで他は残念だが徹底的に斬る。無責任に植えるとこういう邪魔な樹になってしまう。
かなりすっきりした。

2013年12月8日日曜日

地主さんB

借りようとしている畑の地主さんは3人に別れる。畑は大中小合わせて3枚だ。大と小の地主さんは快く貸してくれることになったが、中の地主さんの返事をもらっていない。昨日の話では最初貸したくない感じだったが最後には貸してくれる雰囲気だった。
今日は市役所の人に付き添ってもらって正式に依頼に行く。
畑を借りる場合は農業委員会を通じて利用権設定契約をする。貸す期間を決めてきちんと地主さんに畑が帰るようにする制度だ。説明すればするほど相手の表情は固くなり嫌な雰囲気になる。
一通り話したのでとりあえず引き上げる。

2013年12月7日土曜日

耕耘

借りようと思っている畑の草刈が済んだので、今週はトラクタをかける。こうすると土の様子がわかる。奥の方が少し下がっていてその部分は表土がなくて粘土がむき出しになっている。
水はけは良さそうだし、石もない。日当たりは良いし、表面を鳴らせばいい畑になる。

2013年12月6日金曜日

作業場の暖房

作業場に暖房を入れることにした。石油ファンヒーターを購入する。
去年の袋詰めはハウス内でしたのだが、冷たいトマトを湿度の高いハウス内に置いておくと結露して袋の中がびしょびしょになる。それでかなり苦情を聞いた。暖房がないから仕方なくそうしているのにひどい話だ。
今年はそうしない。暖房を買ってもらった。

2013年12月5日木曜日

ハウスにLANケーブル

プロファインダーという計測装置がある。それは日照量、湿度、気温、培地温、をPCに記録することができる。本体の設置はとうに終わっているのだがPCの設置がまだだ。今日はそのためにLANケーブルを配置する。
PCを設置するとなると倉庫に鍵がかからないと盗難が怖い。ここは誰かが勝手に入っている気配があるのだ。

2013年12月4日水曜日

器材の見直し

ギターの器材はどんどん新しいのが発売される。一通り揃えたと思えばすぐに新しいのが出る。新しい音が発売されるという感じだ。操作性が良いとか、デザインが良いとか、コンパクトになったとか、ついつい欲しくなる。キリがない。今持っている器材でも十分んあことはできる。
そこでだ。もう少し器材と向き合うことにした。普段は足元に置くエフェクターを机の上に置く。ディレイから始めた。Line6のDL4流石に全く飽きない。ステレオアウトにしているんのでかなり使いこなせる環境だと思う。

2013年12月3日火曜日

収量少ない

農場の経営方針で光熱費がセーブされていて収量が下がっている。そうなると収穫時間も長くはないし袋詰めにも時間がかからない。月水金のAMを収穫・袋詰めにあてている。10月の収量の多い頃は午後に大幅に食い込むことがあったが、最近は余裕でAMに終わる。
その分手入れが手厚くできる。今年は手入れの効率もかなり上がっているので時間的には余裕だ。

2013年12月2日月曜日

収量減る

加温器の温度設定が下げられたせいか収量がやや減った。燃焼時間が減って光熱費がセーブできているのは悪くないが売り上げも共に下がっては良いかどうか判断が付きにくい。
今年は燃焼時間と最低気温も記録しているのでシーズンを終えてから貴重な資料になるだろう。

2013年12月1日日曜日

キムチ作り

ここは白菜の産地で、今は収穫時期なので、白菜を多くもらう。
もらった白菜をキムチにすることにした。昨日から塩漬けにしておいた白菜に、赤いたれを挟み込んで漬け込む。
赤いたれはキムチの素に大根、椎茸、ネギ、網エビを入れた。今回うまくできたらキムチの素は使わないで本格的にやってみようと思う。
牛窓は白菜の産地で朝鮮との交流も昔からあるのでキムチ作りは当然だろう。

2013年11月30日土曜日

ハウス用の畑

先週の日曜日市役所の担当さんに付き添ってもらってハウスを建てたい畑の地主さんに挨拶に行った。借りることが出来そうだった。
今日はその畑の草刈りをする。草が人の背丈も茂っているので地形がわかりにくいからだ。
ハンマーナイフと刈払機で5時間かけて草を片付けた。
最大1M位の高低差がある。これを均す方法を考えよう。
ここも4時30分には陰に入る。影の主は少し離れたところにある林だ。あの木を切り倒せばいい。

2013年11月29日金曜日

初霜

霜が降りた。去年と比べると少し早いように思う。
おかげで、ナスとジャガイモが霜に当たって萎れている。万願寺唐辛子はやや影響を受けているようだが持ちこたえている。キャベツ、白菜、葉物は何ともない。

2013年11月28日木曜日

米朝落語

仕事中に聞くのは専ら米朝落語にしている。
音の入手先はYoutubeからが多いのだが、最近岡山県立図書館にもCDがあることが分かった。PCを持参して図書館に行き何枚かコピーする。
米朝さんの落語は、登場人物に愛嬌があり情景が浮かびやすい。自分の友達や知ってる人にそういう人いるなぁと思わせる。ともすれば自分もその場面にいる。80話くらい集めたがまだまだ話はあるようだ。
大阪市立図書館には本場だけにDVDまである。

2013年11月27日水曜日

コープファームのハウス

コープファームがハウスを建てている現場を見に行った。
日当たりも風当りも良い場所で僕が狙っている畑と条件が似ているので、どれくらいの強度のハウスを建てているのか参考にさせてもらいたい。
土地の造成がうまくできているように思う。いくらかあった傾斜は完全にならされている。見事だ。
4時過ぎに影の中に入っているのは残念だ。

2013年11月26日火曜日

加温器の設定

加温器の設定が勝手に変更されている。変更する時は事後でもいいから知らせてほしいもんだ。
加温器の温度設定は時間帯を4つに区切ってそれぞれ設定することが出来る。それに加え最低温度の設定をする。今は最低温度8.5度。この温度まで下がると加温を始める。そして時間ごとの設定温度まで加温を続けるのだ。
5-9時9.5度、9-17時14度、17-21時10度、21-5時8.5度。
こういう設定になっていた。温度設定を下げ燃料を節約するということだ。

2013年11月25日月曜日

トマトの染み

アイコのヘタ周辺に黒いシミがつく。味には影響ないのだが見た目が悪いのでシミがひどいものはB品にする。数人に聞いたが見たこともないという返答もあった。しかし、社長やパートのお姉さんは見たことがあると言っていた。現場に出てる人とそうでない人の差が出る。
原因はわからないが長い間ぶら下げておくとシミが出るそうだ。

2013年11月24日日曜日

台所改装 床 2

昨日寝ながら考えた段取りでフロアーを張っていく。
長さの約半分をめくって、その部分の床に専用ボンドを塗り、塗り終えたらフロアーを敷く、そして残りの半分も同じようにして敷く、それから壁際の凹凸に沿って残った部分を切り取っていく。
1か所切欠きが凸凹してしまったが概ね上手くできた。
これにて台所の改装終わり。

2013年11月23日土曜日

台所改装 床

今週末は台所の床を張り替える。と言ってもクッションフロアーを張り替えるので素人でもできるのだが。
古いクッションフロアーを剥すと当然古い接着剤が床にくっついている。それをヘラで根気よく剥す。次は床下収納を何とかする。床下収納は僕が子供の頃に流行った。ウチの実家も後付で床下収納にしてもらっていた。この家もそうだ。当時の流行だ。今は全く流行ってない。だから床下収納のパーツをすべて取り去り、何事もなかったように隙間には木材を埋めてヤスリをかけて面一にする。
それでようやくクッションフロアーを広げて張る段取りをする。台所には当然、流しがあり勝手口があるので床は四角ではない。凸凹している。前のものは何枚にも分けて張ってあり不細工だった。切欠きを入れず小さく切ったものを張り付ける方が簡単なのだ。僕はそうはしない。そこにクリエイティブな喜びがあると思っている。
今日はフロアー材を広げて作業の段取りを考えるところで終わった。

2013年11月22日金曜日

酢で予防

コナジラミは相変わらずハウス内で見かけるのだが、大発生はしていない。ネオニコチノイドを使えば退治することは出来るのはわかっているが、ハチ殺し、とも言える農薬を使う事はしない。
そこで去年使っていた、コロマイト、粘着、に加えて、今年は酢を使っている。これが結構効き目があるように見える。ネオニコチノイドの様に圧倒的ではないが、散布後必ずコナジラミの数は減る。多分10%以下に減る。
1週間から10日間隔でこれを散布することで何とか逃げ切りたい。

2013年11月21日木曜日

ペレットメーカー

木製ペレットを使う時の難点は運賃だ。ペレットメーカーは製材業の盛んな真庭、新見、津山など県北にあり、県南にはない。瀬戸内市には製材業はないのかなぁ。

2013年11月20日水曜日

玉ねぎ定植

独立したら借りることになっている畑に玉ねぎを定植した。自分で食べる分だけなのでほんの少々を作る。今年は苗を買わずに種から育てた。

2013年11月19日火曜日

プチプチ張り

ハウスの暖房効率を上げるためプチプチをハウス内側に貼る。去年に続き2回目の作業だ。去年はすごく時間がかかったが、今年は簡単に終わった。
何故か。
去年プチプチを片付けるとき、きちんとロールに巻いて赤ペンでどの場所に張るのかキチンと書いておいた。
そうでない場合、グシャグシャに縛り上げられたプチプチ団子を解きながら寸法が足りないからやり直し、など時間を浪費することになる。去年は前任者がキチンとしていないので時間を無駄にした。
当たり前すぎる話なのだが、時間を大切にすると仕事が早く終わる。
今年の労働時間は去年に比べて30%はカットできている。

2013年11月18日月曜日

今回の蜂は当たり

先週水曜日に届いた蜂を金曜から学習飛行させているのだが、今回の蜂は初日から飛び出しが良く、2日目に既に花を覚えていた。
2週間たっても全く飛び出さない蜂が届くこともありどうしてこんなに差があるのかよくわからない。

2013年11月17日日曜日

木製ペレット:重油

木製ペレット加温器の情報が揃ったので計算してみた。
・ 木製ペレット加温器
 加温器価格 270万円
 木製ペレット価格 28,000円/t(送料含む)
 木製ペレット熱量 4,500kcal/kg
・ 重油加温器
 加温器価格 100万円
 重油価格 90円/L
 重油熱量 9,500kcal/L
去年使った重油は90万円、10,000L。熱量に換算すると9,500x10の4乗kcal。同熱量のペレットは22t、約60万円。木製ペレット加温器は6年目以降に重油加温器に対して経済的メリットが出るという計算。

2013年11月16日土曜日

ハウスに観光客

ハウスに観光客が来る。
誰の主催かわからないが、企画者がいて観光客を瀬戸内市の観光旅行に連れて行く。その訪問先の一つがウチのハウスになっていて、お客さんたちが収穫体験をするという。
30名ほどが10分ほど収穫して、足りない人は買い足して30分ほどで帰っていった。
妻と二人で売り子をするわけだが、いらっしゃいませ、ありがとうございます、をまともに言えるのは残念ながら我々二人だけだった。接客は大阪商人に任せてください。
我々がいなかったら静かな観光農園だったろう。その方が良かったのかな。

2013年11月15日金曜日

トマト部会

JAのトマト部会の勉強会そしてその後の懇親会にお邪魔する。JAを通じて出荷をしないと部会員になれないのでJAの職員さんの好意でオブザーバー的に参加させてもらう。これも顔を覚えてもらう為だ。2回目だ。
総会も兼ねていて、勉強会に続き、あっさり終わり一度解散。夕方宴会に再集合する。
宴会面白かった。始終太鼓持ちに徹して色々話を聞いて回ることができた。ここでも綺麗事は一切ない。金を稼がにゃ行かんと。百姓の子が次いでないんだからいい稼ぎではないぞ。出荷するだけでなく観光農園を兼ねた経営をしろ。これからどんどん土地が余ってきて土地の値段が下がるぞ。などなど実の話をたくさん聞くことができた。

2013年11月14日木曜日

ペレット加温器に期待する

昨日見た木製ペレット加温器について調べようと、加温器、ペレットの見積もりを方々に請求した。
化石燃料を使わずに加温ができればと思っていたが薪では温度管理が難しく何かいい方法はないものか、できれば石油より安く、と考えていた。

2013年11月13日水曜日

農振会の研修旅行

農振会の研修旅行に参加した。大山のブロッコリー産地と、真庭の有機農家なのでトマトには関係ないのだが、顔を覚えてもらいたいので参加をお願いした。生産者6名、役所JAの方々で3名で1台のマイクロバス。
大山が鳥取県の日本海の街だとは知らなかった。真庭の有機農家はトマトの周年栽培をしていて木製ペレットで冬季加温をしていた。真庭は製材が盛んなのでペレットメーカーが近所にあるそうだ。これには感動した。ここにも小祝さんの有機農業が根付いていて土壌分析を同じ機械でしていた。
夜は焼肉を食べに行った。
始終のんびりしたいい人たちだった。

2013年11月12日火曜日

誘引の効率

誘引の時間効率を上げるために2つの方針を立てている。
一つ目は、誘引に使うクキタッチはひと株3個。高さを決める、成長点を止める、その間を支える、その3個に限定する。
2つ目は、大玉の誘引を手遅れにならないように気を配り、大玉の手入れが行き届いている間に他を誘引すること。大玉が一番時間がかかるのでそこを先に片付けておかないと全体が手遅れになるからだ。
今のところ順調。

2013年11月11日月曜日

新規就農希望者 別口

市役所の人に連れられて、先週末のオリエンテーションとは別に新規就農希望者がウチに来た。
40歳の夫婦だった。
まずどの段階か聞いた。
就農をぼんやり考えているのか決定しているのか、作物や場所はどこまで決まっているのか、就農から数年目までの経営計画は自分の意思で立てているか、そんなことを聞いてみた。それぞれの段階でこちらが話してあげたいことが違ってくる。
就農は決まっているようだが、何をどこでが決まっていないようだった。経営計画はなおさらだ。

2013年11月10日日曜日

台所改装 壁

3週間前に台所の天井の塗装をした。今週は壁を塗る。
40年前に建てられた家だとは言えほんとに忌々しい壁だ。汚いのは仕方ないとして、こんな建材は見たことがない。約60cm幅のエンボス加工された硬い樹脂の板が、板の間に来る専用サンで打ち付けられている。サンの部分は飛び出しているのでローラーで一気に塗ることができない。
仕方がないのでサンは刷毛、板はローラーで塗ることにした。

2013年11月9日土曜日

借りる畑

研修生のウチは農業委員会を通じて畑の利用権設定ができない、正式に畑を借りるのは独立してからのことになる。それまで待っていては条件のいい畑を借りることができないので、独立したら借りたいのでそれまでは草の世話をするという条件で畑を抑えてある。
今日はその畑を耕してみた。
ここは見晴らしがいいのだ。

2013年11月8日金曜日

新規就農オリエンテーション

県の新規就農トータルサポート事業のオリエンテーション御一行がウチのハウスを見学に来る。僕も研修生になる前に参加をした。1年半前の事だ。新規就農希望者が15名ほど来た。
質問する側から質問される側に変わったのだから、当時自分が聞きたかったことを重点的に話す。経済的なこと、労働時間のことだ。トマト農家を目指す場合、10aのハウス新築には1,200万、労働力は1.5人必要だ、ということに始まって。売上はこう、経費はこう、収入はこう、5年後はこう、など数字で表されることを徹底的に話をした。いざ始めようとする人にはこういう情報こそ必要だからだ。
頑張って稼げる農家になって欲しいとか、地域に受け入れられるよう努力して欲しいとか、そう言う精神論を聞いて喜んでいるウチはどういう農業をしたいのか全然固まっていないからだ。
このうち何人が就農するんだろうか。

2013年11月7日木曜日

展着剤はイカン

昨日の農薬散布に展着剤として、ハイテンパワー、を使った。そのおかげで大玉の実が大量に落下している。去年も同じことが1回あった。同じく展着剤の影響だろう。
展着剤というのは農薬が植物表面のワックスに弾かれずなじませる為のもので、脂肪酸由来の界面活性剤であることが多い。そいつの副作用としてトマトの実の離層に入り込み離れやすくするようだ。そのせいで実が自重で落ちる。

2013年11月6日水曜日

こまめに予防

コナジラミが今だに目視できてしまうので、こまめに予防するしかない。ネオニコチノイドは使いたくないからだ。
コナジラミ対策に今日は、酢、コロマイトを使う。

2013年11月5日火曜日

青枯病

フルティカにだけ青枯病が発生する。ここだけ培地がカーボンで、他はココピートだからか。
去年までは発生すると株を抜いてこまめに塩素消毒していた。消毒して広がらないようにするのだ。しかし効かない。効かないどころか少し塩素濃度が高いと障害を起こしてしまう。
今年は株だけ抜いて何もしない。
高設溶液栽培は微生物の多様性に乏しいので土壌病には弱い。

2013年11月4日月曜日

暖房ダクト

太い暖房ダクトを使えば温風を効率よく奥に送り込めるのだが、その径のエルボジョイントが大きくて角に設置されるため邪魔で実用性が低い。今年はそのエルボを使わないことにする。代わりに邪魔にならない細いダクトを使うのだがそれがきちんと温風を奥まで運んでくれるか調べる必要がある。

2013年11月3日日曜日

食中毒

体の調子が悪い。二日酔いではない。昨日はそんなに飲んでないし。牡蠣だ。
牡蠣は恐ろしい。二枚貝の殻の部分に食中毒を起こすような菌やウィルスがついているそうだ。昨日食べた牡蠣は、今年の3月に蒸して身を取り出し冷凍保存していたものを、もう一回フライパンで解凍しながら火を通したものだ。それでも当たるときは当たる。

2013年11月2日土曜日

一人BBQ

ここのところ週末まで何かと忙しかったから今日はウチでBBQをすることにした。
昨日小豆を収穫してそのあとに大根、ニンジン、ゴボウを植えたので庭もすっきりしている。
秋刀魚、手羽先、ウインナー、冷凍しておいた牡蠣、サツマイモ、ナス、なんかを次々に焼いて食べた。
隣の家がハナレを立て始めうるさい。
BBQをしながらずっとギターを弾いていた。

2013年11月1日金曜日

暖房開始

寒くなってきたのでハウスの暖房を始める。太いダクト用のコーナーのエルボが大きすぎて台車が通れないのでエルボは使わず細いダクトを使って始めることにする。
今シーズンは燃焼時間・最低気温を記録することにする。

2013年10月31日木曜日

見積もり 3通目

ハウスの見積もりを3社に頼んで、ようやく3社目の見積もりができたそうだ。頼んでから1ヶ月半経過した。遅くないか?
依頼して2週間の頃いつ頃になるか尋ねたら、台風で他のお客さんで忙しかった、調べて電話すると言う。待てども連絡がない。3週間目の頃留守電に入れても返信がない。5週間目の頃見積もりができたから持っていくという。当日時間に4時間遅れるという。
この営業さんにとってウチは優先順位が低いようだ。それならそれでかまわない。
見積額は案の定破格に高く、いわゆるお断り見積もりのように見える。10aで2,000万だそうだ。他2社より500万高い。情報収集を兼ねての依頼なので金額にはコメントせず必要なことだけ会話して帰ってもらった。

2013年10月30日水曜日

あきらめ

4月独立のための事業採択後の完成期間条件がひと月半に短縮されたことを説明するために県から担当さんが来てくれるそうだ。
市役所で話を聞いてみると、この期間短縮についてはどうしようもない、とのコトで、それなら選択はあきらめる他にない。
しかしこれで来年度への下準備ができたと言うものだ。

2013年10月29日火曜日

この畑

昨日紹介してもらった集落の上にあるあの畑を昼に見に行った。
いい。非常にいい。二車線の道路から1~2M盛られた土の上にあって、風当たりもいいが日当たりもいい、畑灌もある、傾斜が緩やか。ココしかない。
地主さんが3名に分かれている。どうしてアプローチしたものか考えてみよう。
ところで、4月の独立話の方はというと、難題が発生した。事業に採択されてハウスの発注をかけられるのが1月末、ハウスの完成が3月上にして欲しいと国から回答があったそうだ。通常3ヶ月かかるハウス建築をひと月半では無理そうだ。

2013年10月28日月曜日

地元の農家の紹介

昨日の夜、地元の農家さんを尋ねた。前からなんとなく畑探しになると尋ねる人で、何故か何かと親切にしてくれる。日没に尋ね畑探しの進捗状況を話していると、開墾にはハウスを建てるのは良くないと言われる。どんなにうまく排水しても水につかるそうだ。
それで、丘の上の方の畑を紹介してもらった。
こんなところに畑があるとは知らなかった。寒風陶芸館に上がる道のすぐ脇だ。畑灌もついている宅地にできない畑だ。広さは暗くてよく分からなかったが高台で傾斜も少ししかない。これはいい。
調べるのが楽しみだ。

2013年10月27日日曜日

約束は守らないと

友達からメールがあり10月の最後の火曜日が近いけど、もし来ないなら他の用事を入れてもいいか?と言う。忙しくて忘れていた。10月後半の火曜日に鞆の浦に遊びに行こうと約束をしていたんだ。
この人とは2010年2月に丹波で知り合った。当時は東京に住んでいた。オーストラリアにワーキングホリデーに出た後、実家の広島に帰って今は車で1時間くらいのところにすむご近所さんだ。
今年の夏にウチにきてくれた。今度はこちらから行きたいと思い10月後半にと言っていたのだが、忙しいので叶えられそうにない。
しかし、こういう小さな約束を守るかどうかって、大事だ。

2013年10月26日土曜日

地元農家さん宅へ

親切心からトマトを買い続けてくれている集落の農家さんがいる。週3回ずっと持ってきてくれと注文をもらっている。もうひと月になる。
今日はその人の家で畑の相談のため一杯どうかと誘ったところ逆に宴会を用意してもらう羽目になった。そこそこ良い酒一升と焼き鳥各種を持って家に伺う。
ガンコそうだが気の良いおじさんで農業は5年目、それまでは会社役員をされていた。
6時から10時過ぎまでたっぷりお邪魔してしまった。こういうときは仕事の話をしないのがいい。ほとんど畑の相談はしなかった。

2013年10月25日金曜日

社長の意見

気になっていた開墾北側のセイタカアワダチソウが茂っている放棄地はハウス建築にどうかと、社長に聞いてみた。ここなら南北にハウスを建てられるのだが。この人はこの界隈のほう既知については驚くほどよく知っている。
ダメだそうだ。
水が入りにくい田で入水の便が悪い。水が入ったとしても抜けにくい。灌水が来てない。道の下なので日当たりが悪い。ヌートリアが出る。
そんなわけでココは断念する。

2013年10月24日木曜日

4月に独立なるか

青年就農給付金の提出書類の関係で県民局を尋ねていた。そこに市役所から電話が入り、25年年度の経営体育成交付事業の予算が余っているので、この続きに県の担当者にあって詳しく話を聞いてきたらどうだ、と言う。それがうまくいくと来年の4月にハウスが建ち独立できると言うのだ。いい話だ。
聞いてみると、11月20日までにハウス建築の土地を決め、申請をし、採択されれば、12月末にハウスの発注をかけて、3月末に完成するなら、事業を使えると言う。この事業が使えれば300万円国から支給されるのだ。
きついスケジュールだが可能性が無いこともない。早速動こうと思う。

2013年10月23日水曜日

屋根つきの車

農家をする上で軽トラは欠かせない。しかし今日のような雨の日には雨のかからない荷台がある、軽のバンが必要になる。そうなると仕事用に車が2台。自家用に1台。家族二人に車が3台も必要になる。

2013年10月22日火曜日

開墾の北西角

開墾の北西角に使われていない畑が20aほどある。その場所にハウスを建てるのはどうかと思い近所の人に聞いてみると。快く地主さんに話をしてくれて貸しても良いといってくれていると言う。
まずは場所確保。
でもココは東西に長い畑なのでできれば南北に建てられる所がいい。また、開墾一面海抜マイナス0.5~0.9Mなので大雨の時に水に浸かってしまう。
更にいいところを探そう。

2013年10月21日月曜日

サイドカーテン

アイコの完熟一歩手前の実がたくさんぶら下がっているのに誰かが土日の雨にサイドカーテンを閉めた。そのお陰で80kg収穫のうち15kg、18%が割れた。その上遮光カーテンも閉められている。誰だろう。

2013年10月20日日曜日

GP-8


機材整理のため18の頃に買ったGP-8を手放すことにした。
ローランドが発売した初のマルチエフェクターで、8種類のエフェクターが内臓されている。128個のパッチがありそれをフットコントローラーで呼び出しエフェクトの切り替えをする。
本体を中古で3万で買った。同級生が勤める京都の楽器屋に会に行ったのを覚えている。
25、6の頃までは良く使っていたが、それ以降30くらいまでギターすら弾かなかった。35で今のギターを買ったとき、エフェクターも一式新調したから存在すら忘れていた。
岡山に越して自分の部屋ができたので、楽器を眺める時間も増え、たまにつないで見た。なんとも言えない懐かしい音がする。
しかし今の好みの音ではない。音作りにダイヤルをクルクル回すなどして実用的でもない。エフェクターはツマミを回して音作りするほうが好きだ。
物持ちのいいほうで何を持っても丁寧に扱うので問題なく機能するしキズもない。誰かに使ってもらうためにヤフオクに出品する。

2013年10月19日土曜日

台所改装


今借りている家は築50年くらいなので、家自体のデザインが今とは大きく違う。今のデザインでは、台所とリビングはうまく溶け合っているが、昔の台所はリビングとは別の空間であることが多い。ウチがそうだ。
天井は石膏ボード、壁は良く分からない材の板、床はクッションフロアー。それぞれ今のものとは大きく違う。天井と壁を塗装して、床のクッションフロアーを張り替えようと思う。
まずは天井。今週末に仕上げる予定だ。

2013年10月18日金曜日

大家さん来る

このうちの大家さんは玉野市に住んでいる。気のいいおじさんで年は75、6だろうか。頑丈そうな体つきをしているが、最近2つ程病気を患っている。
心配だからたまに電話で話をする。数日前にした電話で久しぶりに遊びに来るというのだ。
そのためのお茶菓子を買いに出ている間にウチに来てしまい、あわてて帰って家の外で1時間立ち話をしてた。お見上げに瀬戸ジャイアントをもらった。自分では高級すぎて買えなかった地元産のブドウだ。

2013年10月17日木曜日

コナジラミ

残念なことにウチのハウスにはコナジラミがいる。黄化葉巻病の媒体となるタバココナジラミではなく、オンシツコナジラミのほうなのだが、簡単に見分けがつかないのでどちらでもいて欲しくない。
ところで。
熟れるとはどういうことか、ここ数日数人の物知りに聞いているのだが誰もこたえられない。
どうして赤くなるのか、どうして柔らかくなるのか、それが知りたいんだが。

2013年10月16日水曜日

選果機

指波製作所の選果機を使っている。トマトを投入すると、磨きと選別をしてくれる。一目見れば仕組みは簡単なのだが、言葉で説明するのは難しい。数個の回転するブラシで磨き、2本の回転する長いロールで選別する。とてもうまくできている。大きさの選別がしっかりできていると、粒が揃い、袋詰めしたときの姿が美しいので重宝している。
一つだけ短所がある。
元々ミニトマトの為に開発された機械なので重量のある中玉トマトには向かない。機械を通り終わるまでに3回10cmくらいの段差を落ちなければならない。その間に重量のある中玉トマトが柔らかくなってしまうのだ。それを防ぐためにクッションを敷いているがその分手間がかかる。
もう少しいい案は無いもんだろうか。

2013年10月15日火曜日

畑はまだまだある

こないだ借りることになった畑の地主さんに集落に余ってそうな畑について聞いている。その土地の情報を市役所に行ってもらう。
集落にある畑のほとんどは傾斜していてハウスには向かない。少し手を入れて水平にすることのできる畑を見つけることが難しい。
こうして市役所からもらった情報を頼りに探し回ることで少しずつ畑の分布が見えてくる。

2013年10月14日月曜日

熟れるとはどういうことだ

10月14日なので当り前だが、もう夏ではないので朝晩は涼しくなってきた。日中はまだ暑い。その上雨も多くなる。そうなると、熟れやすいとか、割れやすいとかの問題が出てくる。
先週木曜日は雨、金曜はたくさん熟れた。以降は快晴、しかし今日は熟れてない。
雨の翌日割れが多く、晴れの翌日熟れると思っていたがそうでもない。
割れの要因の一つは湿度で雨と関係が深いが、熟れはどうなんだ?

2013年10月13日日曜日

秋祭り

秋祭りの神輿担ぎを頼まれたので引き受けている。
12時に神社に集合して白装束に着替える。1時ごろから本殿に入って祝詞が始まる。1時半くらいから神輿担ぎが始まった。この地方でも掛け声は、ワッショイ、だった。他の担ぎ手は以外にも遠慮気味にワッショイを言う。遠慮してては祭りにならんだろう。大声でワッショイを言いまくった。境内から出た山の上まで5分程移動してそこで儀式がある。そして本殿に持ち帰って神輿担ぎは終わり。そのあと餅投げがあり、担ぎ手は投げる役だ。自分の投げた餅を人が取り合うのが面白い。わざわざ狙って投げてやってるのに、全然取れない人もいる。
珍しい服を着て、大声を出して、餅を投げて、面白い祭りだった。

2013年10月12日土曜日

ピザ


週末の定番にメニューになっているピザの味に飽きた。かと言ってピザをメニューからはずすことは無い。
自分で作る。トマトソースは作り貯めがあるので、生地をこねる。
家庭の電気のオーブンではうまく焼けないなぁ。釜が欲しい。

2013年10月11日金曜日

トマト注文

隣の集落の区長さんがくれるトマトの注文がどうやら定番になりそうだ。奥さんがトマト好きだそうだ。こういう注文はトマトとお金の交換の他に色々なものの交換がついて回る。

2013年10月10日木曜日

畑を借りる

市役所の人に付き添ってもらって、畑を借りる交渉に行く。今は岡山県の研修生なので農業委員会を通しての利用権設定契約ができないので、研修生期間が明ける予定の来年度4月以降に手続きはするが、それまでは草刈をするから他の人には貸さないでくれとお願いをする訳だ。

2013年10月9日水曜日

直売所:市場

今収穫できたものは直売所と市場に出荷している。数の割り振りは注文に従うことになっている。その割り振り数量が決められた。アイコ、フルティカとも、まず直売所向けにL40袋、M40袋、残りを市場向けに出すそうだ。
つまりLとMの合計80袋(16K)以上の場合だけ市場に出荷する。

2013年10月8日火曜日

市役所のあの人

この人には一方ならぬお世話になっている。研修生に採択される面接のときには何度もフォローの意見を出してくれた。それ以降ずっと助言をもらっている。
田舎ではたとえいいアイディアでも言ってはいけない立場と言うのがある。今の僕だ。弱者。そういう弱者をかばってくれる人は少ない。攻撃はしてこないが様子を見るという姿勢の人が多い。そのなかでこの人の存在は僕にとってとても大きい。
資金調達面でも書類作成を気前よく引き受けてくれるし、畑探しでも机の上だけでなく現場に連れ出してくれたり、僕に代わって地元の人から話を聞いてくれたりする。
昨日の畑探しの件はやはりこの人に仲人になってもらう。この人も仕事が速い。明後日地主さんを尋ねるよう手配してくれた。

2013年10月7日月曜日

仕事の速い男

隣の集落の区長さんにトマトの注文を貰っていたので今日届けに行った。注文は先週の金曜日市役所でばったり会った時にもらった。
届けに行くと、僕がこないだ借りたそうにしていた畑の話を付けておいてやったからドンドン進めていきなさいと言う。
サンキュー。
それにしても仕事が速い。

2013年10月6日日曜日

集落の草刈

集落の日役には必ず出ることにしている。都合がつかない場合は前日に先に仕事をさせてもらうなどして参加する。
草刈、ごみ拾い、荒神祭、花見、なんやかんやとある。
毎回参加していると挨拶してくれる人が少しずつ増える。今日の驚きは今まで全く話してこなかった強面のオッサンが飲み物を勧めてくれたことだ。

2013年10月5日土曜日

防災セミナー

今年二回目の防災セミナーに出席する。この地域を知るいい機会だ。畑探しにも役立つ。
比較的貸してもらいやすい畑は、カイコン(開墾)、と呼ばれているところに多い。50年前まで海だったところを埋め立てたのでそう呼ばれている。
埋立地なので海抜は低い。どのくらい低いかと言うことがこの防災セミナーで分かった。
海抜は-0.5~-0.9M。南海トラフ地震の津波が入ってくると開墾のほとんどが3~4Mの水の下になる。
こんなシリアスな話を聞いて畑探しの基本情報とする。

2013年10月4日金曜日

無駄な時間

アイコの袋には”アイコ”と書かれたステッカーを手で貼っている。その位置が高いので低くしてくれと曖昧な注文が入った。低くといってもどのくらい低くなのか…。分からないので思い切って低く貼った。すると今度は低すぎると言う。それならどこに貼ればいいのか目の前で貼ってもらった。その位置が元々の位置より5-6mm高いというから笑える。万事この調子だ。

2013年10月3日木曜日

GF社のサンプル評価

昨日GF社にサンプルを発送したので、評価を聞いてみた。
悪くない、だそうだ。買ってくれると言うのだが、年間通じて着値で600円/kgと言う。フルティカ、アイコ両方ともにだ。12kgを発送の最小としており、その場合の送料がクールでない場合1,000円するので、1kgに100円ほど送料がかかっている。箱代を考えると計130円が発送経費となる。そうなると手取りが470円。地元の全農に出荷する場合の底値が450円、手取りは400円。今の市場の相場は1,200円ほどなので、年間一律800円もらえるなら出してもいいのだが、600円では…。
無いときに出してくれる、多いときに取ってくれる、それが理想の取引先なのだがこれでは安すぎる。

2013年10月2日水曜日

ドスマチック交換

溶液を混入させる装置がある。ドスマチックと呼ばれたり呼ばれなかったり。Dos(2)のmaticだ。
それが一年もたたない内に壊れた。塩素が現役に混入されておらず青枯病が増えた。溶液栽培の場合微生物多様性に乏しいのでこの病気に弱いようだ。

2013年10月1日火曜日

畑探し

今日から10月。今年中にハウス用の土地を探したいのでもう後がない。しかし候補はほぼ出尽くしたと言っていいだろう。後はそこがホントにハウスに適した土地かどうか、どうやってアプローチするかを考えていく。ミスはできないので慎重にコトを運ばねばならん。
アプローチはやはり地元の年配者と仲良くなり、その人たちから当たってもらうのが良い。まず貸す意思があるかどうかを知りたい。
開墾の北西角の畑について聞いてもらっている。

2013年9月30日月曜日

黄化葉巻かどうか

黄化葉巻かどうか。これは一発で分かる。肥料不足で成長点が黄化しているのとは全く違う。あいつはそうだ。
取り出した。ハウス内にはオンシツコナジラミしかいないはずなのにどうしてか。考えられるのは苗の時点でウィルスを持っているからだ。去年もそうだった。黄化葉巻が出るものの、取り出せば広がらない。今の苗屋本当に大丈夫か?

2013年9月29日日曜日

食い倒れ 二日目

朝早く目が覚めたのでホテルの部屋でボンヤリと、今日何するか考えた。徹底的に食い倒れにする。
昼飯に通天閣本通りに軍鶏のカツ丼を食べに行ったが閉まっていた。どうしてもカツ丼が食べたくなりうまい店を探す。うどん屋とか宮本むなしのカツ丼では納得できない。途中お土産に天ムスを買った。ナンサン通りのとんかつがんこまで歩きカツ重にありついた。理想の味を手に入れた。しかし重は食べにくい。どうして丼ではないのか。
そこから大阪を感じるために心斎橋商店街を歩く。お土産に551の豚マンを買った。楽器屋や本屋に入って休憩しながら、心斎橋筋商店街をひたすら本町まで歩いた。休日の本町はひっそりしていた。その辺りから御堂筋を歩く。結局キタまで歩き、休日出勤している親友を誘い出しビールを一杯飲んだ。そして天下一品。電車の時間まで少しあるのでマクド。これで食い倒れ終わってもいいだろう。よく歩いた。歩くのは好きだ。

2013年9月28日土曜日

大阪へ

大阪にいく。もちろん親友のハンサム野郎に会いに行く。こないだ父さんを亡くしたのでお供えを持っていく。一人で行くので電車を使う。思えば電車で大阪に行くのは初めてだ。2500円で2時間半くらいで着くから、一人のときはこっちが安上がりだ。
電車の旅は窓の景色や乗客を見ていて飽きなかったのであっという間に終わってしまい、用意していた本や音楽は必要なかった。
久しぶりの大阪駅は少し豪華になっている。ここからヤツが働く4ビル付近まで地下道で行くのだが、途中で分からなくなってしまい地上に出た。ヤツは予定外の休日出勤をしている。昼間はヤツの家で過ごす予定だったので鍵を預かる。
今回は楽器は持っていない。食い倒れを楽しむつもりだ。
餃子の王将に入る。
満足して、1ビルの知り合いの飲食店を尋ねるが留守だった。谷九の定宿にチェックインして、ヤツの家に向かう。家に入ると、犬、少し預かっていたあの可愛い犬、侵入者にも気づかず寝ている。ヤツのお父さんにお供えをして手を合わせる。初めて見る写真のお父さんはヤツと似ている。ギターを弾いて犬が起きるのを待つ。起きたところでうつぼ公園に散歩に出かける。後ろ足が動かないこの犬は非常に目立ち、散歩していると、犬なしでは絶対微笑んでこないような可愛い子が挨拶をしてくる。女は傷ついた犬に弱い。
ヤツが帰ってきたので散歩を終え家に帰る。犬(ウタ)はヤツが帰ってくるとヨタヨタと歩いて近づいていった。ヘルニアの手術をしてウチにいる6週間全く歩けなかったのに、少しだが歩けるようになっている。これが奇跡でないなら何が奇跡なんだ。
それはそうとして、犬を置いて二人でミナミに向かう。まずはホルモン。ライブハウスに行こうかという話も出たが結局ブラブラして立ち飲み屋に入る。ナンサン通りの道具屋筋の西側の通りに立ち飲み屋が増えていた。そこでキレイに酔い。ナリトの店に行って。別れた。
俺はそこからカスうどんを食べるだ。食い倒れ一日目終。

2013年9月27日金曜日

アイコ初収穫

アイコの初収穫をする。9キロ。糖度は8-9度。一段目だとしてももう少し欲しいところだ。
気になるのはちぎりにくいところだ。ガクと房をつないでいるところに折れやすいポイントがある。そこに指を当てると簡単に折れて収穫できるのだが、今年のは簡単に折れない。折れないといちいちはさみを入れないといけない。面倒だ。

2013年9月26日木曜日

県の資金担当

ハウスを新築する上で欠かせない資金調達の鍵を握っているのが県の担当さんだ。市役所の計らいで、その担当さんが今日市役所に来てひと月以上まえから頼んでいた質問に答えてくれる。
簡単ではないが手の届く範囲の煩雑さだと思う。何より、県の担当さんも市の担当さんも応援してくれている。実際は市の担当さんのパーパーワークが増える。もちろん僕にも。
ちょっとコトではあるが、20ページの書類を作れば240万もらえるなら、僕は絶対やる。こういうペーパーワークの能力は農業に入るまでにしていた色々な仕事の経験によってできたんだろうなぁと思う。

2013年9月25日水曜日

フルティカ初収穫

フルティカを初収穫した。25キロほどある。糖度は6-9度。一段目にしては悪くない。
市場に出荷するらしいが、去年までは袋詰めにしていたのに、パック詰めをしろと言われる。入れてみるもののフルティカのサイズにあってないパックを指定されているため、不細工な上、無理やりつめているのでトマトがつぶれそうになっている。独立したらこんな不細工なパッキングは絶対しない。商品なんだから見た目はとても大事だ。

2013年9月24日火曜日

収穫迫る

7月30日に5.5葉くらいで定植したフルティカとアイコの収穫が近い。これまでは生育第一で来たけれど、ココからは収穫が始まるので作業性も考えていかないといけない。そのため収穫に邪魔になりそうな下葉を欠いて行く。特にウチの培地は高設になっているので、伸びた茎は一度下がり、それから上がるように誘引されている。そのため第二花房くらいまでは花房と葉がごちゃごちゃしやすい。

2013年9月23日月曜日

集落の車屋さん

この集落の役員さんの中で車屋をしている人がいる。この人は去年の6月に越して来てすぐの草刈のときに、アシナガバチの巣を退治するんならといって、はしごを貸してくれた。めったによそから人が入ってこないこの集落において、このフレンドリーさは奇跡といっていい。その車屋さんには今では何かあると相談に行く。車を世話してもらっていると言うのもあるし。
お百姓が多いこの村で、自分の代から車屋を始めたんだから、色々苦労されているせいか、人付き合いもうまいし話も面白い。 草だけ刈ってあいている畑があるぞ、と教えてくれた。

2013年9月22日日曜日

ヤフオク

ギターフレーズのループにはツインペダルのRC-20を使っていたが、使いこなせないのでコンパクトなRC-2に買い換えることにした。売って、買って、出金なしにしたい。こういうときはヤフオクを使う。売るときも、買うときも、すぐに行動しない。2週間ほどじっくり相場を見るのだ。それで相場の天井で売り、相場の底で買う。買うのは簡単だ。決めた予算を守ればいい。売るのは少々手間がかかる。それが面白いのだが。売りのポイントは、タイトル、説明、写真だ。タイトルと説明は過去に相場以上で落札されているオークションを見習う。商品写真は、掃除をした上、いいカメラ・いい背景・いい光の中で撮影したものを掲載する。一番大事なのが写真と言ってもいい。 RC-2の購入が7050円、RC-20の販売が9800円、送料を差し引いても1000円プラスとなり、希望のものが手に入った。

2013年9月21日土曜日

ハウス見積もり依頼 3件目

AMにハウス内の仕事を終わらせる。溶液の給排水のEC測定を簡単にするために、給排水を受け止める小さなコップを仕込んだ。
PMにはビニールハウスの業者が見積もり依頼を受けに来てくれる。営業の人はこの辺りの農業者を良く知っていて表裏の情報を話の中に混ぜてくる。それがこの人の手なのだ。だからきっと知らないだろう情報を話すと喜んでくれる。2時間きっちり話しうまく人間関係の土台を作れたと思う。見積価格に影響すればいいのだが。

2013年9月20日金曜日

傾斜した畑

集落に車屋さんがある。自家用車と軽トラの世話をお願いしている。元は農家なので畑を何枚か持っている。そのうちの一枚が丁度いい大きさで貸してもいいと言ってくれている。だが、農業者の皆さんの話によると、表土が薄く岩盤にすぐあたってしまうそうだ。 それでその畑をこないだまで使っていたという農家に聴きに行った。 岩盤に当たりやすいだけでなく、傾斜しているのでハウスを建てるのは無理だろうと言う。いつもは道の方から見ていたが、裏側から見ると、かなり傾斜している。高低差は1Mはある。これを均すとなると大事だ。せっかくだが遠慮しておこう。

2013年9月19日木曜日

妻の友人達

今日は妻の友人2人が遊びに来てくれるというのでホストを担当する。いつもどおり、掃除をして、音楽をかけて、BBQの準備をするのだ。この二人は妻にとってとても大事な友達で何日も前から妻は楽しみにしていた。 女の子がウチに来ると明るくなるので大歓迎だ。3人で楽しそうにしているのを聞いているだけでこちらも楽しい。 満月が明るくていい夜だった。

2013年9月18日水曜日

ハウスの新築資金

いくらか自己資金は用意しているが、新規就農者が使える資金を利用したいと思っている。 新規就農施設等支援資金は、無利子で借りることができる。 経営体育成交付事業では、借りたお金の30%を国がカバーしてくれる。 仮に、800万借りたら、240万カバーしてもらえるということだ。 多くの新規就農者にこの手の支援金を利用しているかどうか聞いてみたが、今のところ使っている人にあったことがない。 僕は使いたい。努力すれば必ず手に入ると信じている。

2013年9月17日火曜日

畑探し

集落の農家の方に借りられないかと狙っている畑について相談した。快く相談に乗ってくれて畑の持ち主に掛け合ってくれた。その畑は他の人に貸しているので僕が借りることは無理だそうだ。それでもその二人で他に畑は空いてないか色々話をしてくれて、集落の外れの畑を紹介してくれた。畑の西側に山があるので午後の陽射しが弱そうだ。だが、ヒトツ使えるところが見つかった。

2013年9月16日月曜日

秋作

ウチの前庭の秋作の為に白菜、キャベツ、ブロッコリーの苗を育てている。20株位づつ植えたいのだが一度に播種すると収穫時期が短期間に限られ食べるのに困るので、ひと月に渡って4回に分けて播種している。 他には、ジャガイモ、ニンニクを植えた。大根、にんじん、ごぼうも使用と思っている。 まだ夏作のナス、万願寺唐辛子、小豆、にんじん、ごぼうが場所をとっているのでそれらが片付いたら徐々に秋作にシフトしていく。トラクターを使って大きく土をかき混ぜないで、鍬でピンポイントを耕している。 そうするといつでも何か畑から収穫することができて楽しい。

2013年9月15日日曜日

荒神祭

集落の荒神祭がある、のだが台風18号による風雨の為に今年はみんなで唱える祝詞は省かれ役員さんと宮司さんで儀式を済ませたそうだ。その後宴会がある。いつものように行儀欲していると、役員をしている農業者が声をかけてくれて畑探しの相談に乗ってくれた。畑探しは地元の農家の家長さんに手伝ってもらうと話が早い。

2013年9月14日土曜日

BBQコンロ

ウチのBBQコンロは寿命を全うした。7年くらいは使ったと思う。3000円のものをそれだけ使ったんだから大往生だ。 来週妻の友達が泊まりに来るので新調することにした。丸い蓋付きの(15,000円)を買おうと決めていたのだが、直前になってやはり3000円位の今までどおりの机型の安いのを買った。今度のは側がステンレスでさびに強そうだ。

2013年9月13日金曜日

塩素濃度

塩素消毒した付近のフルティカが枯れ始める。塩素濃度が高すぎたようだ。12%の次亜塩素酸を5cc、5Lの水に溶かして1000倍希釈したのでそれで良いと記憶していたが違った。それでは100ppmになる。消毒には濃くても1ppmくらいには落とさないといけない。 実はこのミスは去年も同じことをしている。今は枯れ始めだがこれから、脱色が始まって、実のガクが枯れる。

2013年9月12日木曜日

青枯病発生

フルティカに青枯病が発生した。株を取り除き周辺の培地を塩素で消毒する。発生したところを消毒するだけで、予防策がない病気なので辛い。1種の微生物が起す病気なので微生物多様性環境を作ればいいのだが、少量培地の溶液栽培では難しい。

2013年9月11日水曜日

mini HIROSHI祭

地元の若手農家サン達がウチにきてくれるというので、その内の一人の名前を借りて、mini HIROSHI祭を開催する。 招待するのだから念入りに準備をした。飲み物は、ビール6L、日本酒1升、ワイン3L。食べ物は唐揚げ、チリコンカン、生春巻き、鯖寿司、パッタイ。5人では恐らく食べきれない量だ。それに持ち寄りしてもらうのでそっちはOK。 家中を掃除して、音楽をかけて時間に備える。 6時半に集まって11時頃までヨレヨレになるまで飲んで宴会は成功した。農業の話はあまりしなかった。宴会は宴会。仕事は仕事。

2013年9月10日火曜日

ご冥福をお祈りします

昨晩親友のお父さんが亡くなった。 ご冥福をお祈りします。

2013年9月9日月曜日

ハウスの価格

ハウスの値段は農業をしていない人には想像がつかないだろうくらい高い。1000㎡のハウスだと1000万では安いほうだ。あんなパイプとビニールでできたものが何でそんなにするもんかと思われるかもしれないが、以外に高いもんだ。 もちろん安い物もある。一番簡易なもの、間口6M、天井高3Mくらいのかまぼこ型のハウスなら、1000㎡新築しても300万で済む。これらは風で飛ばされやすく、と言っても風速20Mくらいは耐えるが、安価な葉物には良い。トマトの周年栽培となるとそうは行かない。風速50Mに耐え、天井に換気口、サイドカーテン、遮光カーテン、それらが電動で、更に換気扇、循環扇、加温器、溶液栽培の場合は給液装置、など色々なオプションを備える必要がある。そうしているうちに価格は1000万を越すのである。 小さな面積でハイリターンを狙うとこういうことになる。

2013年9月8日日曜日

オリンピック招致決定

感情を表に出さない日本人がこれほどまでに感情を露わにしたことが審査員の心を動かした、と聞いて嬉しかった。
スペインは経済危機、トルコは暴動、日本は放射性物質汚染。どこも問題あるんだろうけど、まだ日本は捨てた国じゃないってことかなぁ。

2013年9月7日土曜日

宮崎駿引退宣言

この人の素晴らしさをインタビューで知った。
”この世は生きる価値がある、ということを子供達に伝えるために映画を作って来た”そうだ。
これを聞いて、文句ばっかり言ってないで、生きているって素晴らしいと思えることを探そうと思った。

2013年9月6日金曜日

遮光カーテン再び

苗も大きくなってしっかりしてきたし、日差しも強烈ではなくなったので、遮光カーテンを終日開けっ放しにしていたのだが、日当たりのよい一部で萎れが見られるので、12時~14時の間だけ遮光することにした。

2013年9月5日木曜日

大雨去る

大雨は止み、殆どの田畑の水位はもとに戻ったようだ。
ハウス内に入ってきた水はゴミをハウス内にまき散らして出て行った。
仕方がないので掃除をする。

2013年9月4日水曜日

台風17号

台風17号による朝からの大雨のおかげで、ハウス内までも浸水し、深いところでは10cmほど水が入っている。必ず必要な仕事だけをして昼前にハウスを出る。
帰り道の用水路はもうすぐあふれそうで周辺の田畑も水に浸かっていた。
売ってもらえそうな中古ハウスがどれだけ浸水しているか見に行った。ハウス周囲の明渠には水が溜まって堀のようになっていた。そこから電動ポンプでかきだしているのだが雨脚が強くて水は増える一方だ。年に何回かしかないとは言え、こんな場所で土耕はできない。
よってこのハウスは買わない。

2013年9月3日火曜日

EC測定

フルティカの成長点が小さくて成長が良くない。給排液のECを測ってみると、給液0.9、排液1.6。下がるはずの排液が高く濃縮が起こっている。肥料が少ないだけでなく水までも少ないという印だ。
これでは成長しない。培土には濃縮した肥料が残っている。そのために根は焼け、さらに水不足で萎縮している。当分の間思うように養液を吸い上げることが出来ない。
まず、EC値を下げた薄い養液を大量に流して培土にたまった肥料を洗い流す。

2013年9月2日月曜日

汚水ポンプ

こないだの大雨の日、京都にある妹のレストランの厨房は水があふれそうになったそうだ。周囲の排水がうまく行ってないかもしれない。その時はギリギリ厨房機器は水に触れなかったそうだが、そんなことになってはいけないので、汚水用の排水ポンプを送ってやった。
これは汚泥を含むヘドロ状の汚水なんかも7m位はくみ上げることのできる優れもので、高低差のないところで使うには少々オーバースペックなんだが、非常時には頼りになる。
こういうものがあることさえ都会の生活では知らないだろうし、知ったとしても手に入れて実際に使えるようにするには道のりが遠い。値段は大したことはないんだが、そういうことは農家として日常ごとなので、本体とホースを別で買って組み立てて送ってやった。

2013年9月1日日曜日

大河ドラマ

友達が大河ドラマに出ている。宣教師役で2週だけの出演だそうだ。2週だけの出演と言っても、綾瀬はるかやオダギリジョーとセリフを交わす役だそうだ。今日がその2週目なんだが見逃した。TVを見る習慣がないので困る。
彼は、同い年のアメリカ人で、ハンサムで、頭が良くて(ペンシルベニア大を出ている)、人がいい。交友関係はかなり幅広い。日本に20年ほど住んでいるし頭がいいので、日本語は漢字まで完璧。元々役者志望なので、心得もあるので、何かとTVに出てくる。

2013年8月31日土曜日

より農家らしく

より農家らしく振舞うために、今シーズンから毎日ハウスに行くことにした。
これは別に生真面目だけが取り柄な人たちの長時間労働自慢に迎合したという意味ではない。それは今でも大嫌いだ。
毎日行くのは効率を上げる為。相手を知ってこの瞬間必要な作業が何かを見極める為にそう決めた。

2013年8月30日金曜日

ハウス見積もり依頼

近所のトマト農家さんに紹介してもらったビニールハウスビルダーさんに見積もりを依頼する。
この業界では、農協指定業者、というのがあって、そこに仕事を頼むなら必ず農協を通さなければならないというものだ。農協は何もしない、いわゆるペーパーマージンが価額に10%ほど追加される訳だ。こういう顔の商売、田舎にはまだ根深く残っている。
新規就農者で就農支援資金を使う者は農協を通す必要はない、とお触れが出ているのだが、それは表向きだけ、従う者と従わない者がいる。今日依頼したのはお触れに従う者。基本的には指定業者なのだが農協を通さない見積もりを上げてくれる新規就農者の味方になってくれる会社だ。

2013年8月29日木曜日

ハウス内の視界

粘着シートの設置が終わった。設置の後、てんでめちゃくちゃな位置に取り付けられていた古い粘着シートを片付けた。そのおかげでハウス内の視界が整理されて広くなった。

2013年8月28日水曜日

蜂殺し再び

残念なことにコナジラミがウチのハウスにはいる。棚を1周すると5匹位見かける。そりゃそうだ、南側のネットのメッシュは3㎜位あるんだから。だからどんどん入ってくる。それでもそれを増やさないようにと理不尽な注文が付けられる。そうなると農薬をまくしかない。どうしてネットのメッシュを他の農家と同じように細かいものにしないんだろう。それがために、時間とお金をかけて農薬をまかねばならない。
残念なことに、ネオニコチノイド系の農薬アルバリンを使った。規定濃度の倍の希釈だが俺は蜂殺しを使った。

2013年8月27日火曜日

誘引棚新設

お世話になっているウチには西のハウスというのがあって、実験用の小さなハウスがある。
ここに新しく独立ポット栽培のための棚を設置するというので手伝うことになった。キットは自己設計なので、組立手順も設計時点で完成しているべきなんだが、ないので作業しながら考えないといけない。組立は難しいがなれると簡単に脱着できて便利な棚だけにもったいない。
時間効率の悪い作業を一日して、3歩先の段取りをつけておく余裕の大事さを感じた。
ひたすら反応するのではなく、じっくり考えて動けということだ。

2013年8月26日月曜日

過保護

トマト周年栽培2シーズン目の今年は思いっきり手をかけてやろうと思っている。
特に定植後は手をかけてかけてキレイに育てたい。誘引も頻繁にやり代えてやっていつも目の届くところに生長点を持ってきておきたい。

2013年8月25日日曜日

BR-80

物欲にはきりがないと思う。俺の物欲なんてたかが知れてるんだが、あれを手に入れれば次はあれと連鎖してきりがない。それでも都会を離れる前に趣味を整理して音楽だけに絞ったんだから最小限に抑えることが出来ているはずだ。
ところがだ・・・。
岡山に越してからでも、アンプの真空管に始まって、DL4、カオシレーター。DTMをものにしようとして色々考えてると次はこれが欲しくなった。BR-80。
Cubase上の作曲は何かとフォーマルでめんどくさい。できるだけひらめきをトラックごとにオーバーダブできるようなものがないかなぁと思っていたらあった。
こいつをどうにかして手に入れようと思う。

2013年8月24日土曜日

ルックス

岡山に来てから俺のルックスは悪くなってる。
太ったとか表情が腐ってきたとか。イヤイヤ。
恐ろしいことにここに染まりかけていた。いいところだけど、ローカルでルックスかっこいいなぁと思う奴は今まで一人もあったことがない。いや一人だけいた。そんなところで俺みたいな元々モタついたヤツがいたら、そりゃ駄目になる。
それが嫌で嫌で嫌で。それを解決するため新しい服を買いに行った。

2013年8月23日金曜日

西宮の八百屋のいい男

念願かなってようやくあの男と会えた。やっぱりいいやつだった。
三宮に用事があったので、西宮のあの男に連絡を取ってみた。以外にも返信があり会うことになった。夜会うのだから飲みに行くとこになる。
場所はどこでもよかった。勝手にこちらがしていたことなんだが、その男とその彼女のことを心配していた。だから会って話がしたかったんだが、なかなか時間と場所が合わなかった。
その男と三宮を歩いている。
生ビールが飲めそうな店に入って飲んだ。どういう訳かそんなに酔わない。

2013年8月22日木曜日

元々の粘着シート

こないだ先生から預かった粘着シートの設置は終わって、今日はその評価対象となるもともと使っていたものを新しく設置する。
残念だがこっちの方が断然いい気がする。まず粘着剤に深さがあり、少々虫が取り付いても虫はそこに埋まってしまいその上からでもドンドン虫が取り付くような感じがする。
もう少し様子を見よう。

2013年8月21日水曜日

農の雇用

農の雇用事業という制度がある。農業法人の雇用者に対して国が最長2年間、月10万円を農業法人に対して支給するというのだ。こんなありがたい制度はない。つまり、労働者に20万給料を支払いたいところ10万は国が負担してくれるというのだ。

2013年8月20日火曜日

天敵農薬について

今シーズン初ホルモン処理。この時期の花粉は受精機能が低いそうだ。ホントかなぁ。だからホルモン処理をする。残念ながらこうやって作ったトマトは美味しくない。
午後には天敵殺虫剤のメーカーの人が説明に来てくれた。
天敵を定着した後、天敵を殺さないような薬を使うことに神経を使うより、天敵は一時的に害虫を抑えてくれる薬だと考えた方がうまく扱えるというのだ。なるほどねぇ。

2013年8月19日月曜日

何度も考えて一瞬で動く

考えた末、粘着シートの設置方法を決めた。
決めると物事は早く動く。もちろん、すべての工程を考えてあるからだ。
あの人に材料をもらう許可を得て、自分で切って、部品を集めて、どの道具で運んで、その時手元に必要な道具はあれとあれで、できるだけ無駄にならない歩く順序はこうでこうで・・・。
そういうことを考えるのがクリエイティブな喜びで、時間効率の良い仕事だと思っている。
何度も考えて一瞬で動く。

2013年8月18日日曜日

時間の使いかた

今シーズンは仕事への向き合う時間を変えようと思っている。より多くのお百姓がしているように毎日働く。少なくとも毎日ハウスに行く。
勘違いしてもらってほしくないのは、長時間労働とか、休日出勤を美徳とするような、非効率な仕事の仕方に同調しようという訳ではない。これを言い出したらきりがないのだが、年中忙しいという人は時間の使い方が下手なのだ。そしてそれに気づいていないのだ。
ところで・・・。

2013年8月17日土曜日

ゆがんだ花

花がつぶれている。ガクが一部しか開いていないせいか花が横に押しつぶされたようにしか開かない。音叉で調べると花粉も少ない。暑さのせいだと言われるがこれでちゃんと実が付くんだろうか。

2013年8月16日金曜日

西大寺で飲む

先生と西大寺にのみに行く。
先生は面白い人で、職業柄あまり詳しく書くことはできないが、仕事の枠を超えて付き合ってもらっていると思っている。
かなりの趣味人のようで、写真、トランペット、茶、等きちんと右脳を使っている人だ。
この人は人に対しての好き嫌いを出さない。ないのかもしれないが。
こちらに引っ越して初めてローカルな人と外にのみに行った。
かなり酔っぱらって西大寺駅から電車に載って帰った。

2013年8月15日木曜日

8月15日

言わずもがな終戦記念日だな。
墓参りに行ってご先祖様に手を合わせる。ウチは信心深い方ではないのでこういう儀式はそこそこにされていたのだが、妻の家はしっかりとする方でその影響か自分のご先祖にも手を合わせないとと思い始めている。
そのあと、老人ホームに入っているおばあちゃんを訪ねる。92歳になる。おばあちゃんが50歳の時僕が生まれたんだ。おばあちゃんはなぜかぼけていない。こんな単調な暮らしをしてるんだからぼけてもいいはずなのに不思議だ。記憶がはっきりしているだけでなく、話の順序がおかしくなったことがない。話の半分はおじいちゃんの話なんだが。
8月15日らしい過ごし方をした後、両親と寿司を食べに行った。

2013年8月14日水曜日

実家に帰る

盆だから実家に帰る。
田舎から都会に帰るのだから道はすいている。
枚方に入ってもすぐには実家に向かわず、せっかくだから樟葉モールに行く。車で行く。卒業した中学の前を通って、その頃中の良かった友達と毎日のようにウロウロしていた樟葉までの道を辿ろうとする。概ね覚えているのだが、途中新しい道が出来たりしていて、雰囲気が変わってしまっていて、通りたかった駄菓子屋の前には行けなかった。それでも十分気分は味わえた。
実家には妹たちが家族と来ていていつものようにごちゃごちゃとして時間が止まった雰囲気だった。甥、姪たちに見せようとギターとカオシレーターを持って行ったが、そんなに興味が無いようだった。まだ早いのかもしれない。
長い時間をかけて食事をして子供の頃の写真をみんなで見た。

2013年8月13日火曜日

粘着シートを受け取る

普及所の先生から、虫取りの粘着シート200枚を預かった。農薬メーカーが開発した新商品らしい。ちょうどウチのハウスの粘着シートの汚れ具合には嫌気がさしていたので、ありがたく頂戴して設置しようと思う。
この手の粘着シートは生長点付近に設置するのが望ましい。ところがだ、ウチのハウスではてんで明後日の位置に取り付けられている。ならばどうやって適所に設置するか。機能的位置、設置のしやすさ、見た目、全部を満たしてくれる設置方法とはどんなものか、クリエイティブな想像をするのである・・・。

2013年8月12日月曜日

牛窓一周

ある人につないでもらって、JAのセンター長に牛窓の畑事情を教えてもらうべく、車で牛窓の海側の畑を案内してもらう。この人に案内をしてもらうのは今日で2回目だ。1回目はここに来る前、2年前になる。忙しいはずの人だが気前よく時間を割いてくれる。もちろん仲介者のおかげだが。
師楽、牛窓、鹿忍、千手、西脇、をかなり丁寧に回ってくれた。最初地図で道を辿っていたんだが、そのうち地図に載ってない道を通って山の中に入って行ったりして、自分ではたどり着けないような僻地も見せてもらった。
結果、貸してくれるかどうかは別問題として、余っていて、そのまますぐにトマトの周年栽培に使えるようなハウスはない。どれも、小さい、設備が足りない、傷みすぎてる、水が来てない、など問題がある。
こうしてハウスを借りることに見切りが付いた。

2013年8月11日日曜日

トマト農家の夏はヒマ

トマトのハウス栽培している場合、この時期に植え替えをする。片付、定植が終わってしまうと、収穫が始まる10月ごろまでトマト農家はヒマだ。
去年の今頃はハウス内片付、メンテをしていてそんなに暇ではなかったが、それ以降冬にかけてきちんと片付けてきたので、今はホントにヒマだ。他のトマト農家を見てもヒマだ。
この季節、10時から3時ごろまではハウス内の温度は40度を超すので丁度いい。

2013年8月10日土曜日

ホワイトアウト直前

昼間に草刈りをしていてホワイトアウトしそうになった。家に帰って道具を車から降ろす余裕がないくらい危ないところだった。水シャワーをして生き返る。
今日は日本全国で暑さの記録が更新されたそうだ。40度って日本の暑さじゃないな。オーストラリアの砂漠を走ってた時そんな温度だった。あれも暑かったなぁ。

2013年8月9日金曜日

高台の畑

集落の中で家を建てるにはいい場所を見つけた。きっと誰かの畑だろう。
誰が持ち主なのかは役場に聞けばすぐに教えてくれる。それを頼りに集落の中の有力者に話を聞いて回り、どうやってアプローチするか考えようと思う。

2013年8月8日木曜日

蜂蜜

マルハナバチは蜜を集めないと思っていたがそうでもないようだ。
捨てないで置いておいたマルハナバチの巣箱の隅から蜜が流れている。蓋をあけ綿を剥して巣を露わにして蜜をなめてみた。花粉は幼虫の餌、蜜は成虫の餌らしいが、この大量の蜜があるのにどうして群れは死に絶えたんだろう。

2013年8月7日水曜日

定植(桃太郎)

桃太郎の苗が200穴のプラグトレーで届く。
72穴で届くと聞いていて、直前に200穴に変更されたので、事前に開けた穴を埋めながら定植することになる。埋め戻すというひと手間がかかる。こういうちょっとした情報不足が無駄な作業を増やし、作業効率を落とす。こういう話は分からない人には一生わからない。
今年の桃太郎(大玉)の苗はやや徒長気味で発根の調子も良くない。おかげでプラグトレーから抜く時根が切れてしまいやすい。
ちゃんと活着してくれればいいが・・・。

2013年8月6日火曜日

プロファインダー

プロファインダーという優れものがある。日照量、培地温度、湿度、気温の記録をPCに残すことが出来る。それを設置する。
そのために色々支度がある。使う前には片付ける、これがないと知らない間に散らかってしまう。
まず換気扇のセンサーを見つけ出しふさわしい位置に設置する。使われていないセンサーのケーブルを片付ける。使われていない、モデム、ルーター、ケーブルを片付け、ごちゃごちゃしているコンセント回りを片付ける。
これでLANケーブルが到着したらインストールを始める。

2013年8月5日月曜日

ハウスのメンテ

予定していた苗が遅れるというので今日はハウスのメンテをする。
二重カーテンのピンチが取れているところを修理する。このハウスには部品はなんでもある。長い間放置されていたところをきちんと片づけた時に出てきたものを保管してある。
このハウスは非常にハイスペックだ。
まず、H鋼独立基礎、肩3M、天井8M(位)、間口9M。これだけですごい。
それから、両開き天窓、二段サイドカーテン、2重カーテン、もちろん自動。
加温器、温水器、炭酸ガス発生装置、換気扇。そして、自動給液装置。
こんないいハウスの中で働けること今後ないだろうなぁ。

2013年8月4日日曜日

DL4 のアダプタ

こんな身近なものを選ぶのにえらく振り回された。結果いつもの通りいい勉強になった。
最近買ったLine6のDL4。こいつには今まで他のエフェクターに使っていたアダプタ(DC9V、センターマイナス、2.1mm)が使えない。メーカー純正の専用アダプターを買うところなんだけど、評判が悪いので、汎用品から使えるものを出来れば安価で探そうと思った。
アダプタを選ぶにはいくつかのチェックポイントがある。AC/ACかAC/DCか、電圧、電流容量、プラグの極性とサイズ、これだけは必ず一致しなければならない。そこから安定性(本体を壊さないか)、重量(持ち運びは楽か、トランス式は大きく重く、スイッチング式は小さく軽い)、デザイン、壊れにくさ、を考える。
純正のものは、今はTEACが販売もとになっている。AC9V、2A(本体には最少1.2Aと書いてある)、2.5mm、もちろんトランス式。最安値は送料込2500円。過去のディストリビューターのものは少し形状が違い最安値は2000円。どちらにしても、大きくて、重そうで、壊れやすい。もちろんネット上の評判は悪い。
色々探した・・・。
これだけ物があふれている日本でも、今回の買い物に一致したネットで買えるものは純正品を除いてたった2種類。
まず、サウンドハウスのOEM品でおそらく中国製、見るからにトランス式のゴッツイ感じ、純正のものより電流容量は大きく3A、値段は安く送料込1400円。これなら安くなっただけ。
もう一つは、Custom Audio JapanのPB12DC9-2.5R POWER BLOCKS。DC9V、1300mA、スイッチング式(もちろん安定)、センター+、2.5mm。不思議なことにDC出力なんだけど使える。送料込2200円。
結局、メーカーの信頼度、コンパクトで軽量、デザイン性からCAJに決めた。
純正より少し安く、よりいいものを選んだ。

2013年8月3日土曜日

牛窓花火大会 2013

牛窓花火大会2013を見に行く。田舎の花火大会といっても規模が大きい。なんといっても人が少なく、距離が近いし、港の突堤から上げるので海越しに見ることができて美しい。
今年はキャンプ用のイスを持っていく、これで首がだるくない。
去年より豪華な花火だった。
去年は帰り際駐車場を出るのに1時間ほど足止めを食らったが、今年は少し早めに車をいい場所に入れたので、すっと帰ることができた。

2013年8月2日金曜日

音羽の滝 - はてなの茶碗

せっかく京都に来たんだから、何もすることがないなら八坂さんまで歩こうということになった。
八坂さんまで来たら、円山公園を歩くし、そうこうしているうちに清水寺の音羽の滝を見に行こうということになった。
何故音羽の滝かと言うと、好きな落語、”はてなの茶碗”、の最初の場面だからだ。
落語を聴き始めてから初めてココに来る。
みんながしているように順番に並んで、滝の水を勺に受けた。そしてその前の茶屋で茶を飲んだ。
案の定ガラスケースには、その話にちなんだ茶碗が飾ってある。三年坂の下の瀬戸物屋で売っているそうなので見に行く。結局高いので買わなかったが、ご主人と話ができた。
上方の話では歌は1首しか出て来ないのだが、江戸の話では3首出てくるそうだ。江戸の話は聞いた事がない。
” 清水の 音羽の滝に おとしてや 茶碗もひびに もりのした露 ”
米朝さんが子どもの頃ラジオから流れてきた話を後年復活させた話だそうだ。多分、江戸ではその全編を、上方では面白いところだけを演じているのだろう。
落語は米朝さんが一番や。その中でもこの話が一番好き。

2013年8月1日木曜日

お墓参り

妻方のお墓参りと義母の7回忌を兼ねて綾部に行く。5時に家を出て、8時に山の中のお墓について、雨の中9時までお墓掃除をして、10時にお寺に行って7回忌をしてもらい、続いてお墓参りをする。
丹波の友達夫婦と昼ごはんを食べて綾部を出る。
今日は京都市内に泊まり妹のレストランで食事をする。
レストランは四条烏丸付近の分かりやすいところにあった。小さくていい感じにまとまったところだった。料理は十分おいしい。ウサギがおいしかった。それより良かったのはいいワインを何本か飲ませてもらったことだ。妹に選んでもらったのも良かったし、近所の割烹のマスターが持ってきたのも良かった。結構飲んだがいいワインだからかいい感じの酔いだった。

2013年7月31日水曜日

アルバリン

非常に悲しく、そして非常に愚かしい、ことなのだが、ネオニコチノイド系の農薬を使う。
昨シーズン末にコナジラミを大量発生させてしまったので断れない。
ネオニコチノイド系農薬、蜂殺しと言っていい、コナジラミ、ハモグリバエ対策に、アルバリンの粒剤を株元に1gずつ置いていく。
非常に気分が悪い。
蜂を頼りにトマトを作っているのに、蜂殺しを使う。俺は馬鹿だ。

2013年7月30日火曜日

定植(フルティカ・アイコ)

午後1時に苗が到着した。2時から定植を始める。
フルティカ500株に2時間、アイコ500株に2時間。準備が整っていたので、定植自体はこんなに早く済む。定植後は動噴にシャワーヘッドをつけて手灌水し苗土と培土をなじませる。
午前の空き時間にハウス内の掃除をした。通路を竹ぼうきで掃いた。こんなこと誰もしないと思う。
キレイに越したことはない。

2013年7月29日月曜日

定植準備

定植が近いので定植準備をする。
まず太陽熱消毒のためにかけていた棚のフィルムをはがす。丁寧に丸めた後、一応来年も使えるように番号と方向を記入しておく。その後は、定植する位置に穴をあける。76穴のプラグトレーの苗が来るので、概ね直径3cmの穴をあける。防草シートを切り取り、支柱のとがった部分で穴をあける。フルティカ500株、アイコ500株。

2013年7月28日日曜日

クリーン作戦

集落のクリーン作戦、ごみひらい、に参加する。都会を離れてからこういう集落の何々は必ず参加するようにしている。人を見るのも面白いし、顔を覚えてもらえる。
7時に集合して、ごみ袋を持って集落の県道沿いのごみを拾う。

2013年7月27日土曜日

土耕のケチャップ

ウチの前畑のトマトがピークなのでこいつらを使ってケチャップを作ってみた。トマト、玉ねぎ、にんにく、が主な野菜になるんだがこれ全部ウチの有機野菜だ。
トマトの糖度は6。そんなに甘くない。ところができたケチャップは今まで何度か甘いトマトから作ったケチャップより格段にうまい。当然甘みは少ないのだが、他の味が入っているのだろう。
旨いものを作るならやはり土耕だな。

2013年7月26日金曜日

臨時収入

臨時収入があったので念願の楽器を2つ買った。
一つはLine6 DL4、もう一つはKORG kaossilator2。
注文した翌日に届くんだからすごい。
DL4はディレイの歴史的名器を詰め込んだ名器中の名器、kaossilator2は手のひらに収まるシンセサイザーで一人音楽には欠かせない。
この二つを手に入れたのでHomeboyに拍車がかかる。

2013年7月25日木曜日

開墾の畑

市役所のHさんが開墾の畑を紹介してくれた。トマト農家さんの隣なのでハウスを建てるには問題ありだが、露地野菜をするにはいいところなので借りたいと思う。一度雨の日を待ってから返事をしようと思う。
同じ持ち主の別の畑が山の方にあるからというので見に行った。
ひどいもんだ。昔畑だったろうところは丘の上にあり日差し、風通し、問題ないのだが、耕す人がいないおかげで、完全に山に戻ってしまっている。管理されていない山だ。竹のような地下茎の植物に覆われると元の畑に戻すのは相当コストがかかる。
日本中こういうことで悩んでいる。

2013年7月24日水曜日

ビアガーデン

先週末から牛窓港のホテルリマーニでビアガーデンをしている。去年は帰りの足が確保できないので行かなかったが今年は行けば何とかなるだろうと思い行くことにした。
6時から8時半までという恐ろしく短い時間だけしか開催されない。
6時に予約を取り少し前に到着する。今日は二人ともおしゃれをしている。妻はワンピース、僕はチノパンをはいた。ロビーではオープンを待つご一行様が何組かいた。何度か会ったことのある牛窓の顔が見えるのだが誰も僕らに気づかない。それでいい。
プール越しに海を見渡せるレストランの窓際の席に案内された。食べ物は充実している。都会のビアガーデンに比べると値段の割にお得だと思う。
徐々に日が沈み空の色が変わるのをゆっくり見ることが出来るいい席だった。
帰りは案の定タクシーさえなかった。ところが岡山に帰る団体さんの送迎バスがホテルから出るところで、ウチの近所で止まってくれるという。田舎はこういういいことが時々おこる。

2013年7月23日火曜日

あの男の住む場所

昨日の夜、とうとうあの男に会いに行った。
このあたりの、なんていえば、敬意を損なわずに言えるんだろうか・・・。自然な人たち、ヒッピー、・・・、そういう感じの人たちのシンボルみたいな人物だと俺は思っている。
苦手なんだよ。偽物が多いっていうか、ユニフォームが決まってるというか、流行を追っかけた見た目だけなのか、震災後特にボランティアブームというか優しいのが流行ってるから、価値観が違うというか、それもホントに違うのか、そこしかしらないのか社会経験豊富なのか、勝ち残ってきたのか逃げてきたのか、言い出すと悪い表現しか出てこない。ホントのヒッピーは俺は大好きなんだよ。俺は、地べたを這いずりまわったこともあるし、高い四角いビルから大都会を見下ろしていたこともある。俺が疑問視しているのは、きっと、俺が世の中は特に日本は、きちんとスーツを着て満員電車に乗って四角いビルで働いている人たちが支えてきた国だと思っていること、そして、その自然な人たちは、その世界に入ったことがないだろうと思っていること、が原因だと思う。
とにかくその男には農業の話や世の中をどうこうしたいという話のために会いに行ったのではない。音楽を一緒にしたかったから会いに行ったんだ。
思ったとおりうまく力の抜けたいい奴だった。アドリブで歌を歌っていた。セブンスの3コードでハミングする感じはよかった。歌える奴は尊敬してしまうんだよ。
昔会社の寮だったというその建物は人里離れた海辺に建っている。体育館みたいなところには楽器が置かれていてライブもできるようだった。夜中でもドラムまで叩けるというんだからいい環境だ。
出来れば音楽仲間になりたい。

2013年7月22日月曜日

草刈り

予定通り太陽熱消毒に入っているので、次はハウス回りの草を処理する。
茂っている草の中にはコナジラミが好むようなものがある。コナジラミはトマトの葉茎から吸汁する。トマトの茎に触れるとしっとりとしているし、少し作業をすれば樹液で手が黒くなるくらいだから、吸汁しやすいのだろう。雑草に混じって、こぼれた実から発芽したヒョロいトマトにさえコナジラミが選んでくっついている。トマトがなければ、セイタカアワダチソウも好むようだ。イネ科の堅そうな葉は嫌いみたいだ。とにかくハウス回りに好む草があるのはよくないので徹底的に刈る。そしてハウスのキワは除草剤を使う。
これで太陽熱消毒の1式終わり。明日から苗が来る数日は、土地探しと肥料について勉強する。

2013年7月21日日曜日

トウモロコシ収穫

きゅうりが毎日出来すぎて食べるのに困るので、出来るペースを落とすためと、長く採るために、思いっきり茎を間引いてやった。一株5~7m位だったところを1~2Mにバッサリ行った。
トウモロコシが非常によくできている。BT剤を使ったおかげで虫食いが一切ない。BT剤のいうのは納豆菌の一種でそれが散布された箇所をイモムシ類が食べるとおなかをこわして死んでしまう。納豆菌なので人体に負担はない。
トウモロコシは収穫後どんどん糖度が落ちていくそうなので取り立てがいい。ウチでは畑が見えてるんだからうまいに決まってる。実の先から出ている穂が濃い茶色になったら収穫適期のようだ。
今までで一番うまいトウモロコシだ。

2013年7月20日土曜日

農業技術検定

一時期農の雇用事業を受けていたため、その要件の農業技術検定3級を受験する。
聞けば、合格・不合格は問われず、受験したという事実が要件だそうだ。それを聞いて、問題集もあるそうだが勉強するのをやめた。
大体のところは応えられるのだが、ジャンル違いを聞かれると全く見当がつかない。牛の発情期間は何日か、食用の鶏の品種名は何か、知らない。

2013年7月19日金曜日

太陽熱消毒

PMの2時間で残りの半分にフィルム張る。同じ作業でも昨日は5時間かかっていた。
張り終えてから、塩素濃度の濃い水を培土に流し込む。1000Lに対して12%塩素を1L入れたので、0.012%(=120PPM)だから相当濃い。通常の原水消毒には1~5PPM位で足りるのだから。
流し終えたら、サイドフィルムを閉め、遮光カーテンを開放して、太陽熱消毒を始める。
このまま約10日間放置する。

2013年7月18日木曜日

フィルムかけ

残していた2列の草引きを終え、フィルムかけに移る。
頼んでおいたフィルムが届いていないので去年の残りを探すのに少し時間をかけてしまった。
支柱の部分には切り込みを入れ培土の棚ごとフィルムで包んでいく。
今日は半分まで終えた。やればやるほど作業手順に無駄がなくなってくるので明日は予定通り半日でフィルムかけを終えることが出来るはずだ。

2013年7月17日水曜日

草引き

AMに残っていたアイコの運びだしを終える。大体同じ長さに切った茎の束は、アイコ、フルティカ、桃太郎の順で大きかった。
PMは草引きをするのだが以外に時間がかかった。明日に少しのこして終わる。

2013年7月16日火曜日

運び出し

今日の目標は昨日株元を切って乾燥させてある樹を半分以上運び出すことにする。
運び出すときは、5Mごとに茎の束を切って、束をリール上に丸めて台車に乗せた箱に回収してハウスの外に運び出し、軽トラにきちんと載せ換え、捨てる場所に持っていく。1回の台車の運び出しで1列の片側、そして軽トラには台車5~6回分の樹を積むことが出来る。それを根気よく繰り返す。
今日はハウスの6割を運び出した。目標達成。

2013年7月15日月曜日

片付はじめ

今日から片付けを始める。今日の目標は株元を切ること。切っておけば枯れるのが早くなり体積が小さくなるから運び出しが楽になる。先週の金曜日に養液を止めサイドフィルムを閉め遮光カーテンを開けっ放しにしておいたので、水がなく高温になっているのでそれだけでも、フルティカと桃太郎は乾いていたがアイコにはほとんど変化がなかった。アイコは乾燥に強い。ということは絞りやすいとも考えられる。
作業を始める。実がまだたくさんぶら下がっているので、房をすべて切り取り先に持ち出す。それだけで300kgはあったので、15万くらいにはなったかもしれない。次に下の茎をひっかけていたフックを外し、上の茎を誘引していたピンチを外す。それで樹は地面に倒れる。そして誘引紐を束ねて作業の邪魔にならないよう支柱に固定する。それから株元を切り始める。切った株元は外側に垂らして回収しやすくしておく。
目標達成。

2013年7月14日日曜日

自分の音楽

俺のアンプは二階に置いてある。ウチの二階は夏は天井が焼けて夜でもサウナ状態になる。だから夏はエレキは弾けない。夏はアコースティックを弾く。
その弾き方が最近変わって来たんだよ。もうほとんどピックを使わない。なんというかもう一歩でスラップ完成っぽいんだが、その手前。それも自己流のスラップなのでこれでいいのか自信はない。
しかし、こういうのが自分の音楽って事になる訳だ、ということをギターを弾き始めて26年たった今ようやく感じている。

2013年7月13日土曜日

牛窓案内

両親の牛窓訪問は自分たちの旅行を兼ねて来てくれているので、少しこのあたりを案内した。オリーブ園で瀬戸内海を見て、港の海洋博物館で朝鮮通信使の歴史を見て、ホテルリマーニで豪華な和食を食べて、長船の刀剣博物館で運悪く特別展示の”二次元VS日本刀展”を見て、二人は次の宿泊地に向かって経った。

2013年7月12日金曜日

両親来る

牛窓に越して初めて両親が遊びに来る。今月はホントに忙しいのでちゃんと準備できるか心配だったけど、何とかなった。喜んでもらえたかどうかはわからないが、BBQをしてお酒を飲んだ。BBQなんて両親とするなんて今まであったかなぁ。記憶にない。
働いているハウスを見てもらって、家を見てもらって、BBQして、話して、寝るだけなんだけど、新鮮だったなぁ。この家ではまず見ない野球を親父が見だして、一緒にぼんやり見ていたら懐かしい感じがした。ウチでは家族で阪神を応援してたもんだから。

2013年7月11日木曜日

深刻なコナジラミ発生

ハウス内だけでなく、外の雑草にもコナジラミが発生してしまっており、ハウス内のトマトを片付けて卵と一緒に株を外に出しても、外のコナジラミがまた入ってきてしまうことが心配される。普通のハウスには0.4㎜以下のネットが張られているので行き来はできないようになっているのだが、どういうわけかここはそうなってない。これを近隣トマト農家さんに話すとみんな目を丸くして驚く。コナジラミは病気の媒体になるので発生するかどうかは地域の問題になるからだ。
かなり本腰を入れないと完全駆除できないな。

2013年7月10日水曜日

依頼主

今日もハウス建築を手伝いに行く。
雲一つないくらい天気が良いので暑い。こういう時は急いではいけない。熱中症にならないように度々休憩をする。感心したのは、依頼主の社長は何度も冷たいものを運んで来て、ご苦労さんと気を使ってくれる。暑い時に働いているとどうしても気が立ってくるのでそうしてもらわないと、人間関係が悪化する。
去年の夏、現場に冷たいものも持って来ずに、悪いところだけを指摘して、すっと帰る依頼主がいる、って話を聞いたときピンとこなかったが、その意味が分かる。
どういう状況でも俺の仕事はきれいだ。華はないが、直線部分がきちんと直線になっている。職人さんがほめてくれるのだが当然だ、俺がやってるんだから。俺は器用なんだよ。

2013年7月9日火曜日

粟利郷のハウス建築

社長に頼まれて粟利郷のハウス建築を手伝う。このタイプのハウスのスキルはあるから特に研修だとか言ってほしくない。できたら鉄骨ハウスの手伝いがしたかった。
社長はこの地域に畑を大きく借りた。畑と言っても放棄地で荒れ放題だったそうだ。草どころか木まで生えていたらしい。それを刈って、重機で根を抜いた。また水はけが悪く常に水気が切れない畑だったので、重機で畑の周囲に溝を掘った。1ha以上あるんだから気の遠くなるような作業だ。
その一部にハウスを建て、キャベツ、白菜なんかの苗を作るそうだ。

2013年7月8日月曜日

秀品率落ちる

7月に入りフルティカにグリーンバックが増え、サイズも落ち、出荷できる秀品率がすごく落ちた。コナジラミも高温のおかげで大発生しているし、ひと月早く切り上げて、6月一杯まで収穫、7月に片付、熱消毒、8月上旬定植。こういう具合でどうだろう。

2013年7月7日日曜日

帰宅

朝にホテルに帰ってきたもんだからきちんとおきられるわけがない。何とかチェックアウトには起きて妻の運転でIKEAに行き、タケちゃん宅にギターを取りにいって、6時ごろ家についた。
ヘトヘトだ。
次はもう少しペースをうまく配分しないと。大阪行きとなるとつい嬉しくて飛ばしてしまう。

2013年7月6日土曜日

大阪ロングデイ

大阪2日目の今日は忙しい。のんびりしたいと思うのだがついつい詰め込んでしまう。
朝ごはんの後、ビックカメラで顕微鏡の部品を買う。大阪だから手に入るものなんだな、この辺が。CD屋に行くものの結局手ぶらで出てくる。急いで宿に帰ってギターを持って電車で散髪屋に向かう。暑いしギター重いしフラフラになった。散髪が終わりオトコマエの家に行った。
当然ながらウタがいて、覚えてくれているような再会を喜んでくれているような。ヘルニアの手術の時に毛が剃られたところにはちゃんと毛が生えていた。残念なことにさらに腰の筋肉は痩せていた。でも喜びようなんか見てるとこの夏は余裕で越せるくらい元気だ。
ギターの弦を張り替えているとナリトが来た。今日から周年営業で記念ボトルを配るからそのラベル印刷をタケちゃんに頼みに来た。そのあとスタジオに入るんだが、二人とも最近忙しくて練習できてないから噛み合わないなぁと思っているウチに時間が来た。延長せずにスタジオを出た。
ノブさんと焼肉屋で合流し、3人でミナミをウロウロして、ナリトの店で懐かしい顔に会った。貴重な米朝落語ファンにも会った。結局そこで日の出を迎えた。

2013年7月5日金曜日

4か月半ぶりの大阪

5月はウタ。6月は収量が激増。そんなで忙しかったので、大阪に行く時間が作れなかった。が、今日から2泊で大阪に行く。
今日は妻と過ごして、明日は野郎どもと過ごす。
今日二人で言った焼き鳥屋は、TVで見た鳥かつという北加賀屋にあるお店で。たれ自慢の店だ。家族3代で働いていて、主人は爺さん。爺さんは息子さんにたれの作り方を教えてないそうだ。それくらい秘密にしている。とTVで見たのでおもしろそうなのでここにした。前からしっかりした焼き鳥屋に行ってみたかったし。
噂通りうまかった。これで気が済んだ。
ミナミに戻りいつものようにブラブラして早めに宿に入った。

2013年7月4日木曜日

駆除は無理だな

どうやらこれだけコナジラミが増えてしまうと駆除するのは無理なようだ。ネオニコチノイド系を使えば話は別なんだろうけど、あれだけは使いたくない。
来シーズンの反省として、コナジラミは見つけ次第しっかり叩いておく。
同じくして天敵を入れるか?それもいいな。

2013年7月3日水曜日

出荷分ショート

GF社からもらっている注文分に対して出荷分がショートしている。
サイズが落ちているのと、グリーンバックが増えていること、そのせいで足りない。
営業さん曰く、少ない量を送ってもらったら送料が割高になるので、出荷しなくてよい、とのこと。
それでいいならこっちは助かる。明後日の出荷も見合わせることにした。

2013年7月2日火曜日

片付ける予定

苗が知らない間に注文されていて、その到着日に合わせて、片付をはじめないといけない。
7月30日に苗が来るそうで、そうなると7月20日には熱消毒に入り、7月13日には片付に入らないといけない。となると最終収穫日は7月12日になる。
急じゃないか。
GF社にその旨知らせたところ了解してもらえた。

2013年7月1日月曜日

連続予防続く

今日も粘着とマイコタールで予防をする。
あのトマト農家さんの話では、3日置きに数回繰り返せば叩ける、つまりコナジラミはいなくなる、という感じだったが、少しは減ったもののいなくなるという感じではない。大発生させすぎたんだろう。
まだもう少し繰り返して見ようと思う。

2013年6月30日日曜日

健康診断

瀬戸内市が健康診断をしてくれるというので行く。一年に一回はこういうことをして体の変化を知っておいた方が良いだろうと思う。
身長・体重、血圧、尿検査、検便、内診、バリウム飲んで胃の検査、胸部レントゲン、何かのために血液も2本抜かれた。自己負担は少しあるんだがありがたいことが。

2013年6月29日土曜日

夜通し飲む

昨日の夜、地元のトマト農家さんと飲んだ。
7時から飲み始めて、帰ってきたのが7時ごろだからずいぶん長い。
この地域に来てから何回か飲み会に誘ってもらったが、どうも乗り切れない事が多かった。こないだの農振会の懇親会を除いては、だいたい辛気臭い。酒を飲んでるんだから大いに騒いで笑いあいたいのだが、そうならないことが多かった。だが今日の相手だけは別だ。よく話してくれるし、よく笑う。こういう相手でないと酒を飲んだ気にならない。
そういうわけで、こっちからお願いして一緒に飲んでもらうことになった。

2013年6月28日金曜日

マイコタールの効果

効果ないことはない。ある。ちゃんと卵にカビが生えて黒変している。
なのだが、大玉は手入れが追いついておらず内側に樹が倒れこんでいるところもあり、薬がちゃんとかかっていないところもある。そういうところは二次感染でも届かない。
いい薬でも、環境を整えないといけない。とにかく手入れの遅れはトマト農家の恥だ。

2013年6月27日木曜日

選果機改良

GF社に出荷しているフルティカがこの長雨のせいもあって送り先に届いたときにはブヨブヨに柔らかくなっているという。
収穫から出荷までに選果機を通す。汚れを取り、サイズに分けるのだ。その機械を通る間に3回5cmほど落下する。それが柔らかくしている一因でもある。
ならばそこにクッションを敷いて衝撃を和らげる。
そういう細工を昨日しておいた。今日の収穫後の感じからすると効果ある。

2013年6月26日水曜日

マイコタール

バーティシリウム・レカニというカビの胞子を農薬にした時の商品名がマイコタールという。このカビはコナジラミの卵、成虫の上で成長する、そしてコナジラミは死ぬ。ここまでなら、ゴッツA、ボタニガードと同じなのだが、これはさらに二次感染するのだ。
使用条件は湿度85%が数日続きそうなときがいい。今は長雨なのでちょうどいい。

2013年6月25日火曜日

ハチはどこへ行った

ウチのズッキーニが大きくならないのでどうしてかな、と思っているところに、隣の農家が受粉できてないからだと言ってくる。この地方にはズッキーニを受粉してくれるハチがいないようだ。丹波にはいた。だから受粉作業はしてない。この地方では人が受粉をする。
ならばこの地方のハチはどこに行ったんだ?

2013年6月24日月曜日

裂果

長雨のせいで湿度が高い。85%付近を行ったり来たりしている。
こう高いとトマトが水分を吸いやすい。実の表面から直接湿気を吸ってしまい、裂果する。
ECを2.0まで上げバランスを図っても効き目ないな。
日本全国のトマト農家は今同じ状況なんだろうか?

2013年6月23日日曜日

ブレンドン

俺にはねぇ、遠いところに友達がいるんだ。
オーストラリア人のブレンドンとはもう、20年の仲で、お互いの国を行ったり来たりしている。ここ10年はヤツが来ているのだけれど・・・。俺は怠け者だなぁ。
俺が英語を話せるのもこの人のおかげ。俺が悪いことを知っているものこの人のおかげ。
電話をコンスタントにくれたり、こちらからかける、一番の相手だ。
いつも大したことは話さない。仕事はどうか、家族はどうか、友達はどうか、会いたいなぁ、愛してるよ、家族によろしくな、こういうセットの話をして電話を切る。
どちらかが何かでどうにかなってる時もあれば、シャンとしてる時もある。それでも大体内容は変わらない。

2013年6月22日土曜日

天文学的数量

対コナジラミとして、連続で粘着で予防したのに、まったく状況が変わってない。
密度が高いのは直射日光に当たりやすく、温度が上がりやすい辺りだ。
葉の裏には、成虫、卵がびっしりと張付いていて、成虫を粘着により気門封鎖し殺すことが出来ても、そのあとには無数の卵が孵ってくるんだから、恐ろしい。天文学的数量なんだよその数が。

2013年6月21日金曜日

連続予防

連続予防二回目は、粘着、デルフィン(BT剤)、クエン酸、を使う。
粘着はコナジラミ、デルフィンは蛾の幼虫、クエン酸は日射不足によるエネルギー不足を補うものとして使う。
今日の粘着は少し倍率を上げて150倍で使う。
これまた様子を見る。

2013年6月20日木曜日

長雨

ここ数日の長雨のせいでトマトの味が落ちている。湿度が上がってしまうと熟れる前に水を吸いすぎて実が柔らかくなる。柔らかい実は輸送に適さないので出荷できない。
その場合受注数量を確保できないことが予想される。味を落として青く硬いウチに収穫すれば数は確保できるのだがそれはしたくない。
営業さんに聞いてみた。
無理はするな、との答えだった。
さもありなん。

2013年6月19日水曜日

対コナジラミ

コナジラミを異常発生させてしまっている。黄化葉巻ウィルスを媒介するシルバーリーフコナジラミでないのだが、コナジラミの大発生はその糞にカビが生え果実の上で黒変するため、ふき取る手間が増え不祥事に当たる。この事態はトマト農家としての恥だ。
昨日のIPM勉強会で会った地元の農家さんが、コナジラミには粘着しか使わないし、少々発生しても3日置きくらいに3回くらい連続して粘着で予防すればほぼ撲滅させることが出来るという。
そうなんだな。
そう思いさっそく粘着、マイコタール、ゴッツAを使って予防をした。
ただし、粘着の倍率は200倍。過去に輪染みが出来てしまった経験があるからだ。
様子を見よう。

2013年6月18日火曜日

IPM勉強会

お世話になっている県の普及員さんのお世話で岡山のIPM協議会の勉強会に参加させてもらう。IPMというのは、Integrated Pest Management、の略で、直訳すると、総合的な害虫の管理、となる。
実際の意味は、天敵殺虫剤や微生物農薬など人類の知りえた英知を使いこなして、環境負荷や植物への悪影響を軽減して病害虫を防ごうというもので、もっと簡単に言えば、きつい農薬を使わずに賢く予防することだ。
こうやって定義されると笑っちゃうのだが、こういう農業でないとこれからは生きていけない。なんというか、企業でいうとSCR(社会的責任)みたいなもんだ。イメージ戦略というか、それなしで21世紀に発展はない。
ここで意外なと言ったら失礼に当たるが、地元の老舗トマト農家さんが来ていた。

2013年6月17日月曜日

農振会

農振会というのは牛窓町農業振興会の略だ。
俺もこの会に入れてもらえることになった。今日はその総会と懇親会がオリーブの里というところである。
総会では会計報告がされた。そのあと懇親会になる。
面白いメンバーだった。
市長、農協のセンター長、県の職員さん、市の職員さん、地元の農家さん、そして俺のような馬の骨数人。それがみんな陽気に酒をのんで、嫌味なく誰とでも話すんだ。
ようやく楽しい酒の席に交じることが出来た。

2013年6月16日日曜日

ダイアモンド☆ユカイ

この人が書いたという事になっている本を読んだんだが面白い。
伝説の、ってわざわざ書くところが笑えるんだけど、伝説のロックバンド、レッドウォーリアーズのボーカルの軽ーい自叙伝、タネナシ、はおもしろかった。
ロックと言えば、セックス&ドラッグス、という話になるんだが。ドラッグの事をしたためるのはこの国ではタブーになっているので、どれだけ彼(ら)がモテたかということが書いてあるのだが、嫌味がない。俺のハンサムリストに入れる事にした。

2013年6月15日土曜日

ひと月ぶりに書く

もう3年続いているこのブログも、実のところ毎日書いている訳ではない。何日分かためて書くことの方が多い。2週間さかのぼって書く事が何度かあったが、今回はひと月さかのぼって書く。
農業日誌とか予定表とか電話の発着信記録を頼りに記憶を辿るんだが、ひと月となるとどうなるかなぁ。

2013年6月14日金曜日

ケチャップメモ

昨日作ったケチャップもモヒトツ。改善はされているのだが、塩きつく、酢きつく、それらが分離してる感じ。甘みはトマトの甘みだけで十分ある。
玉ねぎ、ニンニクは収穫直後のせいか風味強すぎるため加減して使っている。
ハーブ類はローレルだけにしたが、ナツメグを入れてもいいかも。バジル、オレガノ、もいいかも。でもタイムは違うなぁ。

2013年6月13日木曜日

警告クレーム

GF社からフルティカが熟れすぎていると警告気味のクレーム。これから暑くなるので熟れるのが早くなる。
だから今日は2日分を収穫する。1日目分と、2日目分に分けて収穫し、2日目分をGFに出荷するのだ。
それにしてもウチのフルティカ、表面が光り輝いていて美しい。宝石だな。

2013年6月12日水曜日

ケチャップ作り

トマトケチャップ作りを始めた。
2011年の夏丹波で作った1回目のケチャップが奇跡的に旨くてできて、それが再現できるなら商品化できると思っております。
でも甘くないな。
出来たのは全く違うもの。ちゃんと食べるけどこれじゃだめだ。

2013年6月11日火曜日

気の片付き

軽トラは5月24日に車検が切れた。マフラーに問題がありそれを解決しているうちに期日を過ぎてしまった。問題をクリアーして車検を通過し支払いを終え、タイヤを交換して、エンジンの調子、排気音、走り心地とも最高の軽トラに戻った。まだ5年は乗れるんじゃなかろうか。
俺は車は乗りつぶす方です。

2013年6月10日月曜日

加工品始めます

ウチのトマト今絶好調。
味は、甘さ、ずっぱさ、青くささ、ちょうどバランスよく、アイコの実は引き締まって皮硬く、フルティカはやや柔らかく皮薄い。
これらのキズものをない時期に備えて湯ムキの上、瓶詰にしていきます。
加工品を作る準備ですよ。
トマトは加工品が結構多いのです。ジュース、ケチャップ、ピューレ、パスタソース、ドライトマト、ピクルス。そんな作物他にありますか。
ウチは、ケチャップ、パスタソース、ドライトマトをします。乞うご期待。

2013年6月9日日曜日

渇き

梅雨だというのに雨が降らない。この地域では水稲を植える時期なんだけど、水が足りないようであまりはかどってない。じゃぶじゃぶに水を張ったところに田植え機を走らせるイメージなのだが、泥の上を何とかかいているような感じで作業している。
ウチのトマトは井戸水が自動灌水されているので全く心配はないのだが、ウチの前庭の畑は乾いている。特に大根が辛そうだ。

2013年6月8日土曜日

自然農薬で予防

僕がこの圃場を担当してから約一年。最初2回ほどいわゆる化学農薬というものを使わされたが、それ以降、そうだなこの10カ月くらいは、細菌農薬、天然物質農薬、と言われるものしか使っていない。農薬と聞くと拒絶反応を示す人もいるが、農薬の世界をゆっくり勉強してみると様々だ。人体、昆虫、植物に負荷がかかるもの、そうでないものがあり、僕はそれを理解している。自然農薬とでもいえばいいのかなぁ。
それでも取扱いを間違うと作物に傷がついてしまうことがある。例えば粘着と言われるコーンスターチを溶かしたデンプン水溶液。これは昆虫の気孔を封鎖するものだ。高濃度で使ってしまうとトマトの実に輪染みを残し、カサブタのようになってしまう。そうなると商品にはならない。
今日の予防のレシピ
・ ポリオキシン 微生物の酵素 対灰カビ病
・ コロマイト   微生物の酵素 対コナジラミ、ハモグリバエ
・ 粘着      デンプン水溶液 対コナジラミ
・ サンクリスタル 脂肪酸グリセド 対コナジラミ

2013年6月7日金曜日

初出荷

ありがたい事に今日からGF社に出荷をさせてもらう。
こちらの収量の都合に合わせ中玉トマトのフルティカを週3回定量をとってもらう。市場価格300円/kg何某の上に充分すぎるいくらかを乗せてもらっている。
また、Mさんのご好意で月に一回の宅配便にアイコをとってもらう、こちらは連続というわけにはいかないが、市場での価格が暴落しているこの時期にしては、いい値段で買ってもらっている。
今まで、少量の注文はあったが、ようやく商売らしいコンスタントな注文を取ることが出来た。

2013年6月6日木曜日

少量多回数

社長が管理している圃場を見てから施肥管理を変えた。3か月ほど前のことだが。
例えばアイコについて言えば、それまでは、EC2.0、50ml、8回、くらいだったが、それ以降は、EC1.5、50ml、18回に変更した。おかげでか一房の花の数が多くなり、着く実も大きくなった。
中濃度の肥料を多くの回数に分けてタップリ吸わすのがいいらしい。
トマトの生理を知るとはこういうことで、こういうことが知りたかったのだ。

2013年6月5日水曜日

市場の価格

この時期はトマトが非常に作りやすい。
日差しは多い、風通しがいい、雨が少ない。もちろん収量は上がる
加温栽培でなくても、九州など温かいところからも市場に出始める。
市場にモノがあふれるので単価が下がる。今日の値段を聞いて笑った。
アイコ120円/パック (600円/kg)、フルティカ50円/袋 (250円/kg)
市場だけを頼りに商売をしているとこうなる。

2013年6月4日火曜日

いい子が来る

めずらしくて会いたかったあの子がウチに来た。友達が岡山移住を考えているらしくその友達を連れて。
あまり他の女性を褒めるのはよくないのは分かっているが、なんというか、田舎のおっさん的に言うと、いい縁談を紹介してやりたいくらいいい子なんだ。
有機農業の国際会議の時に記者として来ていた。カメラ使いこないしてた。カメラ女に俺は弱い。それが2010年2月。
ピースボートに乗ったり、シェアハウスに住んでたり、オーストラリアにワーホリに行ってwwooferしてたり、そういうところがかっこいいと思う。人にもすんなり馴染める感じで友達を大切にしてるのが伝わってくる。
今月はヨガを勉強に山にこもるって言ってたな、親友のオトコマエもヨガがしたいと言ってたし、くっつかないかな。

2013年6月3日月曜日

ウタがいない

ウタが去り静かになった。
家の廊下を歩く時、ウタのベッドに目をやる癖がついていることに気づいた。
仕事に行っても、車輪をつけて僕と妻の間を何回も往復して、ボクキタヨ、と言いたげな顔をするウタがいない。来た時フワフワの頭をなでるのが楽しみだった。

2013年6月2日日曜日

ハッピーエンド

ハッピーエンドの再会を果たしてオトコマエとウタは帰っていった。
俺はと言うと、廊下を歩く時、ウタの方を見る習慣がついてたようで、それが喪失感のようだ。
大したことはない。

2013年6月1日土曜日

オトコマエとウタ

とうとうその日が来た。ウタとお別れだ。
親友のオトコマエがウチに到着し車を降りてウタに向かったとき、ウタは困惑していた。僕の許しなくオトコマエを迎えてもいいのかどうか迷っていた。でもオトコマエに撫でられるとうれしさのあまり1回吠え、その後は迷い無く喜んでいた。それでいいのだよ、ウタ君。

2013年5月31日金曜日

受けなさい

Mさんが電話をくれて、こないだ送ったサンプルを八百屋に持っていってもらった結果を聞いた。
ありがたいことに扱ってもいいと評価してくれている。無選別での値段提示。値段はきついが少し色をつけてもらえるなら、受けたほうがいいと思う。
岡山完結も結構だがやはり都会で認められる方が何かといい。
これで、フルティカ良品はGF社、アイコ良品B品はMさん関係にお願いして、後はフルティカのB品だな・・・。

2013年5月30日木曜日

受粉活動まで2週間

5月17日に新しい蜂を入れて、ようやく今日辺りから受粉活動をしている。つまり仕事をしてもらうまでに2週間もかかる。
それを踏まえて、受粉活動が滞らないように、巣箱を注文することになる。
2月20日頃入れた蜂がまだ活動的なんだがなぁ。

2013年5月29日水曜日

ウタのリハビリ

ウタのリハビリのために、車輪をつけた後、100歩分の屈伸運動と、正しい立ち位置に後ろ足を強制的に置いて立つ筋肉を鍛えている。ウチに来てからかなり筋肉が落ちてしまったのでどうにかして取り戻そうと思っている。

2013年5月28日火曜日

GFの評価

GFのOさんに先週サンプルを発送した。
評価は、中の上。扱えないでもないそうだ。
うれしい。金額も悪くないと思う。

2013年5月27日月曜日

後1週間か・・・

あと1週間でウタともお別れになる。引き受けたものの最初は重荷だったが、今はちゃんと僕の中にウタの場所がある。困ったもんだ。

2013年5月26日日曜日

ヒトツヒトツ

玉ねぎとニンニクを収穫して縛って吊るす。収穫跡地は庭に勝手に積もった落ち葉堆肥を入れて次の作の仕込みをする。玉ねぎの後は小豆、ニンニクの後はバジルと大葉。
今日も天気がいいので犬洗いをする。

2013年5月25日土曜日

市場でもダブつく

季節がよくなり、収穫量が増えると、買い手市場になり、値段が下がる。
直売所でも市場でもどこでも同じ、独自のルートを持っていないと、こういうものに振り回されることになる。
俺は振り回されない。あいつは振り回されている。
ダブついたときにバタバタしてしまうと、どうしてもお願いの姿勢になってしまうので、物事はうまくいかない。だからやりたくないのだが、と恩着せがましく断っておいて、いつもお世話くださるあの人に相談した。

2013年5月24日金曜日

西浦の奥のほう

ウチの集落の隣に西浦がある。そのかなり奥の軽トラがやっと通れる道の、さらに奥の歩いてしかたどり着けない放棄地を紹介してもらった。たがの山のようだがちゃんと所有者がいて地目は畑だ。7000㎡390万円。安いけど買わない。
隣の同じ広さの290万、同じくジャングルは独身男性が買って、畑に戻そうとがんばっているそうだ。自作の小屋の屋根の上に太陽光発電パネルがついていた。本人は楽しいんだろう。
新規就農者と名乗るとそんなトコ紹介されてるしまつだ。

2013年5月23日木曜日

畑はきっとある

自然農法団体の中国事務所のKさんにハウスに来てもらう。トマトについては良くご存知ないようなので質問を持って帰ってもらう。灰カビのゴーストスポットについて聞いた。
自信の対策としてボトキラーの散布を再開。ダクトを再設置した。
午後は市役所のHさんに散歩中に見つけた長浜の放棄地について質問する。一緒に見にきてもらった。
結果、隣に田がある場合、水を入れる時期にしみこんでくる水について心配があるので、田として使われているところの隣は辞めようということになった。
近々各地の農業委員さんを紹介してもらうことになった。
西浦に連れて行ってもらったとき知り合ったM翁が畑を貸したがっていることが分かった。この地域にはまだたくさんあるようだ。

2013年5月22日水曜日

海の見える傾斜地

牛窓の物件を見に行く。
前に見に行った牛窓の高台の造成地、昔は石切り場だったそうだが、海が見える150坪の傾斜地が600万。造成に250万。土地に900万。
その時点でない。
ないが、営業の人が色々教えてくれるので家に来てもらって1時間ほど話した。

2013年5月21日火曜日

K建設の社長来る

K建設の社長が今の土地を見に来てくれる。僕が1mほど土を入れて土地を高くしたいと言ったのを心配してみてくれるのだ。
結果、1mも土を入れなくとも基礎を少し高くすることで景色は確保できるだろうから、あまり造成にお金をかけないほうがいいとのこと。

2013年5月20日月曜日

収穫量増える

季節がよくなってきたので収穫量が増えてきた。もちろん他の農家でも同じ事が起こっている。となるとまずは直売所でダブついてくる。事実そうなっている。今度から市場に出すそうだ。
想像に難くないのは市場でもダブついている。

2013年5月19日日曜日

タオル遊び

親友の犬だから10年以上知っているとはいえつながりはなかった。
一緒に暮らし始めて今日で4週間。やっとつながりが自然に思えてきた。
犬は人を嫌わないそうだ。そして瞬間を生きているそうだ。
ようやく初めてタオル遊びができるようになった。

2013年5月18日土曜日

続犬洗い

犬洗いが面白いので今日もやる。犬の方は迷惑なようだが天気がいいので、あとで感謝するだろうと思う。洗い終わってからガムをやるのだがいやいや食べているようにも見える。

2013年5月17日金曜日

ペットロス症候群

性格的なものだろうけど、やるとなったら手抜きができない。犬の世話をするとなったら自分が納得できないと嫌な方だ。鼻を鳴らされたり、ましてや吠えているのを放置できない。何かしてほしいという合図ならなおさらだ。おむつも用を足したらすぐに代えてやりたい。ご飯も定刻に定量を。散歩はできるだけ自由に。天気のいい時は日蔭に出して外の空気を楽しんでもらいたい。寝るとき一人が嫌なら一緒の部屋に寝る。仕事、買い物、人を訪ねるときも連れて行く。つまりほぼ24時間一緒にいる。その分言うことは聞いてもらう。
あと2週間でこいつは大阪に帰る。妻は僕がペットロス症候群にならないか心配している。

2013年5月16日木曜日

地元の名士

開墾と呼ばれる大きな畑が近くにある。ここは昔海だった。そこを車で走るもの気持ちいい。
知り合いの農家だと思って車を降りて話を始めたんだが、話を進めていくうち、知り合いにそっくりの別人だということがわかってきた。初対面だというのにどういうわけか話が弾んでいる。向こうは僕のことを知っているようだった。30分くらい話をしていくうちに、会いたいと思っていた地元の名士だということが分かった。
とても感じのいい人でブロッコリーをいくつかもらった。

2013年5月15日水曜日

紙の網

ここから近くに虫明といわれる地域がある。そこは牡蠣養殖が盛んな漁師町だ。そこにシェア日本一の魚網製作会社がある。新商品として、紙で網を作っている。数年で水に溶ける環境商品らしい。これを農業展開できないか、というのだ。できないこともないだろうけど、今のところコストが大きい。きゅうりネットで比較すると5倍かかるそうだ。
とはいえ面白そうなので今度会社を訪ねることにする。

2013年5月14日火曜日

土入れ

土地の候補をいろいろ探しているうち、今借りてる場所も悪くないなぁと思い出した。東と南に開けていて日差し、風通しは悪くない。前庭で畑もできる。二階からかすかに海も見える。問題は道路との段差だ。1M高くすることができればいろいろ明るくなるのだが土を入れて高くするとはどういうことなんだろう。ハウスビルダーに聞いてみる。

2013年5月13日月曜日

オレンジの輪染み

アイコにオレンジ色の輪染みがつく。灰色カビの予兆だというが、季節がよくなってきたので風通しも良く菌数は減ってきているはずだが。証拠に大玉の灰色カビの被害は今月に入って格段に減っている。なのに今まで何ともなかったアイコに被害が増えるのはどうしてだろう。
例によっていろいろ聞いて回るが、はっきりと説明できる人はだれ一人いない。
こんな事例珍しいことではないように思うのだが、みんなそんなにわかってないのだろうか。

2013年5月12日日曜日

犬洗い一匹百円

天気が良いので犬を洗う。
犬洗いで必ず思い出すのが、子供のころの見た日刊アルバイトニュースのTVCMで、一人の男が犬をたらいの中で泡まみれになって洗い、犬洗い一匹百円、というのがあった。これを親父とみていると親父は必ず、バイトはいろんな事をしろ、と教訓めいたことを言っていた。俺は小学3、4年生だったと思う。
そのおかげでか、俺はいろんなバイトをしたが、バイトだけでは収まらず、仕事の経歴まで多種多様なものになった。
その男張りに泡まみれになって犬を洗ってやった。

2013年5月11日土曜日

ウタの写真

こっちに来てからのベストショットはこれじゃないかなぁ。

2013年5月10日金曜日

糖の交換

マルハナバチの巣箱のそこには、蜜の袋が仕込んであり蜂はそこからエネルギーを得る。花粉は幼虫の餌なのだ。その蜜の袋を取り出して巣箱の近くに置いてある。1L位の蜜がとうとう無くなった。2月15日からだから3か月。通常1か月の巣箱の寿命の3倍だから当然だ。
そこで手製の蜜を袋につめかえた。1Lの蜜に300gのグラニュー糖を溶いた。

2013年5月9日木曜日

定植開始

明日の昼から雨の予報なので、今日の内に定植を済ませる。
育苗ハウスのサイドフィルムを外してネットだけにした。そして冬の道具を片付ける。

2013年5月8日水曜日

犬のテロ

今日は渋柿の樹と、物置横にセンスなくごちゃごちゃと植わっている柚子、モクレン、その他を切って、処分場に持っていく。そして木材チップをもらって帰ってくる。その間犬は家に置いておく。
ここ数日少し僕の顔が見えないと鼻をならし、吠える。
ウチの実家の犬は室内犬だったが、一人で留守番できたし、一人で寝ていた。こいつは甘えすぎだ。
躾の為に置いて出た。たった20~30分のことだし大丈夫なはずだった。
家に帰ると鼻を鳴らしている。ほっておいて畑を作っていたら、吠えだした。しつこく吠えるので見に行くとウンコをしている。わざとしていると考えていい。
こういうテロ行為には断固抗議をする。まずウンコのついたタオルを鼻に押し付け、顔を背けないようにがっちり押さえつける。そして怒りのオーラを出す。それから水と車用ブラシで尻を洗い、乾くまで放置する。その間鼻を鳴らすが完全に無視をする。目も合わさない。これはただ事じゃすまされないと覚えさせるのだ。
わがままはこの家では通らないと覚えてもらいたい。

2013年5月7日火曜日

夏作のしたく

夏作に考えている果菜類の誘引の為に竹の支柱を立てる。ナスと万願寺には低く、トマトには高く、キュウリにはネットを使ってそれぞれ立てる。
少し前にまいた大豆とトウモロコシが発芽を始めた。楽しみだなぁ。

2013年5月6日月曜日

輪染みの正体

トマトに付く輪染みは商品価値を下げる。原因は予防に使っている、粘着君、だそうだ。
こいつはデンプンでできていて粘着質が虫をとらえる、まさかこんな優しい素材がトマトを傷つけていたとは考えもしなかった。
今後一切使わない。

2013年5月5日日曜日

土地検分

地元の資産家さんに紹介してもらった土地を妻とじっくり見に行った。
牛窓の海に近く、海抜5Mくらいで丁度いいのだが・・・、あるところは朝日が全く望めない、あるところは海は見えるもののアプローチの道が無い。どうかなぁ・・・。決め手に欠ける。安いんだがなぁ。

2013年5月4日土曜日

連休の気分

五月晴れ。
AMは、柿の樹の下に犬を置いて、それを見ながら前庭の畑の仕事をした。ここには、トマト、万願寺、ナス、キュウリ、大根、にんじん、ごぼう、大豆、とうもろこしを植える。
PMは数時間ハウスで遅れている誘引をして、タケちゃんが来る7時に合わせて駅に迎えに行った。やつはウタの調子を見に来たのだ。毎週ご苦労なことです。そんなに気を使ってくれなくても良いのに。
きてくれたおかげで連休らしい気分になれた。

2013年5月3日金曜日

誘引の角度を起すと・・・

農家でも連休を取る人と取らない人がいる。僕は取らない。その分土日は完全に休むし、休みたいときに休む。
社長がハウスに来て誘引について色々話してくれた。
寝かせると誘引の周期が短くなる。起すと誘引の周期は長くなる。ホホーンそうだなぁ。
やってみると、誘引箇所が少なくてすむ。これはいい。

2013年5月2日木曜日

ダクト片付け

朝晩は寒いものの昼間はサイドカーテンを全開にするほど熱い。
朝晩寒いと言っても加温する程でもないので、暖房の為のダクトを片付けることにした。性格上キチンと片付ける。来シーズンもすぐに使えるようにだ。他の人たちが何故こういう風に来年のことを考えてキチンと片付けないのか全く理解できない。
ハウスが広くなった。

2013年5月1日水曜日

新しい誘引具

専務が新しい誘引具を作った。少し使わせてもらったが悪くない。直径3mmほどのコーティングワイヤーの両端を螺旋に一回転しただけのものだがしっかり誘引紐に取り付けることができる。茎タッチよりも早く、小さく、安い。試作品が上がってきたら使わせてもらう。

2013年4月30日火曜日

ウタの病院

ウタが昨日の夜血尿を出した。今朝一で長船の動物病院に連れて行く。膀胱炎だということが分かった。ヘルニアが残した麻痺に原因があるそうだ。
家に帰ってぐっすり眠っている。今日は休んでウタに優しい曲を弾いた。

2013年4月29日月曜日

手入れの簡素化

季節が良くなってきたのでトマトの成長速度が上がってきた。つまり手入れに時間をかける季節が来たと言うことだ。手入れには、誘引、葉かき、芽かき、とある。収穫の段に何もなくなってきたので、誘引をするついでに他を一緒にする感じだ。
こういう手入れは回数が少なくできるほど良い。
今は収穫できる数段に傾斜をつけて誘引しているのだが、それらをほぼ下げきったところに位置づけるのはどうだろう。その場合葉はかなり欠くことになるなぁ。それはそれで味が落ちるし・・・。

2013年4月28日日曜日

妻の言うことはいつも正しい

ウタを預かって結構時間が取られている。預かる前、妻はやんわり反対したが、お前は冷たいやつや、とか言って預かるように押し切った。
ところがやってみると結構きつい。こういうことはわりと妻の言うことが正しい。
結局僕一人ではこなせないので、妻が結構手伝ってくれている。いつものことながらすごいやつだと思う。僕はそんなに人にやってあげるなんてできない。
そのおかげでこのブログを書く時間がなかった。今日は予定を全部うっちゃらかしてぼんやりとして、ウタにギターを弾いて、奴が寝て、2週間たまったブログを書き始めた。

2013年4月27日土曜日

ウタの根気

預かっている犬。ウタという。
ウタの根気は半端やない。
今日はハウス周りの草刈に行った。ハウスには連れて行ったものの、草刈り機は危ないのでウタはベッドに寝かせていた。草刈には2時間かかった。ウタはその間ずっと吠え続けていた。寂しいからかまってくれというのだ。ウタは決してあきらめない。
そのあと親友のオトコマエを駅に迎えに行き奴らを再開させてやった。

2013年4月26日金曜日

吠えない

夜中の吠え対策として一緒の部屋に寝ることにした。
犬は臭い。飼っている人は慣れているから気にならないが俺には臭い。そして慣れたくもない。家は清潔がいいからだ。
一緒の部屋に寝た翌日俺は感動した。吠えてないんだもの。ヤッター。これで乗り切れるかも。
実は親友と犬のことで喧嘩になった。奴は俺を困らせているという状況から解放されたいと思っているようだし、俺は一度受けたものを途中で投げるのは嫌だった。まだ限界ではないし、まぁご近所のご理解あってのことなんだが、もう少しやってみようと思う。

2013年4月25日木曜日

続 犬が吠える

犬が吠える。夜中にだ。あきらめるだろうと放っておいてもあきらめない。外に出てご近所にどれくらい聞こえているか調べようとしたら、すでにお隣さんが外に出ていてどこからだろうと探していた。
預かって以降ご近所にはお伺いを立ててみたが、うるさくない、お互い様、と言ってくれるもののこのままでは苦情につながる。そうなったらもう預かることができない。
もう一回寝てくれるのを見届けてから寝る。眠い。

2013年4月24日水曜日

犬が吠える

覚悟はしていたのだが犬を預かるのは楽じゃない。何をしてほしいのかわからないことが多い。
日中は問題ないのだが、夜は・・・。初日の夜は2時ごろ吠えはじめ、オシメは濡れてない、外でしたいのかと思って庭に出たがしない、寂しいのかなと思い寝室に連れて行ったけどまだ吠える。仕方ないので散歩に出た。二人ともへとへとになって帰って寝た。
ウタと俺はまだつながってないのでいろいろ試している。

2013年4月23日火曜日

灰カビ

灰色かび病と言うのはひつこい。ほぼ落ち着いてきた今でも予防の直後は実に輪染みを残す。そうなるとA品として出荷できないので困る。味は変わらないのだが見た目が悪い。
これは被害の一部で、多くは、花びらからカビが発生し実にカビが着く、またはメカキ跡等の傷口にカビが発生し茎を壊死させて一株が死ぬことも少なくない。

2013年4月22日月曜日

ベースグリーン

窒素が多いのはろくなことがない。
窒素が多い時のトマトの症状ウチの一つに、ベースグリーン、と言われる実のヘタ付近の緑が濃くなってしまい、熟れてもそこが赤くならず緑のまま残ってしまうことがある。その上その部分は固く残ってしまう。

2013年4月21日日曜日

最後の牡蠣

今年最後の牡蠣を楽しんだ。牡蠣は12月くらいから食べられるがそのころはまだ小さい。少なくとも2月を待った方がいい。そこからサイズは安定してくる。車で5分走ったところに殻付きの牡蠣を売ってくれるところがある。一斗缶で300個くらい入っていて3000円だから安い。
一番いい調理法は蒸し牡蠣だ。焼き牡蠣とい言いたいところだが、焼きは焦げる。蒸しは、つるん、と取れる。今シーズン最後の牡蠣なので、一斗缶の半分は蒸して殻から出して冷凍。残りを食べた。
知らなかったが俺は牡蠣が好きだ。

2013年4月20日土曜日

犬を預かる

親友のオトコマエは犬を飼っている。もう18歳になる。そいつが椎間板ヘルニアになり手術をしたが後ろ足が動かなくなった。
一方男前は仕事の都合で平日の全部、月→金、週五日東京出張が続くことになった。そうなると犬の世話ができない。だから俺が預かることにした。
預かりたい訳ではないが、どう考えても他に適任者がいない。
今日から5月末まで犬を預かることにした。
自分が変わらなくても人生が変わっていく。

2013年4月19日金曜日

魚つき保安林

妻とシラクという集落を見に行った。突き当りは海で、海に面して1キロくらいの堤防が築かれている。日本じゃないような景色だ。反対側には1KWの太陽光発電が設けられている。
このあたりは魚つき保安林に指定されている。これは森と魚を守るため国立公園に指定されているという意味だ。

2013年4月18日木曜日

蜂の学習飛行のコツ

蜂については落ち着いてきた。しっかりバイトマークがつくようになってきた。
結局餌の量が多かったようだ。
しかし、こんな簡単なことを誰も教えてくれなかった。雇い主、先輩農家、ハチ屋、県の指導員、だれもそれに気付かなかった。
絶対忘れない。蜂の学習飛行期間中には餌を与えすぎずハングリーに保つこと!

2013年4月17日水曜日

担い手御担当

新しい県の担い手担当者がハウスに来てくれた。もともと大玉トマトの指導員をされていたそうだ。いろいろ指導してくれるのだが、僕には信頼できる県の指導員さんもいるし、特に困ってないので、あくまでも担い手担当としておつきあいいただくことをお願いした。

2013年4月16日火曜日

日差しが強い

日差しがすごい。そのおかげで成長点付近が萎れる。そこそこの萎れはいいのだが一線を越すと壊死してしまうので遮光ネットで日照量を調整する。11時から2時くらいまでは遮光シートを半分くらい閉める。

2013年4月15日月曜日

蜂の値段

注文したら翌々日に届く蜂の巣箱には、約80匹の働き蜂が入っていて、25000円。一匹300円。ひと月もつと言われている。なのだが2月中旬に入れた蜂は一度減ったがまた増えてきた。働き蜂はメスで他の群れのオスと交わって卵を産む。卵を産むのは女王蜂だけではないのだ。

2013年4月14日日曜日

前庭→牛窓クラフト

家の畑を一気に土作りまでやってしまう。
トラクターのバッテリー上がりを解決して、ねぎを抜いて、畑全面の前作の残りや草をハンマーナイフで叩き、トラクターで平鋤にし、肥料を入れて、畝を建てる。
さっさと終わらせて、牛窓クラフト、のイベントを見に行く。牛窓港の関町の町屋に茶碗・ガラス・シルバーなんかのハンドクラフト作家が来ているそうだ。ボランティアに誘われていたのだが、用事があって手伝えないものの、見たい。
クラフトのレベルは非常に高く、値段も高い。”ありがとうございます。2万4千円です。”という声も聞こえる。ガラスの器にこの値段。
この辺りでよく声をかけられるようになった。

2013年4月13日土曜日

K建設

蜂を断食にして3日目。昨日予防をしたのでそれ以降閉じていた巣箱の扉を開けに行く。
3箱とも勢いよく蜂が飛び出す。どういうわけか一番古い巣箱が一番飛び出しが良い。そもそもこの箱の蜂がいなくなったから新しいのを注文したというのに、何故まだこの箱に活動的な蜂がいるのか。新しい蜂が越してきたのだろうか。
そのあとK建設の事務所に行く。ココは自分で出きるところは自分でやってもいいという珍しい建築事務所だ。オシャレな家を建てている。ココが今のところ一番だなぁ。実際僕は道具さえあればうまくやれる程器用な方だ。むしろやっておいたほうが簡単な修理ができてよい。

2013年4月12日金曜日

地元の不動産屋

家を建てる土地を探すため地元の不動産屋を訪ねる。海の見える土地を色々案内してくれるのだが、どれも面白くない。崖、狭い、将来きっと目の前に家が建つ、値段が高い、などでまるで買えない。牛窓町は海が見えるところで、10~12万/坪、見えないところで8万/坪、くらいだそうだ。海の見えるところはバブル以降売る人は売り切ってしまったらしい。
さてどうするか。

2013年4月11日木曜日

蜂に断食

蜂が言うことを聞かない。飛び出してきちんともどっては来るのだが、手ぶらで戻ってくる。花粉をつけていない。蜂屋、普及所、トマト農家に聞いてみたが、誰もはっきりしたことを言わない。
でも実は原因は薄々見えている。餌のやりすぎだろうな。
今日から断食させる。

2013年4月10日水曜日

それぞれの思惑

M社長から電話があった。こないだ愛知に行ったときの返事を聞きたいのだ。
総合点で考えて、やはり乗れない。
社長は社長でこれが僕にとって最高の選択肢だと思ってくれているが、僕には僕の思惑があり、そう簡単に同調できない。確かに大きなビジネスチャンスなんだが、実際そういうものは今まで何度か見送ってきているし、これでいいのだ。
岡山に決める前だったら乗ってたかもしれない。

2013年4月9日火曜日

フルティカに傷

フルティカに傷が増えている。35kg中7kgに傷がある。20%を超えている。先週までは1%も無かったのに。
原因は誘引が追いついていいないとき、実が地面にすれたことだろう。手入れが遅れるとろくなことがない。
・ 実に傷がつく
・ 受粉しにくい
・ 光が当たりにくい
・ 収穫しにくい
・ 折れやすい
・ 風通しが悪くなるので病害虫が発生しやすい
遅れた原因は、選果機を用意してもらえなかったからだ。手で拭いて、選果するので異常に時間がかかったのだ。用意してもらってからは遅れたことは無い。

2013年4月8日月曜日

天窓にネットほしい

交換で貰った蜂は飛び出しが良いのだが未だバイトマークを付けてくれない。
このハウスの悩みは天窓にネットがされていないところだ。おかげで蜂が飛び出す。飛び出した蜂はうまく天窓から戻ってはこない。だいたい自分が出てきたところに戻れずハウス周辺をうろうろしている。運よく捕まえることができればハウス内に戻せるのだが、どうやら出るやつは何度戻しても出るみたいだ。
そうなると、天窓を閉め、サイドを少し開け、換気扇で温度調節をすることになるが、換気扇はやかましいのであまり使いたくない。

2013年4月7日日曜日

集落の花見

今日は集落の花見があるので昼に集合する。いつもの日役には見ない顔が揃っている。男と女子供は別に過ごす。男は酒を飲めるが、女は酒を飲めない。女子供はビンゴゲームをする。男は一切片付けない。田舎的な線引きだなぁ。
結構同世代の男がいることが分かった。

2013年4月6日土曜日

家作り

家探しで考えるのは、どこに、と言うのもあるが、誰に建ててもらうか、を良く考えないといけない。僕の好みはどうやら、大きな会社のシステマチックな感じじゃなくて、いわゆるデザイン住宅と言われるような小回りの効く会社の建てている家が好みに合うようだ。だいたい費用はどこも同じくらい。50~60万円/坪くらいだ。もちろんそれ以下に値切るつもりだが。
そうなるとセンスが良くて自由が利くところが良い。
資料請求したうちの北屋建設のオープンハウス展示場に行ってきた。社長と少し話しをして来週のアポを取った。帰りに奥さんの好みで建てたというカフェに寄った。
カフェは河口付近の水辺にあった。閉店間際で20分だけのつもりが、奥さんが家作りについて色々教えてくれて、1時間半もそこにいた。
奥さんによると、安く上げたくて、大工仕事が嫌いじゃないなら、出きるところは自分でやれば良いじゃない、と。基礎、外壁、水周りは大工さんにやってもらって、ウチ壁塗り、床貼り、タイル貼り、などは住みながら気長にやって行けばというのだ。この人面白い。

2013年4月5日金曜日

蜂を再注文

蜂の出が悪いので交換品を頼んだ。
生物なので箱に寄り特徴が色々あるみたいだが、どうやら今回は僕が飼育方法を間違えたようだ。
蜂は届いた初日は養生させ、次の日から学習飛行させトマトの花の位置を覚えさせる。そのとき巣箱の出入り口を人間が開閉するのだが、そのタイミングがいけなかったようだ。
正しくは、日没後紫外線が無くなってからに開ける。紫外線のある夕暮れにあけると、蜂が飛び出してしまい、日没までに巣箱に戻れないことがあるそうだ。これをやってしまって蜂を多く殺してしまったようだ。もしくは早朝開ける。そして蜂が飛び出し、ハウス内を探索して花の位置を知り、仲間に伝えしている間1時間ほど出入り自由にして、その後回収する。そういうことを3、4日繰り返して花の位置を覚えさせる。覚えた後は開けっ放しでよい。
蜂屋は無料で応じてくれた。

2013年4月4日木曜日

山の肥料

山のハウスのダクトをボトキラー散布用に手を加える。
そういう口実で色々見せてもらうのだが、花の数が圧倒的に多い。節間短いし理想的だ。ただしトマトの味は普通。つまり、特においしくない。
肥料に驚いた。EC1.5、100CC、14回。ウチはEC2.0、50CC、8回だから、全く違う。
施肥量はそのままで回数を12回に変更した。それでロス無く吸うんじゃないかな。

2013年4月3日水曜日

顕微鏡

光合成細菌がちゃんと培養できてるかどうか確かめるために顕微鏡を買った。昭和44年製のものを中古で買ったのだがすばらしいコンディションで非常に気に入っている。小中学校にあった物より良いものだ。非常に使い勝手がいい。新品当時は10万近かったみたいだ。1500倍まで診ることができる。まずは汚れを落とすところから始める。と言ってもそういうキットは岡山には売ってない。大阪に行くときを待たねばならん。

2013年4月2日火曜日

アイコの味良くなる

アイコの味が更に良くなってきた。今までは甘い、だけだったのだが、そこに酸味が加わり丁度トマトらしいおいしさが出てきた。しかし収量は少ない。

2013年4月1日月曜日

潮見表

潮見表と裂果にはかんけいがあると思ってたのだが、そうでもなさそうだ。
潮見表に裂果の%を書き込み、それをグラフにした。劣化の%は折れ線、潮は満月・新月の大潮が頂点に、下弦・上弦の小潮が0になるようにとか、余弦波を代用して探ってみたのだが、増加・減少両方とも全く傾向が合わない。
潮と裂果は関係ないか・・・。

2013年3月31日日曜日

土着菌採取

朝一で土着菌を培養するために葦が生えている川辺の土を採取した。そのアシで牛窓海水浴場に行って海草と海水を取った。早速培養を始める。ホントにこれで良いのか不安だが・・・。
・ 採取した土
・ 海草
・ 海水
・ クエン酸
・ 重曹
・ 魚ソリューブル
これらを2Lのペットボトルに入れて様子を見る。
それから、ハンマーナイフローターのメンテをする。エンジン物は得意ではないので、プラグ交換、ギアオイル交換、エアフィルター洗浄、をした。これだけでものすごく調子が良くなった。
ボチボチ夏作の土作りをするので、その前に九条葱を移植する場所の準備を始めた。
ジャガイモが発芽して一安心して。そいつにマルチをかけた。

2013年3月30日土曜日

コムハウジング

住み慣れた都会を離れて田舎に住むんだから都会には無いロケーションを手に入れたい。
海を見下ろすところに住みたい。牛窓は土地が安いから土地を手に入れるのは何とかなるが、建屋は都会でも田舎でも値段は同じだ。それならば誰に立ててもらおうか。そういうことを真剣に考え始めている。
山陽新聞社が出している”TATERU”という本から数社に資料請求した。資料請求する基準は過去に立てた物件がアート過ぎず、プラモ過ぎず、ナチュラルテイストがあるかどうかだった。8社ほどに資料請求し、初回資料に物件情報をはさんでくれたコムハウジングと言う会社、昨日見に行った土地の紹介してくれた。この会社のショールームを見に行く。
サンルームがすばらしく、本を読んだり、お茶をしたり、海に面してこれを作ることができたら再考だな、と思えた。

2013年3月29日金曜日

牛窓の一等地

コムハウジングという会社から紹介のあった牛窓の土地を見に行った。今までたどり着けなかった場所にあり、そこからは牛窓の海を見下ろすことが出きる。今回は地図がある。
その土地の南側、つまり海側に3Mほどの土手があり海は望めないのだが、その土手の上に新しく土地が造成されていて、そこからは海が一望できる。その下には耕作放棄地のような畑があり、ここに住みたいと思った。

2013年3月28日木曜日

アミ果

高松農業高校の2年生が見学に来た。先生ばかりが質問してアレでよかったのだろうか。
さておき。
色ムラの実は、アミ果、というものみたいだ。
通常は水不足によって一部の皮が薄くなり、柔らかくなるそうだ。
ウチのは硬くなっているのでもうちょっと調査が必要だ。

2013年3月27日水曜日

色ムラ

なんだか、色にムラのあるトマトが増えてきた。表面の30%くらいの色が薄い。そしてその部分は硬いし甘さが乗らない。色々起こるなぁ。

2013年3月26日火曜日

大潮

今日辺りが満月で大潮なんだが、どうしたらよいのだろう。
ハウスによってくれたある米農家が言うには、大潮の時には根が動くので、つまり伸びるのであまり肥料を当てないほうが良いそうだ。やるのはカルシウムだけにする人もいるらしい。カルテック農法と言うらしい。
また、根が伸びようとしているときなので、葉かき、芽かき、収穫など、木を傷つけるようなことは避けたほうがいいと言う。やっぱりお百姓に聞くのが一番。
さてどうするか。

2013年3月25日月曜日

ホントの露天風呂

露天風呂と言えば、建物の中で屋根のない空間にある風呂というのしか知らなかったが、湯原温泉には砂湯といわれるホントの露天風呂がある。これゆえ西の横綱と呼ばれているそうだ。
岩がごろごろしている川のほとりの砂地から温泉がわき出てきている。そこに岩で壁のような仕切りを作り川の水と混ざらないようにして、すぐ横に脱衣場がある。
いわゆる混浴露天風呂というやつだ。バスタオルを巻いて入る。
昼まで湯原ですごし、帰りは真庭市の勝山というところに寄った。ここも古い街並みが保存されていておしゃれだ。県北は文化度が高い。

2013年3月24日日曜日

湯原温泉へ

妻の誕生日なので湯原温泉に行く。
岡山の県北、真庭市にある。真庭、鏡野、津山、美作、あたりが昔の美作の国、作州と呼ばれた地域だそうだ。県南とは違う文化圏のはずだ。
早朝に家を出て、まず津山に向かう。津山は横溝ファンの我々には関心の高かった地域だ。八墓村の元話がここで起こった。津山は山奥にあるのだが瀬戸内市よりもよっぽど都会だった。ここではB1グランプリのホルモンうどんを昼食にいただいた。B級グルメは今までいくつか食べたがうまいもんじゃなかったのだが、これはいける。昔の街並みの保存されてたりして文化度は高い。
湯原温泉には夕方についた。館内の温泉は今まで入った中で一番柔らかく感じ、いいお湯だった。
温泉旅館といえば、部屋食、貸切露天風呂、浴衣で飲みに行く。小さな温泉町だったが満足できる。

2013年3月23日土曜日

細菌農薬と呼ぶ

去年の7月にこのハウスで仕事をはじめ、最初は言われるがまま化学農薬を使っていたが、多分10月以降はそういうものをほとんど使っていない。いわゆる、微生物農薬、天然物質農薬、だけを使っている。
特に関心が高いのが細菌たちで、今回はウチで培養した、光合成細菌と酵母菌・納豆菌・乳酸菌などの好気性微生物群を散布した。
こいつらに期待するのは、抗酸化作用、還元状態、マイナスイオン、など、頭の固い人たちが理解しようとしない事柄だ。わかる人にはわかるが、わからない人にはわからない。あしからず。

2013年3月22日金曜日

マルハナバチの寿命

マルハナバチの巣箱には、働き蜂、女王蜂といわれるメスだけでなく、働きもしないオスも入っているそうだ。見分けは簡単で、メスの腹は黒、オスの腹は黒黄のマダラ。このマダラが目立って箱から出てくるようになると巣箱の寿命だそうだ。それは短い時で30日、長くても60日。
秋が一番環境がよく寿命が延びる。
新しい箱を注文した。

2013年3月21日木曜日

月齢

収穫を少々早めても裂果の割合は変わらない。では何が裂果の原因なのか。
月齢について調べてみた。
小潮から大潮の期間は、充実期といわれ、肥料をよく吸い細胞分裂が盛んだそうだ。
大潮から小潮の期間は、伸長期といわれ、水をよく吸い細胞が大きく膨らむそうだ。
大潮は、満月と新月。小潮は、上弦、下弦の半月。
大潮小潮はもちろん漁業に。樹木の水の吸い上げの加減にも影響するとされていて、切った樹を腐らせない樹を切ってよい日、というカレンダーがある、つまり、林業に。第一次産業はこういうものと向き合っている。
つち表 http://homepage3.nifty.com/HOKUSOU/
昔の人の英知から学ぶことが多い。
マクロとミクロ、宇宙と素粒子、有機農業と慣行農業、こういうものを行ったり来たりして、ハイブリッドを目指している。

2013年3月20日水曜日

空気感

裏の農家がハウスに来てくれて、ハウスの空気感がよくなったと誉めてくれた。前は強烈な化学農薬のせいか、どんよりと重い空気だったそうだ。この感覚わかる人にはわかり、わからない人には一生かかってもわからない感覚で、説明のしようがない。
俺はね、虫を簡単に殺してしまう化学農薬は、植物にも負担があると思うのですよ。細菌を殺し、微生物を殺し、虫をころし、植物を生命の循環から断ち切って、それが良い環境であるはずがない。
ようやくハウスに蜘蛛が住み着くようになった。だから味が上がっているのだ。
わかる人にはわかる。

2013年3月19日火曜日

ネオニコチノイド

ネオニコチノイド系の農薬は、ハチ殺し、と言っても過言ではない。トマトの場合、コナジラミ、ハモグリバエ、に対しての特効薬と言われていて、古い農家は愛用している。
蜂の神経系を侵して巣に帰れなくしてしまう。人間の子供の脳神経発育障害に関係するという学者もいるくらいだ。もちろんハチ殺しを目的に作られた農薬ではないが、それだけ強烈な効果がある。マルハナバチへの残効は30日以上。50日以上という例もザラにある。蜂は植物を育てるうえで必要な環境の要素だし、自分への悪影響もあるなら、そんな危険を犯してまでこだわる必要はない。

2013年3月18日月曜日

異変

アイコ、フルティカの葉の先端が焼けでいる。日差しが強かったせいか水分が足りないのか。
それより、蜂がぱったりと出てこない。2月15日くらいに入れたのでひと月しかたっていないのにもう寿命か?バイトマークも減ったし、花粉も少ない。少し様子を見よう。

2013年3月17日日曜日

竹切り

夏作の、トマト、万願寺、ナス、キュウリには支柱が必要だ。丹波を出るとき500本のコレクションをあげてしまったので、ここで調達しないといけない。竹や木は冬の間に切っておくのが常識なのだが、ぼんやりしているうちに、春になってしまった。
昨日教えてもらった竹きり場には、しけた竹しかないので、自分で山を歩いていい場所を見つけた。個人の山でなく、市の管轄なので注意されることはないだろう。
その竹場には、いくらか広葉樹も生えていて、それらが落とす葉が30cm位の腐葉土になっている。
1時間ほどで、竹を切り出し、枝を祓い、寸法をそろえて、ロング30本、ショート20本、を手に入れた。

2013年3月16日土曜日

牡蠣づくし

昼前から牡蠣づくしを始める。誰かゲストがいるのもいいのだが、ホストをしてしまうとあまり食べることができないので、今日は誰も呼んでいない。そうでないとシーズンが終わってしまうからだ。
やはりうまいのは焼き。生は旨いだろうけどやめておく。焼きだと殻に残ってしまうが、蒸すときれいに食べることができる。ありそうなら、蒸して殻から外して冷凍しておくと良いらしい。
完食故、余らない。

2013年3月15日金曜日

牡蠣を買いに行く

午後一で確定申告を済ませ、意外に早く終わったので、明日予定している、牡蠣づくしの牡蠣を買いに行った。このあたりでは虫明が有名だと思っていたのだが、家から5分の尻海でも牡蠣を買うことができる。今日買ったのは、殻付き、100個くらいで2300円。たぶん安い。
蒸して少し食べた。

2013年3月14日木曜日

微生物を操ってみよう

光合成細菌の培養とは別の容器で、納豆菌(バチルス菌)、酵母菌、乳酸菌も培養している。こちらには、糖蜜を加え曝気して日光にさらす。
これらと、光合成細菌で、新しいことを始めようと思う。

2013年3月13日水曜日

光合成細菌培養

こないだKYさんからもらった堆肥を水にとかして、光合成細菌を培養している。培養のエサには、酢、かつおだし、重炭酸ナトリウム(重曹)、天然塩、などを使う。
はじめどす黒かった液体は、日光を浴びるほど赤く変色してきた。光合成細菌が増えてきたのだ。
これを、予防に使ってみたいと思っている。

2013年3月12日火曜日

暖房費

これで最後の給油になるだろう。
11月にはじめ、おそらくこの3月いっぱいまで、重油を焚いて加温し続ける。2000Lのタンクをいっぱいにしてもらうと、90円/L、として18万円。今回で5回目になるので、今年の冬季の暖房費は、90万円ということになる。

2013年3月11日月曜日

誘引のコツ

何でもやり続けていれば何かと発見があるもので、ミニトマトの誘引のコツをつかんだような気がする。
収穫を始めた房に葉がかかっては作業性がよくないので、それ以降の葉は欠いている。それをきちんと整理すればいいんだ。収穫は座ってするので、座った時の目の高さに収穫を始めた一番上の房が来るように誘引し、それ以降の葉は全部欠いてしまう。そうすると作業性が上がるし、だ誰がやっても同じ姿に誘引できることになる。
効率が一番。

2013年3月10日日曜日

今年の夏作

きゅうりの種を撒いた。撒いたというかポットの土に埋めた。
この夏は、トマト、ナス、万願寺、きゅうり、カボチャ、トウモロコシ、大豆、小豆、をしようと思っている。
今の畑を3月中に片付けて、4月上旬に土を作って、5月には定植を始めたい。

2013年3月9日土曜日

大家さん

大家さんは玉野市に住んでいてたまに牛窓に来る。今日はこないだ切った庭木の切り株を取りに来る。植木鉢を置く台にするそうだ。
時間通りに来て、切り株を積み込んで、お土産をもらって、ウチでゆっくりしていってもらった。

2013年3月8日金曜日

集落の名前を覚えよう

畑を借りるにも、集落の名前を知らなくては勧められても、答えをするのにリズムよく行かない。
集落の名前を覚えるには、地図を手に入れるのが一番だ。
本になっているのは高いが使い勝手がいい。どうにかして手に入れよう。

2013年3月7日木曜日

AKIO

今日は明央の誕生日だ。
明央という男は、俺の親友の一人だ。東の明央、西の大嶽。この二人が自他とも認める親友だ。
彼に会ったのは二人とも23才のころ。新卒で勤めた会社の同期だった。気の合うヤツというのは、わりとあってすぐに意気投合することが多い。音楽と外国への関心がほぼ同じ感じだった。明央は運動神経がいい。よく覚えてないが、テニスで何県だかの代表になっている。
明央は東京に住んでいたので、しょっちゅうというわけにはいかないが、出張を利用してよく会っていた。俺が千葉に住んでいたころに、ベースをはじめたので、よくスタジオに入った。カンのいい人なのでベースもすぐにそこそこ弾けるようになっていた。
俺の夢は、明央、大嶽、俺でセッションすることだ。

2013年3月6日水曜日

新規就農者への誤解

よく誤解されることがある。
新規就農者は地を這うことも厭わないと思われていることだ。
”地を這う”、とは抽象的なので、これらの表現に当てはまる具体的な例を挙げると。

・ 新規就農者は、ボロボロの茅葺屋根のあばら家でも、自分で手直しをして、田舎暮らしを楽しみたいと思っている。
・ 新規就農者は、・・・・

やっぱり書くのをやめよう。更なる誤解を生みそうだ。
ご親切にはほんとに感謝しています。

2013年3月5日火曜日

ボトキラー飛んでる

農薬屋の出きる営業マンがこないだのシャーレを持って来てくれた。結果は今までとは全く違って、全てのシャーレに均等に細かいコロニーができている完璧な結果だった。感謝の言葉も無い。これからもボトキラーを続けていこうと思う。

2013年3月4日月曜日

自己満足か地球か

商売なんてものは好き好きでやればいいのだが、自分に合わない場合は、”ばかだなぁ”、と思ってしまう。例えば、ある農家は、自分のトマトがうまくできてなくて足りないので、穴埋めにウチのトマトを買ってくれている。ミクロで見れば、”お客さんのため”、と、いいことなのだろうが、送料もかかっていることだし、マクロで見れば無駄も無駄、ただの道楽だ。

2013年3月3日日曜日

母入院

母が入院した。今までほとんど何も患わなかった人にいきなり入院されては心配する。実家の近くに住む妹の話では、父が一番(当り前だが)心配していて、がっくり来ているそうだ。病状は深刻ではなさそうだが、逆に父が心配なので、名古屋の帰りに京都で降りて、実家に行った。
二人で呑みにでも行こうかと思っていたのだが、妹たちも家族を連れて集まっていたので、それはお預けになった。代わりに、暖かい気持ちが集まったいい日だった。一番上の姪っ子がホントにホントに気配りのできるイイ子に成長していて感動した。

2013年3月2日土曜日

ハウス借りる=引越し

今の問題はハウスを新築せず、借りることができるかどうかだ。10aの建屋だけで、肩換気の安いものを建てたにしても800万はかかる。自動カーテンで100万、暖房機で100万、給液装置で100万、ゆうに1000万を越してしまう。
それを用意してやると言う人物がいるのだ。前に書いた宇宙人と僕が呼んでいる、商社時代の取引先で、僕を農業界に誘ってくれた人だ。
ハウスはその人の力ではなく、その人が入れ込んでいるKYというこれまた変わった農業者だ。2011年の7月に一度会ったことがある。KYさんは、産業廃棄物処理業者をする一方、質のいい土着菌を採取し機能性堆肥を作っている。そして圃場も多く持っている。その人の周りに空きハウスの話がたくさん入ってくると言う。なるほど、新築すれば10a3000万はするだろう物件が、15アール、月6万で借りることができるそうだ。喉から手が出るほど欲しいのだが・・・。
引っ越すのか。
この後何度引っ越すんだ。
人の身になって考えてくれ。

2013年3月1日金曜日

苗の扱いは難しい

トマトの台木は昨日発芽したのだが、揃っていないので蓋を閉めたまま一日置いた。すると、ほぼ100%発芽したのはいいのだけれど、先に発芽した苗を徒長させてしまった。
発芽は毎回うれしいけれど、難しい。
明日から2日間留守をするので、こいつらは白坂のハウスの中に移動することにする。

2013年2月28日木曜日

ダクト改造

農薬屋の営業マンが、ボトキラーがうまく飛んでいないことを気遣って、メーカーと自社の技術者を手配してくれた。
やってくれたことは、僕がダクトにあけた穴を全部塞いで、30mmのパイプをバーナーで熱して穴を開けなおし、ダクトの出口の口を狭めてそれぞれの穴からの噴出しを調節してくれた。それに3時間くらいかけてくれた。その後シャーレを置いて、ボトキラーを散布して、シャーレをもって帰っていった。

2013年2月27日水曜日

トマトの穂木播種

台木を播種して3日後の今日、穂木を播種する。
品種はメニーナ、XXXX、XXXX。隠すほどでもないがおおっぴらに言いたくもない。
夜間は22度、昼中は30度、位に保っている。防水処理した電気毛布を使うとうまいこと行く。

2013年2月26日火曜日

質と量

戦後の日本のように食べ物が少ないなら、質より量が求められたろうが、今は飽食の時代、量だけが求められることはない。
また、量の伴わない質というのは、自己満足の世界でそれはそれで結構なんだが、質の伴わない量というのは社会悪だと思う。
いつまでたっても割れないプラスチックのコップ、ソウルのない適当な音楽、量産の服、そういうものと同じだ。
そういうところをクリアしていくのが、クリエイティブな喜びなんだが。
21世紀型人類なら分かってくれるんだけどなぁ。生まれ年のことじゃなく。